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Love and Peace 2009年 その時々のオサムカラムコラム
Imagine all the people living life in peace John Lennon
               
(赤字はワンポイントイメージのためで、リンクではありません。 

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12月22日(火)
民主党お前もか
頭頂部も中身も懐も寒いし、寄る年波のせいなのか舌炎がずうっと続いているのでしばらく思考停止に陥っていたのだが、これが書かずにいられようか民主党マニフェスト違反
選挙マニフェストについては何度か書いた。要するに前回選挙のマニフェスト=政権公約を次の選挙で検証しそれを参考に投票しなければ何の意味もないと。ただし経済情勢や国際情勢などさまざまな要因で公約が100%実現できるとも思わないので、ある程度の達成率で納得しなければいけない面もあるということも。
今回の総選挙で大多数の民主党支持層が主張したのが自民党政治からの決別で、自民党政治の利権や官僚主義等々の弊害を挙げたのだが、2005年郵政選挙のマニフェスト違反を挙げた人も多いのではなかったか。
それらを踏まえて民主党支持運動員はひたすら政権交代、世の中変えようと鳩山代表の大写しの顔が印刷されたマニフェストを配布したのである。
その政権公約の目玉の一部が子ども手当であり、暫定税率廃止高速道路の無料化だ。その一角の暫定税率廃止の約束がいとも簡単に破られようとはなんということだ。せめて税率を半分にするとか、まだまだ潜在しているムダを徹底的に洗い出すとか何らかの方法があるはずだ。拉致も防げなかったのに何が防衛費だ、何百億もする最新鋭戦闘機や戦車は本当に必要なのか。宇宙に税金費やすより地球が第一という考えはないのか。
しかも暫定税率維持のいい訳で鳩山総理は環境が云々と言っていたがまるで訳の分からない屁理屈だ。
こんなことが続くと今回民主党を応援した人の大量離れが生じるのは必定だ。かといって自民党には戻らないので結局どこが政権をとっても嘘ばっかしということでますます政治不信に陥り日本の政治状況は安定せず、それに伴って経済も奈落の底に落ちるのである。
自民党支持層と違って民主党支持層は民主党の政策をよく理解し、その上で自己主張する人が多い。マニフェスト破りは民主党にとっても日本にとっても致命傷になりかねない。
11月25日(水)
死後国民栄誉賞
自民党政権下ではしばしば政権の人気浮揚策として芸能人やスポーツ選手を対象に国民栄誉賞を授与した。時として対象者が死亡後に授賞がなされたが、死亡後に授与しても何の意味もないと思ったものだ。栄誉賞を受賞するくらいであるから当人は既に相当の知名度と名誉も兼ね備えた人物である、何をいまさらという感じだった。
それが政権が代わっても自民党政権と同じことをするらしいのにはあきれる。先頃死去した森繁久彌氏に国民栄誉賞というのである。
生存者を対象にすると何かとやっかみなどがあって難しいのかもしれないが、それでも過去何人もの人が活躍中に授与されているのに、最近は死去後に授与というのが多いような気がする。実績を挙げ名を遂げた人で国民栄誉賞を貰いたい人は死去しなければいけないということになってしまいそうだ。
王選手は既に授与されているが長島茂雄氏はまだだ。ということはこのままでは生存中は無理かもということになる。
森繁氏は既に褒章や文化功労者、さらには文化勲章まで受章している。「いまさら国民栄誉賞などいらないよ」と黄泉の国で女性の尻でも触りながら言っているかも知れない。
大体国民栄誉賞なんてものは必要なのか。少なくとも死後授与は事業仕分けの対象にならないのか。
11月4日(水)
キノコ狩り、獅子舞
11月3日、入間航空祭の喧騒をよそに、今年最後のキノコ狩りに4人で行った。今年のキノコは不作で、キノコがなくても紅葉でも見られればいいやとあまり期待しないで行ったのだが、案の定収穫は少なかった。
それでもムキタケ、ナメコを収穫、それなりに楽しめたのだが、この秋一番の寒さには参った。奥多摩湖の気温が1度、丹波の気温は0度だった。彼方の山の頂は雪化粧、吹く風は超冷たかった。
そして驚いたことにムキタケもナメコも凍っていた。いわば冷凍キノコである。陽が射せば融けて生き返るのだろうが、長年キノコ採りをやっていて天然冷凍キノコを収穫したのは初めてだ。
帰宅後の天然冷凍キノコの鍋料理はかつて経験なかったほど美味だった。

11月1日は奥多摩町ふれあいまつりで原の獅子舞を午前と午後の2回演じた。午前中は神事「白刃」、午後は道化が闖入する余興の「雌獅子隠し」であった。小生は「ダシ、ハヤシ」と呼ばれる侍の格好をして獅子と対峙する役目である。道化も仰せつかって熱演したのだ。
相変わらずの役者不足で、笛は一人欠場で2人、他の演者もギリギリで一人欠けても成り立たないという瀬戸際だったが何とか無事終了した。
午前と午後の演舞の間の時間がかなり空いていたので、会場の上方の森の中にあるセラピーロードを歩きに行った。道そのものは杉檜植林樹の中を歩くだけで金を掛けて整備してある割にはたいした道ではなかった。
工事中の行き止まりまで行って帰って来たら途中ですれ違った5、6人のグループの中の一人の美人から「島崎さんですか」と声を掛けられた。今まで見知らぬ女性から声を掛けられたことなどほとんどなく、しかも名前を言われたので驚いた。その女性は小生のHPをたまに見ているという事で、当日原の獅子舞があるということもご存知で、小生も出演しているに違いないと思っていたらしい。小生が獅子舞の格好のまま歩いていたのですぐ分かったらしい。それに小生が比類のない美男子だから目立つもんね、違うか?
いずれにしても見てくださる人がいるというのはうれしいことであります。これで獅子舞もメンバーが増えていけばいいんですけどね。

上2項目は近日HPにアップします。
11月2日(月)
タバコ
小生はタバコを吸ったことがないし、これからも吸うつもりはないのでタバコの値段はグイグイ上げてもらって結構なのだ。
今まで相当喫煙者から迷惑を蒙ってきたので、値上げで喫煙者が減れば結構なことだ。
喫煙はお金持ちの贅沢な趣味、嗜好という位置づけが出来ればそれでいいのではないのかな。
タバコで生計を立てている人など一部に影響があるだろうが、あちら立てればこちらが立たず、誠に人の世は住みづらいものですが、時代は変るのです、何とかクリアーして生きましょう。
親しいタバコ吸いの人には、小生の前でタバコを吸ってもいいけど煙を全部吸い込んでくれないかなぁ、せっかくの煙がもったいないよなどとよく言ったもので、これはタバコの煙が嫌いだから言ったのだが、これからはまさにその通りになるぞ。一本のタバコも指が火傷してもいいから超短くなるまで吸うってことになるのだ。
これからの日本は国家戦略会議より贅沢品認定会議を発足させて、日常生活にそれほど必要ない贅沢品を見つけ高額税金を課すことが大事になる世の中になるかもしれない。
毛はえ薬?これはむしろもっと安くすべきじゃないでしょうかねぇ。でも本当に毛が生える薬ってあるのかなあ。
今までいろいろ試したけど生えてきたためしがないよ。
10月26日(月)
キジバトA
一昨日の夕方から降り出した雨は昨日いったんやんだが、今朝はまた雨だ。雨の中ハトさんはどうしているのかな、じっと濡れるのに耐えて雛を孵すまで頑張っているのかなと思って、昨日の朝そっと様子を窺って見たら、なな、なんとハトがいない。いくら抱卵中でも「腹が減っては身が保たぬ、なーんか食べてこようっと」と言って暫し巣を離れたのか、その間卵は平気なのか、あるいはそぼ降る雨に耐え切れず抱卵を放棄したのか根性のない鳩め、いやそのうち帰って来るのかなどと思ってさらに様子を窺っていたが、どうも帰って来た様子がない。
巣に近づいて下から覗いたがやはり卵も雛もなさそうだ。観察した期間は平均孵化日数(15〜16日らしい)より断然少ないし、孵化しても巣立ちまでは雛は巣にいるはずだから、あるいは卵を産まなかったのかなと。まさかこの時期、蛇でも来て卵を取られてしまった可能性もあるのか。
いずれにしても今回は巣を放棄したらしいキジバト、巣はそのままにして置くからまた来ておくれ。
小生がご幼少のみぎり、貧乏な割には親父は金のかかる遊びをやっていて(だから子どもに金が回って来なかったんだな)、狩猟何ぞでよくヤマバト(キジバト)も獲ったもんだ。飛んでいる鳩は散弾銃の弾に当たるとストンという感じで斜め一直線に地面に落下したのを覚えている。
家に持ち帰ると久しぶりの貴重なたんぱく源とばかりに、中学生の小生も羽毛をむしり、内臓を取り出し砂肝など食べられるものを選別する。手羽先やモモ肉も美味しいが鳩はなんと言っても鳩胸と言うとおり胸に肉が付いていてここが一番うまかったのを思い出す。もう何十年も鳩の肉を食べてないなぁ。
今度のキジバトの孵化をそんな意味で期待していたわけではもちろん、ない、からね。今はたんぱく質の取りすぎだもんね。
10月23日(金)
キジバト@

キノコの出る時期は降雨量や気温などによって毎年早くなったり遅くなったりしているが、過去の手帳を見ると平均するとほぼ同じような時期に出る。ずれてもせいぜい2週間くらいである。
ところが今年のキノコはおかしい。山にはほとんど、特に地面に出るキノコがなく、毒キノコも見かけなかった。ここへきてやっとクリタケやムキタケが出てきている、これはほぼ例年通りだが。
栽培キノコは異常に早く出た。ヒラタケはいつも11月に幼菌が芽を出すが、今年はもう収穫が終わってしまった。しかも、いつもはナメクジにかじられるのが今年は笄蛭(コウガイヒル)が増えてナメクジを退治してくれているのか、ほとんどかじられず、きれいなヒラタケ、シイタケが収穫できた。
柿の実も色づくのが早いような気がするが、気温は平年とそれほど変っていないように思える。
これは天変地異の前触れかと恐れおののいていたところへ、またまた異常ではないかと思える現象に出合った。と言っても大騒ぎするほどのことでもないが、キジバトがやたらとそこらへんの小枝をせっせと庭の槙の木に運んでいた。巣(キジバトの巣は誠に大雑把な作りで、小枝をただ重ねただけで下からも上が透けて見えるくらいだ)を作っているに違いないと思っていたら、数日前からその巣にこもりじっとしているようになった。抱卵し始めたのである(と思う)。
なぜこれを不思議と思ったかと言うと、野鳥の繁殖期はバードウイークの頃だから5月頃だと思っていたのに、10月に抱卵は異常ではないかと。
ところがネットでキジバトを調べてみるとこれがまたなんともいい加減と言うか大雑把と言うか自由奔放な鳥で、繁殖の季節は決まっていないらしいことが分かった。2月だろうが5月だろうが11月だろうが抱卵するのだ。つまり繁殖期は通年ということだ。じゃあ人間と同じじゃん!
なーんだそうなのか、一安心でした。キジバトは政治家向きなのか鈍感力抜群で、人間がかなり近くまで近づいても逃げない。抱卵中は特にそうだろうと思われるが、小生はそれでもあまり近づかず、じっと小鳩の誕生を待ちわびているのである。
なお、小生が幼い頃は近くの雑木林でモズやオナガ、ヤマバト(キジバト)の巣を木によじ登って観察(と言うより卵を失敬した)したところによると、キジバトの卵は必ず2個だった。卵を失敬しないまでも巣をいじると分かるらしく、人間がいじった巣は卵があっても放棄した。そんなところは敏感なキジバトなのである。
わが庭のキジバトも2羽誕生するだろうか。
10月21日(水)
シャッター音
小生などは超凡人なのでいつでもどこでもカメラを向けられると待ってましたとばかりハイチーズなどと気持ち悪い笑顔を無理に作って喜んでしまうのが常だが、世の中の偉い人やプロゴルファーなどはそうではないらしい。
昨日の日本郵政の西川社長の記者会見ではカメラのシャッター音がよほど気に触ったとみえて、いい歳こいた爺様が切れた。シャッターの音が気になって優勝賞金4000万円が遠のいたというなら怒る気持ちもわかるが、自分で記者会見を設定しておいてうるさいはないとも思う。よほど無念な胸の内なのだろうとご推察申し上げる次第なのであります。
かつてオバマ大統領と同じで世紀の大誤報かと思われたノーベル平和賞を受賞した佐藤栄作総理が退任の会見で突然怒り出して新聞記者を締め出し、テレビカメラのみの前で淡々としゃべっていたのを思い出す。これを知っている人はまあ結構な歳ですよ、どうでもいいけど。
昨日の西川社長の記者会見はもちろんテレビのニュースで一部分見たのだが、日々98歳のわが母と接していて老人の性癖に詳しい妻は、「もしかしてこの人老人性の痴呆かもしれない」と言っていた。老人性の痴呆は様々な症状が出るが、怒りやすくなったりもするらしい。もしそうならそういう人に大切な国民の財産を預けてしまうのは危険なので辞任してもらうのは当然だが、いや老人性の痴呆などとんでもない、そうではなくて単に血気盛んで若い証拠だということも言えるかも知れない。どっちだ?
10月19日(月)
ゴルフ・ジャパンオープン
昨日は朝5時に仲間4人で自宅を出発、この時期の休日はいつもキノコ採りだ。今年は全国的に近来稀に見るキノコの不作らしく、山で会う人も例外なく「今年はダメだ、全然取れない。特に地面から出るキノコは壊滅だし、舞茸もあまり採れない」と言う。
それでも多少の収穫はあり、クリタケ、ムキタケなど採取してきた。出発が早朝なので帰宅も早く、午後3時前には家に帰り着いた。夜は他の会合もあるので、それまでの時間をテレビの番人をして過ごすことにしたのであった。そうです、地元入間市の武蔵カントリーで行われたプロゴルフ・ジャパンオープンの観戦です。
試合は石川遼君を含めて3人のプレーオフで手に汗握る展開、小生もかつては周囲から非常な期待をされながらいつまでたっても90くらいでしか回れなかったのでゴルフをやめて10年くらいになるが、レベルはほんのちょっと違うが(こういうのをまじめに読む人が意外と多いので表現には気をつけなくてはいけないが、やっぱり書いてしまった、まあいいや)やっていた頃を思い出し、久しぶりにゴルフの面白さを見ているだけでも堪能できたのであった。
さてそのプロゴルフ、当然のことながら観客、ギャラリーがいる。特に有名な石川遼君などの組にはおびただしい数のギャラリーが観戦し応援しついて回る。各選手がショットやパットの体勢に入る前には係りの人が「静かに」みたいな札を掲げて観客の静寂をお願いするのだが、多くのギャラリーの中には撮影したり、クシャミをしたり、オナラをしたり(小生の友人でやたらとオナラをする人がいる。彼によると糖尿の薬を飲んでいるのでその副作用で出るんだからしょうがないと言って時所構わずブイブイやっているが、それってホントなのかなあ。その人の奥さんの話によると、薬を飲んでない時でもブリブリやっているらしいぞ)、静寂を守らない人が少なからずいる。遼君もカメラのシャッター音にイラつく場面もあったが、野球になじんでいる小生はいつもそれはおかしいと思っているのだ。
観客にもマナー、ルールが必要というのはもちろんだが、悪質でない携帯のシャッター音ぐらいでたかが18歳の子どもがイラつき不快感を示すのはお金を払って見に来ているお客さんに対して不遜だ。
野球では投手が投球に入る前だろうが後だろうが、バッターが打席に入って撃つ構えをする前だろうが後だろうがだれも「お静かに」なんてことは言わない。それどころかかなり厳しい野次が飛んだりもするし、チャンスに応援するチームの打者が打席に入ろうものなら余計トランペットを鳴らしたり太鼓を打ったりドンちゃん騒ぎだ。かなり緊迫した場面でもお構いなしだ。観客からお金を貰っているプロのスポーツ試合だったら野次られようが撮影しようがクシャミをしようが咳をしようがおならをしようがそんなことでめげてはいけない。むしろ普段以上の力を出さなくてはいけない。要は集中心だ。
プロでなく高校野球などでも打者があと一球で三振の時など守り側の応援席からは「ウオーー」という声を全員で張り上げて打者にプレッシャーをかける。打者もそれに負けずに集中心を発揮して打つ。それがスポーツの醍醐味だ。
自然の中でやるゴルフ、突然カラスも鳴くだろうし、道路の側のコースでは車のクラクションも鳴ることもあるだろう、時には雷・・・の時はやらないか、とにかくいろいろな音はするのだよ。
テニスなどでも「お静かに」札が出るようだが、あまりにひどい場合を除いて、お金を貰っている観客に静けさを強要するべきではない。ゴルフで静かさが必要なら観客を入れないでカラスも追っ払って上空に飛行機も飛ばさせないでやればいいのだ。いつかサッカーの試合で無観客試合というのがあったっけ。
優勝賞金4000万円ともなるとギャラリーに静寂を要求したくもなるだろうが、真のアスリートはやっぱりあらゆる条件下で強くならなければいけないのだ。
クラシックなどの音楽コンサートで静寂を要求されるのはプロの「音」を聴くのが目的で来ているからで、それこそ「静寂を破るけたたましいベルの音」が聞こえてはいけないのは言うまでもないことだ。
10月10日(土)
ノーベル平和期待賞
マスコミ各社世紀の大誤報かと思ったらどうやら本当だったのがオバマ大統領のノーベル平和賞受賞だ。
どうも平和賞というのはあの石原都知事も言っていたように政治的思惑があるらしく、時として疑問を投げかける受賞が少なからずある。
昨年の日本人受賞者の化学賞下村脩氏、物理学賞の南部陽一郎氏の授賞対象は40年以上前の研究実績が正当に評価されてのものだった。然るに今度のオバマ受賞は一方でアフガニスタンで兵員増派をもくろみ、民間人を殺傷しておきながら世界から核をなくしましょうと呼びかけながらいまだに1発の核兵器も廃棄していないなかでなされた。
何の実績もない人の何を評価したのか。業績でなく今後に期待しての理念を評価するより、世界には現実に世界平和のために尽力している人が多く存在しているのだからその人たちこそ受賞すべきであると思うのだがいかがか。
オバマ受賞は、運転免許を持ってはいるが車を一度も運転したことがない人が、交通違反、事故皆無なので安全運転功労賞を貰うようなものだ。
今後はノーベル平和期待賞と名を改めるべきだ。
10月9日(金)
ジョギング
ジョギングすると血圧が下がるのは本当だった。
脳ドックを受けた折、医者から、他は異常ないが多少血圧が高めなので下げたほうがいいと言われ、6月中頃からジョギングを始めたのであった。近所に広い公園があるのでスロージョギングで30分ほど平均して週に3〜4回ほど仕事を終えてから夜間に行っている。
実は毎年3月にこの公園でクロスカントリー大会があるので密かにそれに出場しようと思って始めたのだが、実際やってみるとなかなか大変で、毎日走る距離の2倍以上は走らなければいけないクロスカントリー大会どころではないというところだが、それはともかく血圧が下がればいいので続けているのだ。キノコ狩りのトレーニングにもなるし。
歩くのもいいらしいが、ただ歩くだけではつまらないし飽きてしまうので、一応まだクロカン目指してスロージョギングなのである。
昨日は台風の影響でまだ風が強く、コースには枝や木の葉が落ちていて走りづらかったせいもあり、歩いたりジョギングしている人はほとんどいなかった。でも小生はやったのだ。
今朝の血圧は130−79であった。ジョギングを始める前は140−95前後なんてことが普通だった。
ジョギングで健康になれるなら安上がりでいいが果たしてどうなるか。
10月3日(土)
2016年オリンピック
政治は結果責任だ。
都民も国民もそれほど望んでいないオリンピックを東京へ招致するんだと石原都知事はシャカリキになっていたが、結果は予想通りあえなく落選。招致活動費用だけで血税を150億円も使ったという。ひゃ、ひゃくごじゅうおくえん!それだけあれば他に何が出来るんだろう。ラーメン何杯分だ?せこいか。どこが儲けたんだ?
落選して責任を取って辞任するのかと思いきや、さっとまた元の強気に戻って辞任することは絶対にありませんと威張っていた。150億円の責任はどうする?自費で弁償するのか?
鳩山首相には「2016年に東京でオリンピックを開催する意味が分かりません。招致や開催に必要とする金額を他の事に使ったほうが良いと思うので私はコペンハーゲンのIOC総会へ政府専用機を使って行く気はありません」と言って行かないで欲しかったなあ。
まあ、あれほど対立していた都知事と首相だから、何らかの裏事情で手を結んだということだろうが、落選予想の中、超多忙の時間を割いて総理が敢えて行った裏事情って何だ。
現地の残念会に出席した石原都知事は挨拶で「・・・無念」と言っていたがどこかの民放テレビの字幕は「・・・残念」となっていた。
石原都知事といえば日本を代表する文学者で、一応言葉の専門家である。その知事が「無念」と言ったのに、なぜ「残念」となるのだろうか。無念でも残念でも同じかもしれないが、知事は「無念」といったのだから素直に「無念」と字幕にすればいいのに「残念」とした意味は何だろう。
最近テレビには勝手に発言を改竄する例が多い。怒れ石原都知事。そんな事どうでもいいか。
9月18日(金)
八ッ場ダム
鳩山政権がさっそく始動し、各閣僚はマニフェストに基づいた具体的な指示を出したり方針を表明したりしてすばやい反応を見せ、今までの政権との違いを際立たせている。この国は確実に変っていく予感でワクワクする。
首相も前原国交相も八ッ場ダム建設中止を明言した。
これに対して関係各都県の知事は一斉に反対を表明し、中止の場合都や県が出したいままでの建設費用を補償してもらうと息巻いているが、これはちょっと違うぞ。知事たちの言い分を聞いているとまるで自分が出したように言っているがそうではなく、税金すなわち各都県民が出したのである。「都県民に意見を聞いてから」ぐらいのことは言ってもらいたいものだ。
知事も選挙によって国民に選ばれたのは確かだが、自分の選挙において八ッ場ダムについては選挙公約にどう書かれていたのか知りたいものだ。もし総選挙の結果と違う主張であっても直近のしかも国政の公約が尊重されるべきであるのは言うまでもない。今回の総選挙は民主党のマニフェストにははっきりと八ッ場ダム建設は中止と明記されているのだ。
というのは、前回の総選挙において郵政民営化を始めとする小泉政権の政策には反対という民意は今回の総選挙における民主党マニフェストに反対という数より圧倒的に多数であったにも拘らず総選挙の結果自民党は勝利し民営化は計られ今日の結果になっている通りである。わが入間市でも15万市では全国でも稀有な集配業務のない郵便局になってしまい、不便を感じているこの頃なのだ。
民主党に投票はしたがすべての政策に賛成したわけではないという民意は当然尊重されるべきではあるが、それについては常々主張している通り重要な個別の政策については国民投票なりによって民意を聞くというのがベターだとは思うので、民主党はその政策も一歩進めてほしい。
かつてわが父母が東京都の水がめとしての小河内ダム建設に伴い約6000名の村民の一部として小河内村から追い出され青梅市、そして現在の入間市へと移り住んで幾星霜、入間では1947年には超可愛い小生を授かるも父は今はなく、小生がほぼ毎週なんだかだと小河内に通っている昨今だ。
その小河内ダムの小河内の現状は悲惨であります。当初の絶対反対にも拘らず建設されたダムは東海林太郎「湖底の故郷」に歌われて悲哀を感じさせるが、肝心のダムは水道用として建設されたにも拘らず現在の東京都の水源は利根川水系から取水しており、小河内ダムの水は渇水時の臨時用とは、多摩川の水質悪化(多摩川は死んだ。鮎の惨状を見てほしい。)を犠牲にしているのに情けない。
鶴の湯という名湯は湖の底に沈んだのでパイプで汲み上げタンクローリーで各民宿等に配っている。当然温泉街というものはない。今ダムがなく名湯が蘇るのを夢見ている人は多い。
仕事がないから若者は外へ出て行ってしまう。若者がいないから子どもがいない。子どもが少ないから地元の小河内小・中学校は閉校になってしまい、数少ない生徒は路線バスで下流域の氷川まで通っている。
470年にならんとする歴史のあるわが原の獅子舞も地元に人がいないから仕方なく入間市や青梅市、小平市、その他あちこちから関係者をかき集めて何とか存続している。
新潟県柏崎の綾子舞、静岡県徳山のヒーヤイ踊りと並ぶ国の重要無形文化財の鹿島踊りなどは「小河内の鹿島踊り」と名乗っていはいるが地元に人がいないので現在は完全に羽村市に拠点を置いている始末だ。これがオリンピック招致に湯水のごとく税金を投入する文化人の知事をいただく東京都の文化の姿だ。
ダムのある小河内に比べて同じ奥多摩でもダムのない秋川、桧原方面は近年温泉施設やいろいろな施設が設けられ、観光客も多く活気があるようだ。
八ッ場ダムは小河内に状況が良く似ている。もし建設がなされたら八ッ場は50年後には今の小河内と同じ惨状になるであろう。ダム建設50年後の八ッ場を見たかったら小河内に行ってらっしゃい。
老朽化による何十年後かのダム撤去費用も考えると、ほとんどのダムはムダだ。
9月16日(水)
高速道路無料化その2
いよいよ民主党鳩山政権が発足した。新政権には政権公約を誠実に実行してもらいたい。が、だからと言ってやってみたら国民にとって有用でないと判明したものまで無理やり実行してもらっても困る。
マニフェストによる大まかな公約は分かってはいても細部の内容はよく分からないものがある。今後の調整が必要になってくると思われるのが高速道路の無料化だ。政策立案の専門家は理解しているのであろうが、我々庶民には分からないことがたくさんある。
料金所を撤廃ということだが、それでは誰でもフリーパスで入れるのだろうか。それだと困るぞ。「おい、牛っこや馬っこたち、おめえたち農道ばかり走ってて飽きねえか、高速道路が無料ってんだからちょいと行ってみるべえか、おらぁトラクターで後追いかけて行くからよ」なんてことにはならないとは思うけど、なかには竹馬で歩いてみようとか、三輪車や自転車もいいのかなとか、一輪車で暴走するやつもいて、もうしめしがつかない。「おい、あの一輪車に抜かれるな、舐められてたまるかってんだ」って本家本元の暴走族が怒鳴り散らしたりして。まあね、自動車専用道路だからそんなことにはならないと思うけど、画期的な無料化も含めてとにかく国民の生活が第一だ。頼みますよ民主党政権。
9月5日(土)
高速道路無料化
民主党の政権公約の一つである高速道路の無料化に対して、民放が行ったアンケートによると反対という考えの人が60%を超えているという。これがどうも分からない。料金引き上げに反対というなら分かるが無料化に反対する人というのはどういう人なんだろうか。よっぽどお金を持っている人なんだろう。しかもそのお金持ちが日本には60%以上もいるというのか。その割には土日1000円乗り放題やアクアライン800円になったら集中して大渋滞というのはどういうことなんだ。あるいはフェリーや鉄道関係の人に対してのみアンケートを実施したのか。
ではガソリン代が高騰したときは当たり前と思ったのか。そうではないぞ、ほとんどの人が困ったはずだし、一時でも暫定税率が廃止されたときは快哉を叫んだはずだ。
日本国民は自民党時代のマスゴミに洗脳されているのか、かつてはダイオキシンといえば泣く子も黙り、今は財源といえば地頭も沈黙だ。ウソでも何でもエコロジーを持ち出せば全て通ってしまう世の中だ。24時間テレビなんてのはエコにもっとも反する行為と思うのだが、逆にエコをうたい文句にしているくらいだ。
他国にもあるかどうか知らないが、日本には奇妙な税金がたくさんある。入湯税、収入印紙税もそうだ、自動車重量税、取得税、政府は何でも理由をつけて国民から搾り取ろうとしている。それらも廃止したら反対なんだろうか。
無料化反対の人は財源からの将来への不安や高速道路を利用しない人への不公平感から言っているのかも知れないが、財源はあると言っているのだから信用するしかないし、税というのはもちろんそれがすべて政策として自分に戻ってくるわけではない。災害のない安全な場所に暮らしている人たちの税金が地震や洪水で被災した人たちの災害救助や復興に使われるのを誰も文句は言わないだろう。
戦車や戦闘機が北の拉致には何の役にも立たなかったにもかかわらず防衛予算として使われているのに反対しても今のところ無視されるだけだ。これはこれでいろいろ問題があるけれど。
子どものいない人の税金が教育費に使われるのも当たり前だし、健康な人の税金・保険が病人の医療に使われるのは当然だ。
道路は無料が当たり前だ。物流費が安くなれば高速を普段利用しない人にも恩恵は大いにあるではないか。ただし、お金のある人は有料を宣言して払ってくれれば、何も払いたい人にも無料にすることはない。それはそれで収入があって新政府も助かると思う。
9月2日(水)
怪文書
勝負事には必ず勝ち負けがあり、それぞれ勝因、敗因というものも存在する。今度の総選挙における自民党の敗因はあれこれ出ている通りだが、それに加えて民主党に対する余りにもえげつないネガティーブキャンペーンも挙げられるのではないか。
埼玉県第9区民主党五十嵐文彦選挙事務所にいたら、見知らぬ人がなにやらパンフレットを持って来て、「こんなものを駅で配っていたので貰ってきたのですが、これはどこで出した怪文書でしょう。こんなものをまさか自民党が出すわけはないけれど、もし出したのだったら自民党に入れる人はいなくなるのではないでしょうか」と言う。
初めて見るパンフレットだったがその内容が余りにも酷い、まさに俗に言う怪文書の類だ。ただし怪文書は粗雑なものというイメージがあるのだが、立派なカラー印刷で相当金がかかっているようだ。まさかこんな酷い文言のパンフを落ちぶれる寸前とはいえ天下の政権党が出すわけはない、と思って不思議がったのだが、裏面には自民党のロゴマークと文字が印刷されているので、怪文書としたらいったいどこの団体が出したのだ、何の意味も効果ないじゃないか、などと話題になったものだ。事務員がここは直接自民党本部に聞いた方が手っ取り早いと電話したら、何のことはない、あっさり自民党本部で出しましたと答えたという。
怪文書と見まがえる酷いネガティーブな内容に、自民党は今までも今後も政策に行き詰まり、とうとう政権党の矜持も喪失してしまったのかと哀れや情けなさを感じてしまい、これでは民主党は圧勝だろうと確信したのでありました。
8月31日(月)
開票速報
いやーあせったあせった。開票速報というけれど、テレビ朝日などではとっくに出ているというのにNHKでは埼玉9区民主党五十嵐文彦の当確がなかなか出ないので、開けて見るまでは分からない選挙、まさかとは思ったけれど、結局埼玉で一番最後に出た。その分当選の確定も早かったが、開票してからの選管発表が意図的だか単に手間取ったのか、かなり遅かったらしい。選挙事務所に詰め掛けた支持者は今出るか今出るかとテレビの前で長らく待たされた分、当確の文字が出た時にはものすごい怒涛のような歓声で、自然発生的に万歳が沸き起こったのであった。
心配は杞憂に終わり、結局ほぼ予想通りの票で相手候補の自民党丸川珠代夫人じゃなかった、夫を比例での復活も許さず、4万1000票差で完勝したのであった。入間市でも完勝したし、万々歳だ。
今後は民主党のマニフェストを誠実に実行し、国民のための政治を是非してもらいたい。もちろんやってくれると信じている。
今日から日本は変る。
8月27日(木)
イントロ
そういえば日本の曲でイントロの長いものは、小生のような青年にとっては遥か彼方ではあるが藤山一郎の「丘を越えて」がある。どんな曲だっけ?何、よく知ってるくせにだって、バレたか。
それより今度の総選挙のイントロは長かったなあ。選挙戦もやっと終盤だ。政権交代の機運が益々高まっているが、果たしてどうなるか。
8月26日(水)
トニー・ザイラー
黒い稲妻トニー・ザイラーが亡くなった。伝説的スキーヤーなのでもっと高齢かと思っていたらまだ73歳だという。トニーザイラーといえば映画「白銀は招くよ」で、主題歌も大ヒットした。その主題歌、イントロがすごく長くて、このまま詞が始まらないで終わってしまうのかと思った頃にやっと唱が始まるなんとももったいぶってはいるが名曲だ。
今日のラジオで聞けるかな。
8月25日(火)
緊急地震速報
いよいよ選挙戦も終盤、情勢はどうかなとテレビを見ていたら、6時半頃突然画面に緊急地震速報の文字が表示され、アナウンサーが緊張した面持ちで震源等を伝えていた。これは大変だ、10秒以内くらいに来るのかな、どうしよう、まだ就寝している98歳のお袋をおぶって逃げなきゃいけないかな、それとも先の短いお袋より、近い将来小生がヨイヨイになったとき面倒見てもらわなければいけない女房の手を引いて逃げるかな、ええいいっそのこと両方抱きかかえて避難するか、いやそれはさすがに無理なのでなんと言ってもオレが助からなければ世界の損失だ、オレだけ逃げようかな、などと頭によぎり、さらに、「そんなこと考えてるといきなり地震が襲ってきて結局助かったのは30センチくらいの瓦礫の隙間にいたお袋だけだったりするぞ」なんて余裕かましている暇があった。速報が出てから大体の秒数を数えていたが、3分たってもうんともすんとも言わない。何じゃこりゃ、一応訓練になったけれど、こんなことが緊急地震速報は続くと狼少年になってしまって信用されなくなってしまうのだ。それとも本当に予告なしの訓練だったのかな。
最近はかなり正確になったけれど、一昔前の高速道路の渋滞情報と同じで、どこが渋滞だったんだ?なんて事がよくあって、あの情報ははなから信用しなくなった。時々正確なこともあって余計信用しなくなったりしたのと同じにならないようにしてもらいたいものだ。
8月21日(金)
インターハイ
マスゴミ、特に民放テレビは横並び同時刻に相変わらずのりピーに関する不確実な情報を垂れ流しているが、バカバカしい、何とかならないものか。
のりピーや世界陸上や高校野球やプロ野球や大リーグや総選挙の話題で紙面や画面は一杯で、取り上げる余裕がないのだろうが、おっとどっこい今インターハイ(高校総体)も陸上は終わっているが現在は水泳でまだまだ熱戦を展開しているのを忘れてもらっては困るのだ。
テレビでのインターハイの報道は皆無で、新聞も東京新聞ではスポーツ欄の一番下にごくごく小さく載っているだけだ。
のりピー報道の10分の1でも取り上げれば甲子園の野球以外にも頑張っている高校生の励みになるのに。
8月19日(水)
期日前投票
四年間、いやそれ以上自民党政権に騙され愚弄されてきた国民の怒りが政権交代へと駆り立てるのか、不在者投票に行ったら午前8時30分の投票開始時間すぐにも拘らず、かなりな人が来ていて驚いた。
今回の総選挙への大いなる関心が伺えるのであった。
小選挙区、比例の順で投票していくのだが、なぜか最高裁判事の国民審査の投票場所がなく、用紙も渡されないので、投票立会人に国民審査は?と聞いたら、係りの人が、最高裁判事の国民審査は1週間なので23日からです、23日以降にまた来てくださいだとさ。そんなばかな、結果の分かる形骸化した形式的国民審査にだけまた出向く暇人が一体何人いるのか。
投票立会人を務めていた知人も「知らなかった、いい勉強になった」と言っていた。
いろいろな無駄があるものだ。
8月17日(月)
自称
のりピーこと酒井法子氏の夫高相何某の肩書きが「自称」付きのプロサーファーとかで、自称なら誰でも何でもつけられるぞ。小生の友人にも毎週サーフィンに行っている年を考えない無謀なおやじがいて、まさかまだプロを名乗ってはいないだろうが、そいつが誰かに波の乗り方なんぞをちょっとでも教えようものならもう自称プロサーファーだ。森田千葉県知事だって自称剣道何段とか言ってたし、小生なんぞは自称一級自然薯掘り師などというだれが聞いてもわけがわからない師を肩書きにつけていたりする。
今ならほとんどの野球ファンは自称高校野球評論家だし、ボルトが100メートル9秒58なんぞで走るものだから、世界中の人が自称陸上評論家になってしまう。
その自称プロサーファー高相何某の別荘というのがたびたびテレビに映るものだから、笑っちゃうんだよね。小生の頭の中にある別荘の形態とは似ても似つかない建物が映るたびに、「あれはどう見ても古くて借り手のいない町営住宅だろうに」と思ってしまうのである。今入れられている別称「別荘」のほうがまだ設備も整っていて豪華かもしれないぞ。
別荘とは縁のない貧乏人のひがみかな。
8月8日(土)
軍隊式行進
何かと話題の多いこの頃ですが、8月6日朝民放各局は相変わらず国民をおバカに洗脳しようと躍起で、広島で厳粛な平和記念式典の最中に、のりピーが失踪したとか愚にもつかない話題で一色だった。TBSだけはみのもんたの番組で各政党の討論をやってはいたが。
のりピーだか腹ピーはどうでもいいけれど、我ら団塊世代のスター大原麗子様の孤独死は少なからずショックだ。
まあ人生いろいろで、話題もいろいろ、この時期はなんと言っても高校野球だ。プロ野球広島カープが早々と失速してしまったので、後はお隣飯能の聖望学園を応援するしかないかな。聖望学園の4番はわが社と取引のある某シール印刷会社の息子さんだし母校の野球部コーチは聖望出身だ。頑張れ聖望。
それはそうと、昨日開会式のリハーサルの模様が報道されていたが、あの行進は何とかならないものか。帽子を取れば丸坊主、軍隊しかも北朝鮮の軍事パレードを思い出すのは小生だけであろうか。行進などしなくても駆け足で行って整列すればいいんじゃないの、といつも思うのである。
何はともあれ高校球児みんな頑張れ!
7月30日(木)
成人年齢
消費税
法制審議会が、成人年齢を18歳に引き下げるのが適当、としたらしいが、逆の意見はないのだろうか。
つまり、今の20歳から25歳とか30歳に引き上げるということである。
かつて平均寿命が短い時代の成人、つまり元服は12〜16歳だったという。今はものすごく寿命が延びているし、日々テレビの馬鹿げた番組で洗脳されているので、若者の幼稚化が進んでいるのではないかな。洗脳されているのは若者だけではないけどね。
運転免許などはかえって技術的には進歩しているらしいので18歳でもいいとして、選挙権や飲酒、喫煙等は25歳とか30歳ではどうでしょうか。30歳で成人になっても平均寿命までまだ50年くらいもあるぞ。

自民党のマニフェストに、景気回復後に消費税の引き上げとあるらしいが、景気回復すれば税収が上がるので消費税はむしろ引き下げるのが妥当という考えはないのかな。
消費税なんてなかった時代は一体どうやって政策を遂行していたんでしょうか。ほとんどの人が異を唱えた定額バラマ金などを強引に配って、後は消費税引き上げなんて、詐欺まがいの行為だ。
7月28日(火)
民主党マニフェスト
民主党マニフェストを発表したら、さっそくマスゴミ、御用評論家が財源はどうするの大合唱だ。既に民主党を政権党と認めてそれを批判しているのかも知れないが、あくまでも民主党は野党である。政権を担う前から出来るのかどうなのかできっこないと疑問を呈していても始まらない。鳩山代表は公約を実現できないときは責任を取り、しかも総理を辞するときには次の選挙には出ないと明言しているのだから、民主党のマニフェストに期待すればいいではないか。
政権公約は社会、国際情勢の変化等によって100%達成できることはかなり難しいが、その場合は国民は次の選挙で検証し、相当の不都合があったら野党に政権を任せればいいだけのことだ。
前の選挙の自民党の公約も検証しないでこれからやろうとしていることを批判するのは筋違いだ。
小泉郵政選挙で大勝した自民党が執った政策で格差社会が拡大し、今年上半期の自殺者が過去最大と今朝も報じられている現状を検証せよ。しかもその張本人は息子に後を継がせて自分は知らん顔だ。
その後の安倍氏も「1年以内に年金問題を解決し、一人残らず救済する」と明言したのに爪の垢ほども実行しないのにそれも検証されず、今度の選挙にも出馬するのは周知の事実だ。
マスゴミは、総選挙で民意を問いもしないで総理をたらい回しした自民党・公明党の過去の政策を検証せよ。
その上で今回の各党のマニフェストを評価、検討するべきである。選挙まで時間はたっぷりある、先ずは前回の政権党のマニフェストの検証からだ。
7月26日(日)
60の手習い
我らが麻生首相は、氏の唯一の拠り所とも言っていいのではないかと思われる日本青年会議所(総理は元会頭)の会合でまたまた失言をやらかした。60、80歳過ぎて手習いなんてもう遅い、などとのたまわったらしい。冗談じゃないよ、小生団塊の世代真ん真ん中、これからまだまだ手習い足習いする気でいるんだから。
何しろ今までは生活がカツカツなので手習いする暇なかったのだ、そうでもないか。
今度の総選挙で自民党が勝てば麻生総理が続投だ。それでいいのかね。いやよくない。
7月25日(土)
金曜夜の居酒屋
昭和レトロの居酒屋があるというので池袋まで行って来た。いろいろな飲み屋を知っている某設計事務所の所長T氏とおそうじ隊をやっている旧友に会うためで、別にその居酒屋が目的というわけでもないのだが、金曜日の居酒屋は不景気どこ吹く風の混雑様ではあった。音楽は昔懐かしいヒット歌謡が流れ、見上げると2階を模した張り出しにはふんどしが掛けてあった。屋根には猫が寝そべり、そこかしこに古い宣伝などが貼ってある。
メニューの数がものすごく、ないものはないだろうというくらい。しかも結構安い。西武のまん前という立地好条件もあるのだろうが流行る店は何か工夫しているという感じだ。料理もなかなか美味しかったが、ただひとつ、せんまいだけはいただけなかった。近所の焼き鳥屋で食べているものとあまりにも違い、ぼそぼそしてとても食えたものではないので軽く苦情を言ったら、すぐ引っ込めて勘定に入れなかった。ただし、そういう味が好みの人もいるかもしれないが、われわれには合わなかったという事だ。なかなかの店である。お勧めだ。店の名は「鳥定」だったと思う。
T氏に、最近この欄の更新が少ないぞと言われたのでさっそく書いたのだが、T君、いくら安くて美味しい店が東京にはいっぱいあるといっても、毎日飲んでると身体によくないよ、小生のように半年に一回くらいにしましょうね。
7月17日(金)
三国志
今は亡き小生の父親はかつて作家の吉川英治氏が青梅の吉野に疎開していた折、川柳などを通じて氏の弟さんと親交があり、その縁で吉川英治氏のサイン入り著作や掛け軸なども頂いてある。
そんなこともあって小生も吉川英治ファンで、氏の著作ではなんと言っても「宮本武蔵」が好きで、もう何度も読み返した。「我ことにおいて後悔せず」なんてフレーズはいつも心の中にしまっているが、実際はのべつ幕なし後悔している。また氏の「我以外皆我師」の言葉も人生訓として常に我が行動の指針にしているが、その割には結構偉そうにしていて顰蹙を買うことがあるのは反省しなければいけないところである。
就寝時に布団に横になって読書するのが毎日の習慣なのであるが、山岡荘八著「織田信長」を読み終わってさて次に何をと思って父が残した書棚を見たら吉川英治の「三国志」があった。いまさら三国志でもないかとも思ったが、今結構三国志ブームらしく、映画のレッドクリフの戦いとは何ぞやと思っていたら赤壁の戦いのことだったり、読むなら今かなとさっそく読み始めたのである。
今第2巻を読書中で、諸葛亮孔明の兄が登場したところだから三顧の礼はこれかららしい。孫権が兄より権力を引き継いだところだ。レッドクリフの戦いもまだ先だ。
なぜ今突然三国志の話題を出したかというと、今日の中国で起きている新疆ウイグル地区の暴動ではかなりの人数の人民が虐殺されたと報道されているが、これはまさしく三国志時代を彷彿とさせるからだ。
週刊誌に、ウイグル人の女子大生の首を切り、髪を木に結んで首を吊るしてあるとか、おどろおどろしい記事が出ていた。これはまさしく三国志時代と同じで、吉川「三国志」では権力者が今の今まで側近としてつかえていた者でもちょっと気に入らなければすぐ首を刎ね、見せしめにそれを市中に置いて置くなどという描写が何度も出てくる。側近でさえそうだから一般市民が首を刎ねられるなんていう事は日常茶飯事で、まさに新疆ウイグル地区では三国志時代と同じことが行われているのかなと。
現代中国はかつての魏、呉、蜀の時代となんら変らないのか?
7月16日(木)
自民超豪華客船
暑い、言わなくても分かるけど言いたい、暑い。でも国民の自民党を見る目は冷めている。
かつて栄耀栄華を誇ったはいいが、乗客のための客船なのに乗客を無視して船長以下船員のための客船に成り下がった豪華客船自民タイタニック号は、今やその肝心の乗客にも見放され、おまけに巨大氷山にぶち当たって9割方浸水して沈没寸前の状態なのに、いまだに船長以下その状況に気づいているのかいないのか、船長を変えろ、いや代えるな、機関長を変えろ、いや今のままでいい、燃料を入れ替えろ、楽隊にもっと生演奏をやらせておけ、船員の中に元お笑い芸人もいるはずだ、そいつを乗客の前に連れ出し、とりあえずごまかしておけ、などと勝手に騒いでいる。乗客は仕方ないので自ら命からがら船から飛び降りたり大パニックに陥っているのにだ。
不思議なのは自民タイタニック号は沈没寸前なのに誰も先ず乗客を安全に避難させましょう、その上で出来るだけ船員も生き残って来るべき再建に備えましょうという船員がいないことだ。何しろ今日の沈没の原因を作った何人かの船長までがああしろこうしろといまだに指示しているくらいだ。ますます船体は傾いてしまうのに気づいていない。
「今までの無為無策が今日の原因を作った、この際非を認め深く反省して潔く野党に政権を渡し下野しましょう。その上で国民のための政治を模索提案し捲土重来を期しましょう」と言う心ある自民党議員はいないのか。それともいるのにマスゴミが報道しないだけなのか。
7月15日(水)
マニフェスト
お、お久しぶり、なんということだ、というほどの事でもないが、前回書いたのが1ヶ月以上前だとは!暑いと思考回路がショートしかねないのでボーっとしていた、というわけでももちろんないが、身体だけはこの暑いのにジョギングを始めてみたり(夜間に)、仕事以外でも結構忙しく、ただキーボードを打つのがめんどくさかっただけなんですよ。
政治状況は風雲急を告げてきて、その方面の書きたいことはたくさんあるが、今日は全国知事会が8月30日投票の総選挙に向けて各党のマニフェスト(政権公約)を点数化するということについて書こう。
知事会の各党のマニフェストの点数化は地方分権に関してに限るようだが、いまや何が何でもマニフェストで、エコと同じで困ったときのマニフェスト化し、エコと言えば泣く子も黙る、マニフェストと言えば鬼も退散の有様だ。
しかし知事会も、マスコミも国民も大きな解釈間違いを犯している。政権公約は読んで字の通り、政権を取ったらこうこうこういうことをしますからぜひわが党の政策を支持してくださいというだけではない。実はその後が一番重要で、「ついては公約を実行できなかったら次の選挙では野党に政権を渡してもいいですよ」という約束も含まれているのだ。その後段がなくては政権公約などなんの意味もない。
政権取ったらこれこれをやりますなんてことは誰でも口から出任せなんとでも言えるのだ。
したがって現在重要なのは4年前の郵政選挙で小泉自民党が掲げたマニフェストが忠実に実行されているかどうかの検証だ。総選挙であるから小泉自民党は郵政民営化だけではなく他に119の約束を国民に示したのである。いわば郵政民営化で日本はバラ色だ、年金も景気も地方経済の建て直しも、雇用と消費を刺激して民間主導の景気回復も郵政民営化からとはっきりと記載してある。
これを検証せずして今回各党が掲げる政権公約を点数化するなどというのは全くのナンセンスだ。全国知事会は全く分かってない。
しかも小泉政権が総選挙を行ってから安倍、福田、麻生と選挙を経ずして次第に小泉政権当時の政策から乖離し始め、現在では政策も含めて全く政権党の体をなさなくなっているのは周知の通りだ。
つまり、全国知事会が主張すべきは、「前回の総選挙で自民党は政権公約をほとんど実行していないばかりでなく、実態は益々日本および日本国民を弱体化していて明らかに政権失格である。ついては4年前の直近の政権公約に明らかに違背している自民党を政権党として推薦するわけにはいかない。今回の各党の政権公約については過去の政策実行能力、将来の公約実行可能性を可能な限り吟味して点数化する。もちろん過去においては与党、野党の立場の違いも考慮する」とすべきである。
マニフェストには相当数の政策を掲載するが、その時々の国際情勢や社会情勢によってはすべての政策が実行され得るとも思わないが、前回の総選挙で120の約束を掲げた自民党は失格だというのは確かなようだ。
自民党は民主党を中心とする野党に早く政権を渡して、下野している間、真に日本国民のためにはどうすればいいかを研究したほうが将来の日本にとってはいい。
6月5日(金)
冤罪
足利事件で無期懲役囚だった菅家利和さんが釈放された。明らかな冤罪で、検察もこれだけはっきりしたDNA鑑定の新証拠を提示されてはいかんともしがたく、釈放せざるをえなかったのだろう。当時の杜撰で強引な取調べも問題であるし、今後は警察、検察、裁判所が三位一体になって冤罪を作り上げていく構図が明らかになって行くだろうか。
菅家さんは当初犯行を自供した。犯行を自供して裁判でそれを覆し無罪になった例はかなりある。それだけ取調べが強引でいい加減であるということで、最近では富山の痴漢冤罪事件、鹿児島の選挙違反冤罪事件などは明らかに最初から犯人と決め付けてそれにあわせて取調べを持っていくというやり方だ。冤罪という生易しい言葉でなく、関係ない人を犯人に仕立て上げていくということだ。
さてそれでは先頃死刑が確定した和歌山カレー事件はどうか。林真須美被告は自供もしていないし犯行も否認していた。犯行動機も不明。林宅で見つかった砒素と犯行に使われた鍋に付着した砒素が鑑定の結果同一とされたが、果たしてそれは正確なのか。今回の足利事件のDNA鑑定も当初の鑑定を金科玉条のように認定しているがそれが間違いだったことが判明した。
状況証拠から言ったら林真須美死刑囚の犯行は限りなくクロだ。しかしそれで死刑という究極刑にしていいのか。死刑が確定しているが少なくとも執行はすべきではないのではないか。
足利冤罪事件では最高裁まで行ってすべての裁判で弁護側の主張が退けられた。明らかに疑問の余地がある供述についても一切耳をかさなかったということだ。
裁判員制度が施行された現在、今後このような事件で裁判員の果たす役割は大きい。
その杜撰な裁判をした最高裁判所が作った裁判員候補に選ばれた人がどんな場合に辞退が認められるかについての事例集が、野村総研に1億5千万円で制作を依頼されていたことが分かったと4日付東京新聞の朝刊に載っていた。
い、1億5千万円?!しかもこれは非公開だという。
そんな事例集は小生に任せれば100万円ぐらいで簡単に作れると思う。
ナンバー1ホステスは辞退できるが、ナンバー2ではどうかといったことに1億5千万円もかかるのかいな。
最高裁判所っていったい何考えてんだか。
非公開のわけの分からないそんなことに莫大な税金使うより、しっかりと正確な事実調べをやって冤罪を生み出さない裁判を心掛けてほしいものです。
5月29日(金)
厚労省分割
ほとんど人を褒めず絡むことの多いこのコーナーで、珍しくわれらが麻生総理を評価したのに、やっぱりただの選挙目当て思いつき口から出任せ前言撤回だったとは情けない。
厚労省分割に関してである。(関連、4/30、5/20)
巨大組織になりすぎて国民に緻密な政策が実行できなくなったとして反省し、扱う分野をより専門的にして官僚を使いこなし、真に国民向けの組織に改編してくれるのかと思った小生が甘かった。
結局お坊ちゃんのただの思いつきで、与野党双方からも完全に相手にされないのではどうにもならない。
同じお坊ちゃんでもここはやっぱり民主党の鳩山氏に政権を任せて新生日本を作るしかないのではないか。
5月28日(木) 久しぶりに痛快なサッカー日本代表の試合を見た。チリ代表はあの様子では多分二線級選手だったのだろうが、相手がどうであろうと攻め方、4点の取り方が非常によかった。しかも完封したし。
前日のプロボクシング内藤選手の勝ち方が不甲斐なかったので、昨日のサッカーは余計溜飲を下げた。内藤選手は後半になってやっと左ジャブを繰り出すようになってそれが生きてきてからポイントを稼ぎ辛くも防衛した。ジャブは世界を制すの言葉を忘れてはならない。
最近のスポーツでは用具の進歩に伴いその使い方がかなり重要になってくるのだろうが、サッカーやボクシングではどうなのだろうか。ボクシングなど殴りあうスポーツは危険が伴うのでグローブなどはかなり厳格に条件が定められているだろうと推測される。サッカーは蹴るのが基本なので重要なのはシューズか。強烈なシュートが蹴れる特殊なシューズは開発されているのだろうか、もしあったらそれは使用可能なのだろうか、規制はないのか?
最近の話題は水泳の水着だ。200メートル背泳で驚異的な世界新記録を出した入江選手の場合は水着審査(ミスコンではない!)で引っ掛り、記録は公認されないとか。しかし日本水連では日本記録として公認されるというからややこしい。
水着によって記録がかなり左右されるならこれはやっぱり厳格に規定を設けるべきだ。主催者の何とか委員会が提供する水着以外は使用禁止にしたらすっきりするのではないか。
あるいはこれがもっとも公正な方法だと思うのだが、古代オリンピックにならって、競泳は全員全裸で泳がせれば水着問題は解決だ。そうなると男子水泳は女性、女子水泳は男子だけしか応援が来なかったりして。たまに同性の応援者を見かけるとそうではないのにあらぬ疑いをかけられたりするかも。
背泳の男子などは泳いでる最中よからぬことを想像してたらモッコリとまるで潜望鏡を突き出して泳いでいるようになってしまい、それで泳ぐ方向を定める舵を切っていたりするのはいいが、水の抵抗が大きすぎるということで、そうなってはいけないからとテープでがっちり身体に密着させたら今度はそれが違反だとか言って、もう何がなんだか分からない。
女子選手の場合?平泳ぎ?水中映像?ここではとても書けないので想像して下さい。
それでも記録や勝利にかける選手は、いかにして皮膚の水への抵抗を減らそうかということで、身体に魚と同じような鱗を生じさせるとか、ウナギと同じ肌になる薬品が開発されてそれを使用してドーピング違反になったとか、結局何をやっても公平性は保てないということか。
5月20日(水)
厚労省分割
純粋な政策的な考えからと信じたいが、あるいは自分の露出度が担当相より少ないのに危機感を抱いたからか、あるいはまさかこのページの4/30の項を読んだからか、(まさかね)、麻生首相は19日の経済財政諮問会議で与謝野馨経済財政金融財務相に対して厚生労働省の分割について具体的検討に入るよう指示したという記事が今朝の新聞に出ていた。
2001年に厚生省と労働省を統合したのち所管が多岐にわたるので分割の必要性を強調したらしいが、これには賛成だ。久しぶりに麻生首相の識見を見直した。ただしこれが単に官僚や役人を増やすだけになって税金の無駄遣いになるとしたらもちろん反対だが。
民主党の代表が鳩山氏になり、それに伴って麻生首相の支持率も再下落し始めたので総選挙対策と言えなくもないが、いずれにしても国民のためになる政策は歓迎だ。これも政権交代が現実味を帯びてきたからこそ出てきた政策である。それを考えると一気に政権交代が実現すれば国民にとって有意の政策が次々実現する可能性が高い。
先日書いたばかりの提案が即政府から出てきたのには驚いた。誰でも考えていることは同じか。
5月14日(木)
劇画原作
かつての漫画は作画者と作者が一緒で、作画と原作が分かれてきたのは劇画というジャンルが始まって以来だという気がする。手塚治虫氏を初めとして赤塚不二夫氏などが自らのプロダクションを作ってからは物語性の漫画もギャグ漫画もストーリーやギャグを集団で考えたりもしていたらしい。
弘兼憲史氏の「加治隆介の議」はサラリーマンが総理大臣にまで上り詰める政治漫画であるが、当然いろいろな議員に取材したのであろう、原作者というのはなくて弘兼氏一人が作者となっていたと思う。絵が見やすいし、ストーリーも痛快なので愛読した。
さて、このたびの小沢一郎民主党代表の辞任を劇画調フィクションで描くとしたらどうするか、その原作の粗筋はこうだ。
世界制覇とまでは言わないが、世界の警察を自任するアメリカはあらゆる反米思想は排斥しなければならない。中国寄りの姿勢を示した田中角栄氏はロッキード事件で失脚させられたのがいい例だ。その愛弟子の小沢氏は今年の3月、極東の防衛に関しては在日米軍は第7艦隊で十分だと発言した。この発言には日米で相当の批判が展開されたが、日頃日本と米国は対等の関係であるべきだと主張する小沢氏は米国にとってなかなか煙たい存在だ。
そうでなくても日本の政治状況は政権交代の機運が高揚しており、近々行われる総選挙によっては米国に言いなりの自民党が敗北する恐れは十分ある。ここはひとつ野党を懲らしめなければならない、少なくとも小沢民主党に勝たせてはいけない、なりふりかまわず小沢氏のスキャンダルを暴け!
ところが百戦錬磨の小沢氏は尻尾を出さない。何かないかと探していたところに米国発の西松建設の外為法違反事件がらみの巨額献金事件が発覚した。これ幸い、日本検察に秘書をしょっ引かせれば日本国民の小沢民主党への期待感は地に落ちる。代表まで行かず秘書止まりのほうが来るべき選挙に与党が勝利するのには好都合だ。即代表辞任まで追い詰めてしまうと小沢氏に親近感を抱かない有権者は新代表に拍手喝采を浴びせる恐れがあるので、小沢代表辞任まで行かないがダメージは与えるというやり方の方が賢明だ。もちろん自民党の方も多少の名前は出さなければいけないが、一般国民の情報源マスゴミの報道は小沢代表に比べて話題性も低いので人の噂も75日、有権者はすぐ忘れる。
かくして米国は日本検察を利用して日本の政治状況を徐々に変えさせることに成功した。歴代最低まで行くかと思われていた麻生内閣の支持率が回復しだしたのだ。バックに米国がついている検察は日本の政治を管理するという意欲満々で、ファッショだという批判などどこ吹く風、無視だ。
ところがまた風向きが変った。米国の思惑に反して小沢代表が辞任を決意したのだ。小沢代表辞任を待ち望んでいた国民は民主党の次の代表に熱狂的支持を与え、代表から退いた選挙の神様小沢氏はフリーハンドで選挙に集中できたこともあって、結局総選挙は民主党の大勝利に終わった。
恐れおののく検察。代表は退いたが政権をとった民主党の影の総理小沢氏の逆襲が始まる。角栄氏のやり方の踏襲だ。
なんていうのがフィクションである原作の粗筋だが、これに血肉をつけて話を膨らませていけば結構面白いと思うのだがダメかなあ。弘兼さん、採用してくれないかなあ。
現実はどうなるのか、いずれにしても日本は政権交代しなければよくならないのは確かのようで・・・。
それにしても小沢辞任せよの合唱をしてきたマスゴミはいざ辞任したとたん、例によって、なぜ今かとか、辞任する必要はないとかの御用評論家や街の声をほんの2〜3人登場させて民主党批判を展開させ世論操作をしている。
日本の現状がいかに政権交代を必要としているのかを正確に報道するのがマスコミの役目ではないのか。
5月1日(金)
豚インフル
新型インフルエンザに関して政府は国民に向かい、正確な情報を発信するから落ち着いて行動してほしいなどとのたまっていらっしゃいますが、どこが正確な情報なんだか。
夜中の1時半にわざわざ会見をしたわれらがスーパーマン舛添厚労大臣は、横浜で新型インフルらしき高校生がいるという情報で、少しも詳しい情報は発信せず、挙句の果てはその高校生が入院している病院と連絡が取れてないといって威張っていた。ぜーんぜん正確な正しい情報を発しないで威張ってどうする!会見必要だったの?
結局この高校生も通常のインフルエンザで、先の成田での女性と同様だった。これではまるで魔女狩りで、うっかり咳きも出来ないし、くしゃみをしようものならそれ新型インフルの恐れありだと大騒ぎになりそうだ。
予定されていたスポーツ大会も中止になったり、これからも空騒ぎのような状態になるのだろう。
防疫学的には注意し過ぎることはないということなのだろうが、問題は結局政府は何も正しい情報をいち早く発信できてないということであって、結果的に騒ぎ過ぎと言われても仕方ない。
つまり何も正確な情報を得られず、あたふたとあわてているのは政府なのであって、国民は全員なんら普段の生活と変らずに落ち着いて生活している。
この間のテポドン騒ぎは何だったの?
そのうち国民は狼少年の言うことは信用しなくなり、無視するようになる。でも結局被害をこうむるのは国民か。
4月30日(木)
厚生労働省
今度は豚インフルエンザ問題で舛添厚労相がまたまた朝早くから出ずっぱりだ。就任以来いろいろな問題で八面六臂の大活躍だ。口から出任せすぐ訂正という面もあるが、こうしょっちゅうテレビや新聞でお目にかかればずいぶん頑張っているという印象だけは受ける。
下は厚労省のHPからコピーした同省の行政分野である。まことに多岐にわたっている。
健康 食品 医療 医療保険 医薬品・医療機器 雇用 職業能力開発 労働基準 雇用均等・両立支援・パート労働 労働政策全般 障害者福祉 子ども・子育て支援 戦没者遺族等への援護 生活保護・福祉一般 介護・高齢者福祉 国際関係 社会保障全般 年金・日本年金機構関係 研究事業
以前は厚生省と労働省に分かれていたのだが、行政のスリム化とか何とかいう行政改革という名目で統合したのである。厚生と労働を一緒にしたのがいいか悪いか、豚インフルも年金も薬害も雇用も戦没者も障害者も食品偽装も周産期医療も結核もここで扱う。
だから上に挙げる分野に何か問題があるとすぐ舛添さんが出てくるわけである。しかもよくよく問題噴出の行政分野だとは思う。舛添スーパーマンといえど、こういろいろと問題が出て来てはとても処理できないのではないのか。喫緊の課題は豚インフレなのだろうが、雇用問題はどうなっている、年金はどうした、結局どれも中途半端にならないか。
厚生だけでも相当多岐にわたっているのだから、14兆円も軽くひねり出せる金満大国日本であるのなら、以前のように労働省と厚生省はまた分離した方がいいのではないかと思う。
国民の生命に係わる行政分野に金をかけなくてどうする。
4月24日(金)
全裸芸または露天風呂
SMAPの草g君が公然わいせつ罪で逮捕されたというんで、全裸にコートを羽織り、ファンの女の子の前で突然前を開き、一物を見せびらかしたのかな、なんて思っていたらそうではなくて、酔っ払って公園で全裸で奇声を発したりでんぐり返しをしていたという。
小島よしおという芸人がパンツ一丁でそんなの関係ねぇ、オッパッピーなんてやってうけていた時、とうとう芸人もここまで来たか、後は全裸芸しかないなと思っていたのだが、堅実な草g君は人気の下がった後のことを見込んで全裸芸の稽古をしてたんじゃないの。
「実は公園で全裸芸の稽古をしていました。真夜中なら人もいなくて迷惑にならないんじゃないかと思いました。」とか、「中川泥酔大臣のように風邪薬を2倍も飲んで、アルコールも飲みすぎたのですっかり酔っ払ってしまい、ああずいぶん広い露天風呂だ、こんな近くに露天風呂があるとは知らなかった、ひと風呂浴びて酔いを醒まして帰ろうと思いました。」とか供述したんじゃないのかなぁ。
真夜中じゃいないかもしれないけど、この模様を撮影していた人がいるとしたら、超スクープ写真だね。週刊誌の見出しなんかあることないこと書きまくって、「スクープ撮、あの草g容疑者にはヘソが2つあった!」とか、「私は見た、草g容疑者のアソコは以外に貧弱だった!」「草g容疑者の超レア写真、でんぐり返し大股開き画像公開!」とか、容疑者になったとたん何書かれるか分からないぞ。
超人気アイドルだけに各方面に波紋を広げている。被害を受けた人、ニンマリしている人いろいろいると思うが、元死神大臣はえらい剣幕で怒っていましたねぇ。草g君を使った地デジの啓発ポスターやパンフレットはすべて取替えということらしいから、これを扱った印刷会社はニンマリだ。この不景気に思わぬ新規デザインやり直し追加注文が舞い込んで草g様様じゃないのか。これこそ棚から牡丹餅、公園全裸から追加注文、世の中何が幸いするか分からない。
新しいイメージキャラクターは誰になるのか、そちらの方も思わぬ仕事が舞い込んでくるのはいいが、条件が厳格で、厳しい資格審査が行われ、酒を飲む俳優はダメとか、家の近くに公園や居酒屋があってもダメ、お風呂に全裸で入ってはダメとかもうめちゃくちゃで、確約書には「全裸で公園で奇声を発しません」なんて念書をとられたりして。結局は適任者がいなくて、めぐりめぐってやっぱり注目度抜群の草g君でいいやなんてことになる、わけないか。
しかし、大体ポスターなんてものは目立って注目されればいいんであって、今まで見向きもされなかったものがこれで一躍注目の的になるだろうから、何もむだな税金かけて刷り直さなくたっていいと思うけど。怒るどころか、「あなたのおかげで地デジの普及率も高まりました、今後ともいろいろなパフォーマンスお願いします」って、地デジ担当大臣はむしろ草g君には感謝するべきじゃないの?印刷業界としては新規刷り直し追加注文は歓迎だけどさ、わが社へ来るわけじゃないからどうでもいいや。
4月10日(金)
海岸漂着ゴミ
ちょいと前までは野党が政策を打ち出すと必ずと言っていいほど「そんな財源はありません」「その財源はどこから?」と噛み付いていた与党とマスゴミであったが、このところなりふり構わず追加経済対策なるものを決定している。マスゴミも天文学的な数字の財源については問題にしていない。それこそそんなに大盤振る舞いのバラまき政策をして大丈夫なのかいな、効果があればいいけどなかったらだれが国民に責任を取るのだと言いたいのであるが、結局金があるんだかないんだか国民には分からない状況で、やろうと思えば何でも出来るんだなあと。
今朝の東京新聞に、与党漂着・漂流物対策プロジェクトチームが今国会に提出する予定の「海岸漂着物等の処理推進法案」の骨子が九日、明らかになったとあった。要するに全国の海岸に漂着する様々なゴミの処理費用を国費で負担しようということだ。
埼玉県は海なし県であるのでまれにしか海を見ることはないが、たまに見る海岸はどこも、特に地方ほどゴミ海岸だ。昨年行った佐渡も例に漏れず、ハングルやら漢字やらは韓国、中国からのものだろう。もちろん日本製のゴミも大量だった。それを一緒に行ったメンバーの一人が釣りに行ってくると言って出かけたのはいいが、魚を釣らずに、45リッターの袋一杯得体の知れない危険だと思われる種々雑多なゴミを釣ったんだか、拾って来たものだから、さあ、そのゴミの処分に困った。拾ってきた人は正義の味方のつもりだったのだろうが、何しろ大量で恐ろしさまで漂うゴミは個人で処理できる範囲を超えているのだから、その一部を拾ってきてどうしようというのか、どこにまた棄てるのか、なに考えてんだろうと他のメンバーは非難轟々であった。
その得体の知れないおどろおどろしいゴミはGSでも引き取ってもらえず、かといって高速のSAに棄てるのもルール違反、車内でものすごく邪魔になってはいたが、結局ついには我が家まで持ち帰り、少しずつ市のゴミに出したのであった。
そのゴミが原因であるかどうかは定かではないが、メンバーの一人は帰宅後高熱吐き気を発し、なんと髄膜炎で緊急入院したのであった。幸い命は取り留め、最近は元気になったが。
そんな海岸のゴミを国費で処理しようという。これには大賛成だ。日本古来の白砂青松の海岸が蘇る。今まで海岸のゴミを見るたびに何とかならないのかなあと思っていた海なし県人ではありましたが、こんな政策だってやればできるのであるからこういうことはどんどんやってほしいのだ。財源?平気、平気、日本は宇宙へ行ったり、PAC3、MD何だって導入できるくらい金持ちなんだから。
海岸がきれいになれば、件の義侠心旺盛の某S氏、処理できる程度の多少のゴミなら今度はみんなに褒められるから拾い甲斐があるかもね。
金持ち日本、ついでに福祉政策にグイと金かけてほしいね。ついでじゃ困るけど。
4月4日(土)
ハゲコウ!
千葉市動物公園から2日に脱走(脱飛?)したアフリカハゲコウは、捕獲しようとするとさっと身を翻して逃げ、人間が右往左往しているのを楽しむかのように優雅に空を舞ったり高い木のてっぺんにいたりしている。
あの捕獲の模様を見ていると人間なんてのは愚かなものだなぁと思う。木やマンションのベランダの上方にいる飛べる鳥を下から行ったって捕まえられるわけがないじゃないの。そのうち腹減って降りてくるからそのときを待ってればいいんだよ。無駄な努力はしないことだ。それより小生もそう思うけど、見ている人たちでそう言っている人がいたけど、、このまま外で暮らさせたほうがいいんじゃないの。
と思っていたらこのハゲコウが動物の死体なんかを食糧にしてんだってね。調べたら動物の死骸に首を突っ込んで貪り食うと、頭にバクテリアなんかがつくのでそれを太陽で死滅させるために禿げてるなんぞと書いてあったけど、そんな恐ろしいものならやっぱり早く捕獲しなくちゃね。もっとも肉食だが人間には危害は加えないというから安心だ。でも、舞うのを見ていると優雅で格調高そうな鳥だが、顔なんぞはおどろおどろしくて、もしあんなのに襲われたら恐怖の何ものでもないものな。
「お前どうしたんだよ、はげあたま血だらけにして?」「ハゲコウに襲われたんだよ」「何だそりゃ、熊公か?それともハチ公か?」なんて落語の話になっちゃうぞ。
この頃は動植物の名前などはカタカナで表記するので意味がわからないことがよくある。かわいそうな名前もあって、可憐な花を咲かせる「オオイヌノフグリ」なんていうのは花の後の実が犬のふぐり、つまりゴールデンボールに似ているのでそんな名がついたのだとか。まあこの場合のカタカナは「犬のふぐり」よりごまかせそうでいいとも思うが、それより「大犬の金玉」じゃちょっとね。
アフリカは分かるけど、ハゲコウは何だ?。ハゲはもちろんあの風貌から禿だろうが、コウは熊公の公かあるいは候か、あるいは羽毛公かパッとひらめかない。しかしまたまた調べたのだ。ハゲコウはコウノトリ科だ。ハゲタカというのが禿げた鷹だろうから、多分コウは鴻の鳥(コウノトリ)の鴻だろうと思う。
いつも言ってるがハゲは差別用語だ!この鳥の名前も断固変えるべきだと主張したい。新鳥名は「トウハツフゾロイコウ」なのだ。頭髪不揃い鴻、これでいのだ。
4月1日(水)
エイプリルフール
昨年のこの欄でクサヤ抽出触媒の情報を発信したら、クサヤをそのままガソリンタンクに入れるドライバーが続出してエンジンを損傷し、車の修理屋さんは今までにない故障にどう修理していいか分からず大弱りになったと新聞に出ていた。(この意味が分からない人は昨年の4月1日を読んで下さい)。
こんなほとんど読まれないコラムでもある程度の反響はあるようなのでうっかりしたことは書けない。
そこで今日はある確かな筋からの情報(政府筋でも政府高官でもない)をお届けしましょう。
それは公職選挙法の抜本的改正案が政府自民党によって今国会に提出される模様だということだ。
小沢民主党代表や二階経産相が政治資金規正法絡みで新聞やテレビなどを毎日にぎわせているが、この政治と金の問題については過去様々な問題提起がなされ、法律もたびたび改正されたり新法が施行されたりもしてきた。しかし一向に政治と金の問題はクリーンになったとは言えない。政治と金の問題を法律でいくら規制しても抜け道や裏道があるのでそこを通られてしまうからだ。政権交代が半世紀以上もない異常な政治状況の日本では、その法律を作る国会が当事者なのだから無理もないことだ。
しかしここへ来て日本の政治状況も政権交代の機運が出てき、与野党問わず金がらみのスキャンダルで国民の愛想尽かしが始まっているし、野党もここがチャンスとばかりに、団体からの政治献金が突出している与党自民党に対抗してすべての団体からの政治献金を禁止する法案を提出する構えを見せているところから、与党はさすがに日本の政治は欧米に比べて成熟度がかなり低い、このままでは欧米にすべての面で追い抜かれてしまうし、その前に民主党に敗北し政権から転落するのは必定だと気づいた模様だ。
さてではどうすれば政治家が金の呪縛から逃れられるかを考えた政府麻生自民党は、結局政治ではなく、公職選挙法が諸悪の根源だということに最終的に行き着いたという。こんなことは昔から評論家や政治家に限らず多くの一般国民が言ってきたことではあるけれど、ただいったん構造が出来てしまうとその前例を覆すのはきわめて困難なのが日本の古来からの風習といってもよいので今までなんら手を打たなかったのである。
選挙に勝つためには様々な活動を通して莫大な金が要るのが今の日本だ。千葉県知事に当選した森田氏のように抜群の知名度の候補者ならともかく、知名度がない候補者ほど選挙に金が要る。知名度のない候補者を抱える政党も政党の幹部も金がいる。
前置きが長くなってしまった。政府自民党が今国会に提出する公職選挙法改正案の中心的部分は、今まで行われてきたあらゆる公職の選挙は廃止し、くじ引きでその議員を確定するという画期的なものだ。
今年の5月より裁判員制度が施行され、くじ引きで選ばれた一般人の適格者が刑事裁判の裁判員として判決ならびに量刑まで判断することになった。死刑を含む重大裁判に一般の人が関与するというきわめて重大かつ重要な法案が施行されるということは、たとえ国会で立法に関して専門家ではなくても十分その任に堪えられるということと同等以上の意味を有し、実際過去の国会議員、いや現在在職中の議員においても一般人よりその識見能力人格が相当劣る議員が見うけられるので問題ないとそのように判断した模様だ。
くじの方法や裁判員に於ける辞退者の職業、身分等のような具体的なものはまだ明らかになっていないが、当面は納税者で20歳以上、任期は4年で、任期全う後は以前の職場への復帰は当然認められ、報酬は悪評多い裁判員の日当の額よりかなりの高額に設定し、一定の退職金も出る模様だ。
ただ、議員全員をくじで決めるとなると官僚大国日本ではさらにそれが強固に助長される恐れがあるので当面は半数を決めることになりそうだ。また、この法律は施行を数年後とし、その間に早急に憲法改正に着手して憲法との整合性を図る予定だ。麻生総理はこの法案に政治生命をかけると明言しており、今後の言動が注目される。
専門家はこの議員くじ選出法について、「政治活動や選挙に金をかけなくて済むし、無駄な活動をしないで真に国民のための立法だけを心がけて努力すればいいので、今までよりかえって議員の質が良くなることが考えられ、もちろん選挙はしないわけなので金がかからず、税金の無駄な拠出もなく、近来まれに見るすばらしい政策だ、麻生首相に頑張れとエールを送りたい」と語っている。
3月30日(月)
円谷幸吉
いつも書いているので皆様またその話題かとお思いでしょうが、職業柄文字に関することにどうしても関心が行ってしまうのですよ。今回は何かというと、姓の読み方。
週刊文春が創刊されて50周年ということで特集を組んでいる。この50年の間の出来事の主なものの真相のようなものが書かれているのだが、その中で、われらが英雄、マラソンの円谷幸吉選手に関しての記事が載っていた。円谷幸吉選手といえば我らの年代ではもちろん知らない人はいないといってもよいだろう、そのくらい英雄であり、また自死した悲劇の主人公でもあった人だ。
その円谷選手、週刊文春の記事中の円谷の活字には「つむらや」とルビが振ってあった。円谷といえば「つぶらや」、他の読み方などした事がないし、聞いたこともないので、まさか天下の文春が間違えるか?ルビがなければ普通につぶらやと読むのだから、わざわざルビを振ってあるということは本当は「つむらや」と読むのか?でもまさかねぇ。
しかし便利な現代、疑問があったら調べましょう。
「円谷幸吉」で検索したらwikipediaに陸連の登録や日常は「つぶらや」を使用していたが、戸籍名は「つむらや」であり、同郷の特撮の円谷英二監督もそうであると出ていた。
へー、そうだったんだ、いやー世の中には分からないことがあるものだ。東京オリンピックの前から円谷はつぶらや以外ありえず(中には「えんたに」とか「えんや」と読んだ人がいるかもしれないが)、つむらやと読むこともあるなんて今の今まで知らなかった。ほぼ半世紀ぶりに新しい知識を得た。バンザーーーイ!
週刊誌も結構役に立つもんだ。
ついでだが、小生は子供の頃つぶらやなじゃなく、つぶらな瞳とよく言われた。
クレー射撃でオリンピックに出場したこともあるというわれらが麻生総理は円谷をなんと読むのだろうか。
3月26日(木)
再びWBC
昨日のこの欄に書いたworld baka contest 、小生がまだ坊主頭にジャリッパゲのご幼少のみぎり、一応読書は好きだったのでいろいろな本を読んだのだ。どんな本だか忘れたが、理科系統だったと思う、「ウサギのふるさとは海」という記述があって、え、あのウサギが海で生まれるって?ウッソー、そんな事絶対ないよ、ともちろん思ったのではあるが、そこがご幼少よりの活字人間の浅はかさ、活字の威力は絶大だ、世の中には分からないことがあるもんだ、ウサギが海で生まれるとは知らなかった、これからは謙虚に知らないことはつぶさに(こんな言葉は当時知らなかったが)調べなくてはいけないし、知ったかぶりもいけないと反省したのでありました。
それからは友人には「ウサギって海で生まれるんだぜ」と、それこそ知ったかぶりをやっぱり続けたのでありますが、友人たちは「おめえバッカじゃねえの、ウサギが海で生まれるわけねえべや、じゃあ野原や山にどうやって来んだよ、生まれたってすぐ息が出来なくて死んじゃうべえよ。俺んちのウサギだってちゃんと家のウサギ小屋で生まれたんべ」「だって本に書いてあったからそうだんべや」「そりゃあ、何でそうなったかわかんねぇけんど、その本が間違ってんだんべ」とべえべえ言葉丸出しで言い合ったものだった。当時は友人たちの中にはウサギを飼う家があったが、我が家では卵を産む鶏は飼っていたが、ただ草を食うだけで卵も産まず貧乏生活には何の役にも立たないウサギなんぞは飼っていなかったのである。
さすがの小生もいくら本に書いてあってもやっぱりおかしいものはおかしいと、もう一度その本を引っ張り出してゆっくり読んでみたら、疑問氷解、てな大げさなことではなく、小生があわてて「ウナギのふるさと」というのを「ウサギ・・・」と勝手に読み間違いしていただけなんだけどね。ふつうはそこですぐ気がつくはずなんだけどそこがおバカの浅はかさ、ぜーんぜん気がつかなかったんだもん。
これに限らず、気づいてみればなーんだっていう例はあんべえや。world baka contest その1でした。(これって本当の話だからね、作りじゃないよ、って威張ってどうすんっだっての)
world baka contest その2 やはり小生が鼻水垂らして近所の雑木林でモズの巣や山鳩の巣を見つけてはその中の卵を失敬して生のまま飲み込んでいたご幼少の御時、外で遊ばないときはテレビで力道山の活躍に血沸き肉躍らせたり(プロレス中継は夜だったけど、まあ固いこと言いっこなしで)、やはり読書にいそしんでいたが、またまたある本の中に読み捨てならない記述を見つけたのだ。「シーラカンスは何千万年も生きている」 というものだ。シーラカンスは生きた化石と呼ばれていて人類が誕生する前からずぅぅぅっと生きているみたいに書いてあったのだ。へえ、シーラカンスってすごいんだ、長生きなんだ、鶴は千年亀は万年ていうけどそれよりずっと長生きなんだと、麻生首相と同じで素直なお坊ちゃんの小生は信じたのであります。何がおかしいかというと、普通はそう書いてあれば、この種が子々孫々続いていると思うのであろうが、小生は違ったね、一匹の、つまり個体のシーラカンスが何千万年も死なないで生き続けていて超超超…長寿だと思ったのだ。これがおかしいと気がつくのにも相当期間かかったのは言うまでもない。
これだから小生はworld baka contest WBCに出場すれば結構いいところまで行くと思うのだ。
3月25日(水)
WBC優勝おめでとう
何はともあれおめでとうイチロージャパン!
強化試合の頃からイチローは打てず走れず捕れずの絶不調だったので、今度のWBC日本代表はイチローが打てなければ負け、打てれば勝ちと予想していたが、ある程度その通りになった。やっぱりなんだかんだ言ってもイチローですよ。
野球は他のスポーツと違ってプレイの進行が極端に遅いので、見ている人すべてが監督になれるし評論家になれるのが面白い。結果は優勝なので監督采配も捕手の配球要求もOKなのだろうが、過程を見ているとずいぶん疑問に思うこともあった。例えば絶不調だった前半のイチローをはずせばもっと楽に勝てたかもしれないし、決勝のダルビッシュになんであんなにスライダーばっかり投げさせるんだ城島!と思ってたら狙われて同点で延長じゃないの。そんな例は思い返せばたくさんある。
相手の韓国だって、延長で日本の岩村が走ってくれて一塁があき、しかも2アウトなのだから、今日3安打して復調しているイチローは当然歩かせるべきなのにそれをしない。出場した控えの捕手にサインが伝わらなかったって言うが、タイムを要求して確認すればいいだけのことであって、どうも合点がいかない。
まあ我々は勝手なことを言うだけであって、それがまた楽しいのよ。
それにしてもイチロー、なんだかんだ言っても髪じゃない、神が降りてきたイチロー、彼もそろそろ疲れてきたのではないか。マスゴミが作ったのか、彼が自らそうしているのか、クールな求道者を演じるのはもうやめにしたほうがいいと思う。サッカーの中田英寿はプレイまでやめてしまったぞ。イチローは前回のWBCで優勝した時は普通の野球青年らしく大はしゃぎだった。今回も優勝祝賀のシャンパンかけで普段伝えられる彼の姿とは大違いの大はしゃぎの仕方で前回と同じように「先輩をリスペクト云々」と口走っていたが、多分あのはしゃぐ姿が彼の本当の姿なのだろう。
今回も途中で折れかかったと言っていた。完全に折れてしまってはだめだったろうが、折れかかって素直な自分をさらし始めて結果が出てきたように思う。求道者は自らを追い込んで道を究めるが、あの頬がこけるほどの姿のイチロー、もう道は究めつつある、次は自分をさらけ出せばさらに道は開ける。なんちゃってね、一般人は気楽でいいや。
松坂君、君は太りすぎだよ、イチローを見習いたまえ。
さて、WBCはworld baseball classicの略だが(綴りはあってるかな?違ってたら言ってくれたまえ飛べ君)、何でクラシックなんだ?クラシック音楽でも流しながら試合をやるのかと前回からずうぅぅっと思っていたので、ここがみんなと違うところなのだ、疑問があったら調べましょ、で、今回は研究社の英和辞書でclassicをひいてみたのだよ。そうしたらありましたね、スポーツの大会で伝統ある一流の大会のことを言うんだってさ。伝統はまだないけれど、普段からアメリカは世界一でもないのにワールドシリーズなんて勝手に言ってるくらいだから、まあそんな意味かなと納得したのだ。え、みんなはもうとっくに知っていたって?
小生は前回の大会でまだ略が分からなかったので、world baka contest の略かと思って、へえ、面白い大会もあるんだと思ってしまったのだ。(うーん、これは受けそうもない作り話だ。)
今回のWBCは9戦中5回も韓国とやったのだから、次回からは日韓だけで大会をやって世界一決定戦をやればいいのだ。
世界のworld というのは使えないので、一足飛びに宇宙一決定戦と銘打って、universal baseball tournament でUBTでいいのだ。
3月23日(月)
節約とは?
いったい日本は不況なのかそうではないのか一向に分からない。昨日行われた東京マラソン、参加費1万円?払って3万5千人もの参加者が首都東京を走った。しかも参加応募者はその7倍というから驚く。
ジョギングや駆け足やマラソンを普段やらない人間にとっては1万円も払って走る気はしない。通常は走れない東京の街を走れたり、人それぞれにそれなりの意義があるのは分かるが、小生だったらわざわざ日曜日に東京まで出かけて1万円を払う気にはならないし、逆に1万円貰ってもやりたくない。しかもお彼岸で来客はあるし焼香にも行かなくてはならないし、墓参もあるし。いや、20日に終わっているか。それは個人の都合だが。
不況の時はなるべく無駄な出費を押さえて節約しようというのは当たり前だ。さてそこでこの東京マラソン1万円出費(もちろん1万円だけではおさまらない)が無駄かそうでないかは出走者の経済状態を物語ると思うのだ。
不景気だから1万円は痛いのでいざというときの出費に備えて今回は参加は取りやめようと思うのか、連休に遊びに出かければ5万円くらいの出費を覚悟しなければいけないので1万円で済むならマラソンにでも応募しようかと考えるのか。
結論:相当の参加費を払ってでも応募する人がごまんとどころか24万5千人もいるということは、日本は決して不況ではない。うちだけか?不景気風が吹いているのは?
皆さん、印刷もどんどん注文しましょう。
3月17日(火)
選挙ポスター
我が入間市では市議選が行われ、15日に新しい選良(?)が決まった。結局元、現職はすべて当選し、落選は新人のみであった。
かつては1年以上前から準備するのが当然であったのに、最近の立候補者は選挙直前になって出馬を決意するものが多く、相当名前の通っている人でなければ準備不足で落選することが多い。
それはそうと、掲示板に貼られる選挙ポスターは大きさは決められているほか、責任者、印刷所の名前は掲載されていなければならないが、後は特段の制約はない。つまり立候補者の顔も入れようが入れまいが自由である(今回の立候補者のうち顔写真がなかったポスターが1名いた)。もちろんポスターそのものもなくっても一向に構わないが、間に合わない人以外はさすがに全員が作る。
さてそのポスターに載せる立候補者の顔写真、印刷関係者からするとこれがちょっと問題ありだ。近頃はデジタルで顔の造作を変えることはいとも簡単で、皺、ハゲ、ニキビ、なんてものももちろん簡単に消したり付け加えたり出来る。実物が目の前にいるのにポスターの写真とあまりに違うので気がつかないということも実際にあるのだ。巷では「あれは詐欺だ」というような冗談が出たりするのであります。
実物の候補者に会うこともその人との関係も何にもなく、誰でもいいやと思う有権者はポスターや選挙公報などで誰に投票するのか判断することも多いわけで、不細工な男や女よりはやはりいい男、いい女に投票したくなるのは人情で、ポスターはかなり重要だ。それにその噂が選挙前から飛び交うのでそれもかなり重要な要素だ。
一般の証明写真などは3ヶ月以内の近影とか制約があるが、選挙ポスターはその制約もないので極端に言うと30年前の写真でも(多分)OKだ。今回の選挙戦でも女優か芸能人と見まがうほどの見栄えのするポスターがあった。印刷技術としては撮影も含めて実際より相当見栄えを良くするのは簡単であるが、あまりにも実際と違うのは規制するべきだとも思うのだが、ではどこまでが合法でどこからが認められないという線引きが難しいのだろうから無理かな。しかしせめて1年以内とか、半年以内撮影とかの規制はもうけるべきだとは思う。
で、今回もポスター美人たちはすべて見事立派な成績で当選でありました。もちろんポスターの効果だけではないです、彼女たちの主張が認められたんです、念のため。それに比べて男性候補は話題を呼ぶようないわゆるいい男はいなかったように思う。
ここで宣伝、当選するポスターはシマザキ印刷へ!顔写真、いかようにも加工いたします。ただし、いつも会ってる同級生や先輩諸君、君たちは顔の細工がひど過ぎてさすがに修正のしようがないから無理かな。
普段禿げている人が選挙に出るというのでカツラを急遽被って別人のようになったら偽装に問われないだろうか。経歴詐称と同じようなものだと思うがどうだろう。問題なければ小生も次の市長選、そうして出ようかなっと。
追伸:同級生のTさん、また誤字があったら知らせてちょうだいね。
3月10日(火)
辞任レース
毎年のことながら年度末の忙しい日々を過ごしているとこのページを更新するのもなかなか大変で、ああ、もうすぐホワイトデーだ、バレンタインデーに頂いた膨大な数のチョコレートのお返しをどうしようなんて考えるのも憂鬱なこの頃だ。
といっても身内から貰った5、6個だけどね。
相変わらずの政治ネタが尽きず、この国は今や経済も低調、政治はずうっと貧困が続いているが、現在の関心事はだれが一番最初に辞任するかだ。麻生か、小沢か、二階か、漆間か、特に麻生対小沢は先に辞任したほうの党に支持が集まるのではないかという体たらくだ。
民主党にとって小沢氏はこの党をまとめ上げ、政権を狙えるところまで指導してきた功績は大なのだろうが、はっきり言ってすでに小沢氏の役目は終わった。早く辞任して後進に道を譲り、控えめな後見人として指導して行けばいいのだ。国民の生活が第一と考えている小沢氏の決断を望む。

お、お恥ずかしい、上の文章で「後進」に道を譲る・・・が「更新・・・」になってると我が高校同級生の首席卒業生川口のT氏から指摘があった。Tさんご指摘有難うございました。何とお礼を申し上げてよいやら言葉も見つかりません。いずれお礼にベンツ1台差し上げたいと思います。あれ、ベンチと打ったつもりがベンツだなんて。
前の文章に更新という字があったために電脳が勝手に同じ字を選んでしまったためで、指摘されて初めて気づいた小生は恥ずかしくて穴があったら入りたかったが穴がなく、仕方ないので近くにあった茶筒に頭を突っ込んでみたのだがやっぱり入らなかった。
小生ごときがほとんど読まれていないこんなHPのたかが誤変換でこれほど恥ずかしい思いをしているのだから、頻繁をハンザツなどと頻繁に誤読している我が首相は相当恥ずかしがっているに違いない。お察し申し上げます。え、全然感じてないって?やっぱりね。
2月18日(水)
政治ネタは尽きず
毎日、でもないか、こんなものを書いていると月日のたつのが本当に早いのを実感する。もう2月も半ばを過ぎてしまった。
2月は短いからすぐ3月だ。3月はひな祭りで酒が飲めるぞ、なんて言ってるとすぐ4月だ。4月は花見で酒が飲めるぞなんて言ってるとすぐ5月だ。5月は誕生日で酒が飲めるぞなんて言ってると・・・、きりがないからやめよう。
中川氏ネタが尽きない。中川氏は日本全国酒飲み音頭の歌詞以上にしょっちゅう飲んでいたんだろうか。
昨日の文章で、内輪の飲み会でも酔っぱらって醜態をさらけ出すと恥ずかしいくらいだから、もうろう会見が全世界に発信されたのでは家族は恥ずかしくて街も歩けないのではと書いたのだが、どっこいそうでもないらしいのには驚いてしまう。
昨日マスコミに囲まれて家を出る中川氏に「日本一、頑張れ」と声をかけたのは何と中川氏の奥さんだと説明が入っていた。うーん、何という夫婦愛、素晴らしい。妻の鑑だ。羞恥心もびっくりだ。
我が家などではちょいと飲みすぎて翌日気持ちが悪いなどと言うものなら、誰にも迷惑はかけていないにも拘らず、妻は小生に対して悪口雑言罵詈雑言罵倒軽蔑半狂乱、まあそれほどでもないが、決していい顔はしない。これからは中川家を見習うようによく言い聞かせておこう。でも、そんなことを言おうものならまたまた叱られるのが落ちだから、やっぱり静かにしていよう。なんていうのが多分世間一般の標準的家庭ではないかと思うのだが、政治家の家庭はどうも違うらしい。それとも中川家は特殊なのかな。
中川氏の後任には与謝野馨経済財政担当大臣が兼務という。ということは税金の入りも出も経済政策も金融政策もすべて一人でやるということか。超人を超越した超超人だが、理論的にもおかしいし、元気なさそうな与謝野氏、大丈夫か。麻生氏、分かっているのか経済原理。
与謝野氏の物腰柔らかな態度を見ていていつも思うのは、態度と歳の割には髪の毛が多い。態度は関係ないか、でも怪しいぞ。それとも多毛症か。それとも家柄がいいと毛髪は元気なのかな。
というわけで政治ネタは尽きないのだ。
2月17日(火)
残念中川大臣
頑張れ中川大臣
なんだよ、今朝下の文章で中川大臣を酔っぱらいの星として激励したばかりなのに結局辞任か、情けないねぇ。
実は今週の土曜日に我が出身大学の入間支部総会と懇親会があるので、懇親会に先立って行われる決算報告等のまじめな会に既に酔っぱらって行って、風邪薬の飲み過ぎとか言い訳をしてウケを狙おうと思っていたのに、これでは出来なくなっちゃったよ。
やっぱり非常識な行いは認められないという極くあったり前のこの2、3日の出来事でした。
こうなったら残るは麻生首相の支持率下落記録を期待するしかありませんね。果たしてどこまで下落するか、どこまで持ちこたえられるか。頑張れ麻生首相。


よく3、4人で飲んでいて酔ってしまい、隣の人のコップの酒を飲んでしまったり、隣の人の箸を使ったりする人がいるが(言っておくが小生ではない)、しっかりしている奥さんは「あなた、なにしてんの、あなたのはそれじゃないでしょ!ろれつが回らずわけの分からないこと言ってるし、全くしょうがないわね、ああ恥ずかしい」なんてことは我が家でもたまにあることだが、内輪で飲んでいてもそんな風だから、これが全世界に発信されたとなると家族なんぞは恥ずかしくて町も歩けないのではないか。
それにもかかわらずわれらが中川大臣は、恥を忍び、周り中から来る非難をものともせず、みぞゆうの経済危機に敢然と(フラフラとかな)立ち向かい、何とか日本経済を立て直そうとしていらっしゃるのは誠にもって立派である。普段から無類の酒好きで酒類業者の売り上げに貢献しているとあればなおさらだ。(まさかタダ酒では?)
最近は事実は小説より奇なりという言葉が当てはまる事例が多くて、この程度でいいのかとか、ああそうすればいいんだとか妙に納得してしまう。総理の言動しかり、大臣の行動しかりだ。また、1万円で仕入れて6000万円で売ったというものすごい例などは「安く仕入れて高く売る」という商売の基本を教えてくれている。
あの程度で首相も財務大臣も務まり日本国も潰れないなら、小生でも、そこらの酔っ払いでも務まるということを知らせてくれた二人を始めとする閣僚たちは偉い!
公の席はほとんどないのだけれど、小生もこれからは二日酔いでもその日酔いでも大臣を見習って堂々と出席できるのはありがたいことだ。
それはそうと、最近ミゾユウとかフシュウとかわざと読んでいたらそれがクセになってしまい、公の席でもそう発言するようになってしまって困っているのだ。
2月14日(土) 義理チョコが あればいい方 身内のみ
2月13日(金)
FRIDAY THE 13TH
13日の金曜日、この日を待っていたかのようにクリスタル・レイクのジェイソンならぬナガタ・レイクのジュンソンことゾンビ小泉氏が蘇り、チエンソーをフルスロットルにして吼えたね。永田湖でボートに乗って楽しんでいるのはいいが転覆寸前の麻生首相危うし。果たしてこの結末はどうなるか、乞うご期待永田町封切映画。
で、本物のホラー映画の名作「13日の金曜日」の新作が今日全世界で同時封切だそうで、おまけに話題狙いか、観客全員に保険をかけているそうだから念が入っている。
数ある連作ものの映画でもこの映画は好きだね。後の作品になるに従っておふざけが多くなり、何とあのエルム街の悪夢のフレディと戦うなどがあったけど、これもエイリアンVSプレデターより結構評判よかったからね、ジェイソンの魅力は永久に衰えないのだ。
残虐非道のジェイソンだが、時々見せる茶目っ気シーンが印象に残っている。恐怖のホッケーマスクを被ってチエンソーを掲げている姿は戦慄そのものだが、ジェイソンには時々現状が理解できないシーンがあって、そのとき首をかしげる格好がなんともかわいく愛らしくなってしまうのだ。同じホッケーマスクがやさしく見えてしまうから不思議だ。
さて永田湖で遊んでいる自民党議員の皆さん、ジュンソンの復讐は恐ろしいよ。保険はおろか、さっさと永田湖から引き上げたほうが身のためだと思うよ。
2月12日(木)
頑張れ麻生首相
神田川続き
われらが麻生首相に学ぶことはたくさんある。
漢字なんて適当に読んどいても一国の総理になれる。また、言ってる事がぶれていて、どれが本当の考えや行動だったか自分でも分からないが、国会なんて甘いもの、乗り切れるさ、てなことで笑ってごまかしたりする。これは物事はあまり深刻に考えるな、考えたからといってどうなるものでもないという教えだ。
彼は正直だ。これも見習うべきである。発言がぶれるのはそのとき思ったことをそのまま、考えないで正直に発言するからで、子供のような純真な心を持っている人物なのだ。なかなか得がたい大人だ。
郵政民営化なんてどんなものか、まして4分割化なんて一般国民は誰も分かりはしなかったさ。一般国民は「『郵政民営化』?民営化だからなんだか良さそうだぞ、小泉さんもかっこいいし」ぐらいのことで騙されたのさ。だから総選挙で120のお約束をしていても関係なく勝っちゃったのさ。麻生首相の言う通りなのである。
かくなるうえはさらに支持率低下を目指し、いまや自民党はおろか日本国を牛耳っているかつて支持率8%とか、6.5%とか言われていた森元総理の記録を抜いてほしいなあ。そうすれば歴史に残る総理大臣になれるぞ。
なあに国民の支持率なんていい加減なものさ、低くったって関係ないよ。なにしろ郵政民営化だけでなくほかの様々な政策で騙されたのに、いまだにかなりの高率で小泉首相待望論があるくらいだからね。私を騙した男が恋しいという例は結構あるんだよ。
森元総理を抜いて支持率最低を記録した直後に、小泉氏を真似て、「私は賛成はしたけれど、実は郵政民営化にあの時反対だった、郵政民営化担当大臣でもあったしなかったし、ムニャムニャ、というわけで国民の皆さんの意見を聞いてみたい、特に漫画ファンの多い秋葉原の若者諸君!」てなことを言って国会を解散し、総選挙を断行すれば国民はまたまた拍手喝采、圧倒的支持を得て勝利間違いなし・・・になるかどうかやってみよう!?

下の欄で「神田川」の歌詞について書いたのでその続き。前にも書いたことがあるような気がするけどまあいいや、初めて読む人もいるだろうしね。
赤い手拭いっていうのも嘘っぽいが、歌詞というのは事実だけに限らないので許せるけど、許せないのは一緒に行った女性の洗い髪がしんまで冷えるほど待たせている男だ。しかも銭湯に入る前に一緒に出ようねって言ったのにもかかわらずだ。大体の場合、洗髪なんぞすると女性のほうが髪が多いので時間がかかるのに一体この男は何をしていたんだろう。それがいつものことだとさ。
さて、この謎が解けたのだ。作詞者の喜多条忠氏がたしか東京新聞で書いていたが、当時金曜日にはテレビでプロレス中継をやっていて、力道山などの活躍を風呂屋のテレビにかじりついて見ていたので出るのが遅くなり女性を待たせてしまったらしい。バカか、お前は!プロレスショーと愛する(かどうかは分からないが)女性とどっちが大切なんだ。それで待たせた男は冷たくなった女性の身体を抱いて「冷たいね」って言ったのよだってさ。そんな男に騙される女も女だよ。しかも情けないと言うかあきれてしまうのは次の文句で、若かったあの頃は何も恐くなかった、ただあなたのやさしさが恐かっただとさ。どこがやさしいんだ、プロレスに夢中のなって寒風吹きすさぶ外で待ってるか弱い女性を待たせやがって。そんな男に騙されちゃだめだよか弱い(かどうか分からないけど)女性の皆さん。
で、昔から日本国民は騙され慣れているんだなあ。こんな歌詞の曲が流行ったのも騙されてるのと違うのかな。
2月10日(火)
ちゃんちゃらおかしい
自分の趣味を税金使って成し遂げようとしていると思えなくもない東京へのオリンピック招致運動にしゃかりきになっている東京都知事は、国会が10日までに2016年東京への五輪招致を目指す決議案を採択しないことに関して、「五輪招致を政局に利用するとはちゃんちゃらおかしい」と発言した。
さすが日本における最高の頭脳、政治家にして文学者の都知事、発する言葉がうれしいねぇ。
都知事発言はともかく、下の欄にも書いたように、日常何気なく使っている言葉もよく吟味し、語源など調べると面白いのだ。
「しゃかりき」「ちゃんちゃら」「しっちゃかめっちゃか」もYahoo知恵袋で調べよう。
三波春夫の「チャンチキおけさ」のチャンチキは皿を叩く音だろうね。
突然思い出したけど、かぐや姫の「神田川」に出てくる歌詞「赤い手拭いマフラーにして・・・」、いつも思うのだが赤い手拭いって見たことないなあ。
2月6日(金)
語源
国会の予算委員会での我が麻生総理の答弁はなんともちゃらんぽらんでいい加減、無責任だ。昨日も郵政民営化に関して、「オレはあの時賛成はしたけれど、実は反対だったもんね」などという、よく小学生のずるいやつが責任逃れに使う言い訳を国権の最高機関で平気でしていた。
既にそうなっているのかもしれないが、いつもこんな信念も将来の展望もない政策も何もないことをやっているから自ら墓穴を掘ってにっちもさっちも行かなくなるのだ。
などとボーっと思いながらテレビのニュースを見ていてふと気がついたのだが、日本語には面白い言葉がたくさんあるなあ、「ちゃらんぽらん」って語源は何だ?「にっちもさっちも」って何ーに?ルイ・アームストロングはニッチモか?それともサッチモ、どっちもか?なんてね。
自宅で小生がいつもボケーッとして座っている後ろにはかなりの種類の辞書類が並んでいるので、その中からさっそく「大語源」という文庫本くらいの大きさの辞書を取り出して調べてみたら、「にっちもさっちも」はそろばんの二進三進から来ているとあったが、「ちゃらんぽらん」は出ていなかった。
うーん、紙の辞書よりやはり電子辞書だ、インターネットだと思って調べたらありましたねやっぱり。世の中ほんとに便利だ。ヤッホーじゃなかった、ヤフーの知恵袋には以下のように載っていました。

『 ちゃらんぽらんの語源は諸説あるが、「ちゃらほら」が変化し、「ちゃらんぽらん」になったとする説が妥当とされている。
 ちゃらほらの「ちゃら」は「出鱈目(でたらめ)」「嘘(うそ)」「出任せ(でまかせ)」の意味で、「ほら」は「ホラを吹く」の「法螺(ほら)」と思われる。
 「ホラを吹く」の「法螺(ほら)」が吹いて音を出す楽器であることから、「チャルメラ」と関連付け、「チャルメラの略+ホラ」で「ちゃらほら」となり、「ちゃらんぽらん」になったとする説もあるが、有力とされていない。』

『にっちもさっちもは、算盤(そろばん)用語が語源である。
「にっち」は「二進(にしん)」、「さっち」は「三進(さんしん)」の音が変化した語。
「二進」とは2割る2、「三進」とは3割る3のことで、ともに割り切れ、商に1が立って計算が出来ることを意味していた。
そこから、2や3でも割り切れないことを「二進も三進も行かない」と言うようになり、しだいに計算が合わないことを意味するようになった。
さらに、商売が金銭面でうまく行かないことの意味になり、身動きがとれない意味へと変化した。』

なるほどそうだったのか、これでまた小生もお利口になっちゃったものね。
政治家の皆さん、頼むから日本をしっちゃかめっちゃかにしないでくださいよ。ん、「しっちゃかめっちゃか」?
これも調べなきゃ。

1月29日(木)
気になること
ちょっとしたどうでもいい細かいことでも、気になりだすとどうしょうもないことがよくある。
最近のは政府河村官房長官の会見時の首かしげ状態だ。テレビでニュースを見ていると必ずと言っていいほど官房長官の会見が出てくるのでいやでも見ることになる。もうちょっと首を左に戻して真っ直ぐにしてくれないかなあと思いながら見ているのである。別に不快というほどの事でもなく、どうでもいいと思いながらもそう思ってしまうのだ。麻生総理のへの字口と浪花節的ダミ声は気になるというよりこれはもう不快なのでそれよりはもう全然いいのだが。
ホラーからギャグまで小生も若い頃愛読した漫画家の楳図かずお氏(氏の漫画については書きたいことがいっぱいあるのだが、今日は省略)の邸宅が景観を損ねるという訴えの裁判は楳図氏の勝訴になったが、小生が思うに景観をそれほど損ねるとも思えないし、客観的に見れば多分楳図氏の邸宅もいずれそこの景観にマッチしてくると思うのだが、近隣住民から見れば毎日見るだけに、気になりだしたらどうしようもないということなのではないかと思う。
奥多摩にある峰谷橋は以前銀色であったのだが、いつからか真っ赤になってしまった。銀色に慣れていた小生はあまりの派手さに最初は面食らったが、そのうちこの赤が妙に付近の景観とマッチしていると思えるようになった。要するに、周りの緑と、橋の赤が合っているのである。緑と赤はなかなか相性がいいのだ。
それより、わが社のまん前に昨年から取り付けられた近所の税理事務所の電光看板はLEDでものすごく明るく、それも24時間快晴でも雨でも雪でもずーっと点いているものだからどうも鬱陶しい。しかもそれがかなり早く流れる?文字で慌ただしいことこの上ないのだ。景観条例はないのか入間市。電力の無駄だし。
もうひとつ、わが社の道を挟んだ斜め前にあるビデオやさんも24時間営業だが、この社屋が赤と黄色のど派手な建物で、これも建てられてからずいぶん経つのだが、いまだにシックリこない。目印にはなるが。「わが社は弩派手なビデオやさんの斜め前です」と説明するとすぐ分かる。
オイラの豊かな毛髪も気になりだすとどうしようもないが、気にしてもこれまたどうしょうもない。諦めよう。
1月20日(火)
旧約聖書出エジプト記
@アメリカ大統領の就任式では新大統領は聖書の上に片手を置き宣誓する。そのくらい聖書は重要だ。
Aその聖書には、モーゼがヘブライ人(古代イスラエル人)を導き海を二つに割って約束の地カナンを目指しエジプト脱出に成功し、その途中のシナイ山で神から十戒を授かったことが記されている。
B十戒には殺人をしてはいけない、盗んではいけない、姦淫してはいけないなどがある。
C現代イスラエルが米国大統領の就任式の前にガザに無差別攻撃を仕掛け多くの民を殺戮し、就任式の前にさっさと攻撃を中止して撤退を始めた。一体あの無差別殺戮はなんだったのか。
D片手で聖書に誓い、片手で子供たちを始め無差別に銃の引き金を引いているのが現実の姿だ。
E神に叛く大罪を許してはいけない。
1月15日(木)
定額バラマ金
仕事の打ち合わせで久しぶりに池袋へ行った。打ち合わせが終わると居酒屋へというのがいつものパターンだ。
隣の席の酔客の話題は今議論沸騰の世紀の愚策定額バラマ金だ。
聞きかじったところによると、ある種の団体、例えば宗教団体などはこの定額バラマ金を大変期待していると言う。そりゃそうだ、臨時収入なので熱心な信者に寄付や献金を要請、あるいは期待していると言えば、例えば100万人の信者が5,000円ずつ寄付すればもう小生などは計算が出来なくなるほどの莫大な額の現金がその団体に労せずして転がり込む計算だ。濡れ手に粟だ。神様、仏様のご加護が受けられると聞けば率先して献金するのが信者というものだ。
そうか、その手があったか。
野外ずりだし研究学会、焚き火文化を考える市民会議、山でクサヤを食べる会の会員諸君、われらが会の将来のためにぜひ定額バラマ金の中から寄付してくれたまえ、さすれば(古い表現だなぁ、「擦れば」ではない、どこを?)君たちはバラ色の将来を迎えるであろう!今後も焚き火で芳しいクサヤとずりだしをご馳走しようではないか、また、今善行を積んでおけばあの世では全裸の美女が花園の中でクサヤを焼いて君たちを待ち受けているであろう、とか何とか言って、実は小生のポケットに入れてしまうというのはだめかなぁ。
で、その会員が何人いるかというと、えーと、100万人はいなくて、たったの5〜6人だから、その1割が寄付してくれたとして、なーんだ結局駄目か。
1月8日(木)
Yahoo
我が国総理大臣のおかげで、最近は誤読や誤変換や誤用が気になって仕方がない。
遠い昔、安倍お坊ちゃんが「慙愧に堪えない」という言葉を誤用したのもうっすらと記憶にあるし、さらに大昔、今のあさなま総理よりももっと不人気だった森総理も「イット(IT)革命とは何だ?」と言ったとか言わなかったとか。
正月でテレビにかじりついていたら相変わらずお笑い一色で、何とかいう漫才師がカタカナの勘違いネタで受けていた。例えばYahooをヤホーとか言って笑わしていた。これからはあさなま首相の誤読ネタをひねったらかなり面白いものとなると思うがどうだろうか。日本国民は結構それで漢字の勉強にもなるし。大体、矜持なんて言葉も総理はよく知っていたよね。原稿に振り仮名つきであったんだろうけど。いや、案外難しい言葉は知っているのかもしれない。
オバマ次期米大統領の英語を意外と上手だと言ったという現日本国総理、Yahooは何と発音するだろうか。多分「ヤッホー」かなんか言うかもしれないな。(本当はそれが正解だったりして)
1月7日(水)
武士は食わねど・・・
国語の勉強をいたしましょう。
武士は食わねど高楊枝=武士は貧しくて食事に困るときでも、今、食べたばかりに装ってゆうゆうと楊枝を使う。武士はたとえ貧しくとも清貧に安んじ、気位が高いことにいう。また、やせがまんすることにもいう。(大辞林)
さもしい=品性が下劣なさま。卑しい、意地汚いこと。多くの人が小生と正反対の言葉だと言う。
矜持(きょうじ)=自負、プライドのこと。
キョウジ=小生の友人。あさなま総理ほどではないが、時々漢字の間違いをやらかす。この間も小生にあてたメールの中に「藪用」とあったので何かと思ったら「野暮用」の間違いだった。高校時代は彼が生徒会長で小生が副会長だった。すなわち、キョウジ君が今日あるのは小生のおかげなのであるといういささかの矜持が小生にはあるのである。ちなみにわがHPにたびたび出てくる田端のS先輩(鼠先輩ではない)も会長であった(会長だから人格高潔なのであると言っておこう)。川口のT君(この友人も結構誤変換が多い。「柿」を「下記」なんて平気で打って来たりする。―この間からこのネタばっかり書いてるなぁ―。まあ、誤変換は機械が悪いのであって、あさなま総理の誤読とは違うのだ)や保谷のY君ただのヒラ生徒会員であった。・・・そんなことはどうでもいいのだ。
まだエアコンなどがついている車が少なかった頃、夏の暑い盛りに窓を閉め切って走っている車を見ると、あの車はクーラーが付いている車かと羨ましがったものだが、実際は付いてないのにやせ我慢をして窓を閉めて走っていたという例もあるらしかった。武士も食わねどか、ちょっと違うか?
小生もそれを見習ってやせ我慢で今大騒ぎしている定額給付金は貰うまいと一瞬思ったりもしたのであったが、もともとは自分のお金だし返してもらうんだからね、恵んで貰うんじゃないからね、他にもっと有効な使い方をしないんだったら貰わなきゃねと、さもしい、男の矜持もないような?考えに変わったのであります。まだ国会で実現するかどうか分からないけど。
コロコロ発言が変わり、信念も確たる政策もないあさなま総理は昨年は高額所得者は辞退すべきと言っていた。その言をふ襲すると、総理はもちろん、国会議員もキョウジ君も、T君も、しょっちゅうタイなんぞへ出かけているY君も、S先輩も辞退すべきである。キョウジ君はもちろん皆様も矜持があるし、さもしくもないからね。
それをどうするかって?もちろん小生に回してちょうだいって言うのさ。
小生が高額所得者かどうなのかって?そんなの決まってるじゃん、でも答えづらいなぁ、そうでもないか。ヒント:オイラの愛用車は友人I氏に貰った錆だらけのボロボロの軽トラックさ。もちろんクーラーはなし。
登場人物高校時代篇四題噺のお粗末でした。
1月5日(月)
花泥棒じゃなくてミカン泥棒
明けましておめでとうございます。本年が皆様にとってよい年でありますように。
正月そうそうあまり、というか、全然めでたくない話で恐縮ではありますが、ここ数年腹の立っていることがあるのでそれをちょいと記しましょう。
我が家の狭い庭には所狭しと柿、柚子、鬼柚子(まるでカボチャの様に大きい柚子、ただし香りは甘りない)、蜜柑、夏蜜柑、キウイ、等々のいろいろな実のなる木が植えてあり、それぞれ年によって多少の多寡はあっても結構実るのである。
今冬は柑橘類はあまり実らず、その代わり柿が異常と言っていいほどの大豊作だった。それでも夏蜜柑や鬼柚子も目を楽しませてくれるほどには実ったのだ。この夏蜜柑で山仲間のhammerさんがマーマレードを作ってくれるから成長が楽しみなのだ。
悔しいのはその夏蜜柑と鬼柚子が色付き、目立つようになると決まって盗られるのだ。道路のすぐ脇にあってちょいと失敬心をくすぐられての犯行ならまだ許せるのだが、夏蜜柑などは表からは玄関先を通らなければ来られないし、裏からは車庫と母屋の間の狭い通路を通らないと来られない所にあるのだから、わざわざ庭に入って来て盗るというのが気持ち悪いのである。そう言えばhammerさんの最新のページにはいまはない鬼柚子がちゃんと写っているので証拠写真だ。
花盗人、特に桜の花などは泥棒ではないという風流な言い伝えがある日本の心はよく分かるが、蜜柑にしろ、花にしろ、通りがかりの人がきれいですねとかよく生っていますねと言われれば、天からのもらい物、おすそ分けをするのが人情だし、そう言われなくても我が家では今冬の柿などは大豊作だったので、近所や知人延べ50軒ぐらいに少しずつ配った。
だまって盗られるのが気持ち悪いし悔しい。捨てるゴミでも黙って持って行かれると気持ち悪い。
ここ数年鉢植えや盆栽、蜜柑などが盗まれる。実は犯人の大体の目星はついていて、その人は日頃からそういった癖(多分病的な)がある人のようで、近所では噂の人なのである。だからといって現場を押さえたわけではないので捕まえに行くわけにも行かない。蜜柑や大して価値のない盆栽で警察に通報するのもそれほど大げさにしたくない。
そこで考えた、というほどのことでもないが、道路に面した庭の木に、「蜜柑盗るな!」の札をぶら下げた。と言うのはその人はもしかしてこちらが盗られたことに気づいてないと思っているかも知れない、少しずつ盗ってスリルを味わっているのかも知れないからだ。
今朝、女房が近所のおばさんに、「何かあったんですか」と聞かれたらしい。札を見たのだという。こうこうこういうわけだと説明したと言っていたが、近所の人が見たということは犯人も見たかこれから見るに違いない。そして犯人の家族も見るに違いない。
かくして我が家は日本珍百景、やたらと札がぶら下げてある家となったのであります。果たしてぶら下げ札の効果やいかに。
というわけで今年は、「神、そらに知ろしめす。すべて世は事も無し。」といくように祈りましょう。