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Love and Peace 2004年 その時々のオサムカラムコラム
Imagine all the people living life in peace John Lennon
               
(赤字はワンポイントイメージのためで、リンクではありません。)

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2004年12月29日(水)
冤罪
世界は大変な災厄で今年が終わろうとしているが、大津波の報道に隠れて、ごく小さい扱いで先日の亜細亜大学野球部員の電車内での集団痴漢行為の不起訴処分を報じていた。
主犯の和田某を除く4人は証拠不十分、嫌疑不十分で不起訴だというのである。ごく小さい扱いなので詳細が分からないが、4人は痴漢行為にはまったく無関係で、警察の見込み捜査、逮捕の疑いが濃厚であるとのことだ。
4人の名前は既に大きく報道されているので、嫌疑不十分と言う理由では冤罪は晴れないだろう。
私なども、「やっぱりね、体育会系は集団で破廉恥な行為をするんだよね」なんて単純に思っていたし。警察は嫌疑なしと発表し4人に謝罪すべきであり、マスコミはこの4人の名誉回復に、より大きな扱いの記事報道で報いるべきである。
2004年12月22日(水)
上田知事 おまえもか!
上田埼玉県知事が県教育委員に「新しい歴史教科書を作る会」の元副会長高橋史朗氏を任命し、20日、県議会で自民党他の賛成多数で可決された。反対は民主党、公明党、共産党。
上田知事は、「教育委員は6人なので多様な意見があっていい」と言っているそうだが、事は日本の未来を託す教育問題、日本全体が右傾化、戦前回帰へと突き進んでいる今日、戦争を美化するかのような発言をし、日本のかつての侵略戦争を自虐史観だと言う人を教育委員に任命することはないし、高橋氏以上に識見に優れている人はいくらでもいるはずだ。
上田知事は知事選の公約では何らこの人事案件には触れておらず、事前に自らの意思を公にはせず、後出しで突然既成事実を作ってしまう小泉流が早くも身についたと見える。
土屋県政の権力志向の末の混乱を革新的な上田知事が改革してくれると期待していたのに、教育もトップダウンの権力者慎太郎ミニを目指しているのか上田知事、見苦しいぞ。
先の知事選では民主党五十嵐文彦衆院議員は当初上田氏を推さなかったと聞く。上田氏の素性を知っていたのであろうが、案外それが正解だったかもしれない。
2004年12月6日(月)
覆面パトカー
新潟県中越地震の影響で、新潟県内はおろか、東北地方まで観光客が予約をキャンセルして、そちらの方の被害も甚大だというので、それならばと、仲間7人で行って来ました新潟県分水町観光支援
観光シーズンではないせいもあるでしょうが、やはり観光客はどこも少なく、岩室の宝山酒造見学では、「キャンセル続出です。本当に良く来て下さいました」と、私好みの美人のおかみに歓待されました。(一緒に行ったH氏は美人のおかみの色香に負けて,お酒を余計に買っていた)。
宝山酒造さん,当日は有り難うございました。サービスに頂いたお酒、宿で飲みました。おいしかったです。
分水町は直接の被害はなかったけれど、やはり相当の揺れだったそうで、余震も続いて不安だったと宿泊先の人が言っていました。
行く途中の関越道は工事中で片側車線通行が続き、そこからは明らかな地震の被害が見て取れました。家が傾いていたり、墓石がのきなみ倒れていたりしました。被災中心地域から離れた所でも、崖崩れなどが散見されました。
5日は新潟県もかなりの強風が吹き荒れましたが、二次、三次災害が起こらないよう祈るばかりです。
そういう殊勝な心掛けで新潟に行ったのに、なんと帰りの関越道・石打塩沢〜湯沢間で覆面パトカー(大体、この覆面というのが国民をだましていて納得がいかない、正体あらわして堂々と取り締まれ!)に追尾され、捕まってしまいました。これがまたなんとも納得の行かない違反で、追い越し車線帯走行違反だか走行帯違反だかという名称の違反で、とにかく2車線の右側車線(そういえば追い越し車線って表示してあるねえ!)を3kmに亘り走ったという違反なのです。スピード違反ではないんですよ!もちろんスムーズに、安全に何ら危険なく真面目に走っていたのに、一点減点、罰金6,000円だってさ。運転していたT氏は嘆くことしきり!「ゴールド免許が去って行った!」
追い越し車線帯とはいえ、安全に走行している車をわざわざ停車させて、一点の違反切符を切るほど重大な違反でしょうか?注意すれば済む問題ではないのでしょうか?すべての違反車両を摘発するのなら納得ですが、このような措置だと、善良な運転手はただ「運が悪かった」と思うだけで、長い目で見ると交通安全につながらないのではないでしょうか。関越交通警察官の思慮不足を指摘しておきたい。
私めの今は亡き父は元警察官で、少なからず警察官の仕事に対しては尊敬と敬意を払っていましたが、今度の件ですっかり警察官に対して失望してしまいました。
皆さん覆面パトカーに注意です。右側の追い越し車線は長い時間走行しないように。午後5時頃の勤務時間終了間際で、インター手前が要注意ですって言うじゃなーい。勤務終了前のお土産感覚という意見もあるようです、残念!覆面パトカー斬り!ちなみに、白いクラウンでした。そうか、ナンバー控えておけばよかったなあ。そんな余裕なかったもんね。
追い越し車線走っているとはいえ、安全に走っているんだから,そんなの捕まえるより、超スピードで危険極まりない運転しているのを取り締まるとか、被災地に行って交通整理するとか他にもっとやることあるでしょうに!
2004年11月26日(金)
アカハラ
YAHOOサイトのトピックスに「被害57件アカハラで教授解雇」と出ていたので、どこかの教授が天然記念物のような大事なイモリ(アカハラ)を盗んで解雇されたのかと思ったら、そうではなくて、アカハラって「アカデミック・ハラスメント」だって。イモリは赤い腹をしているからアカハラっていったと思うけど、まさか大学や研究室で教授が嫌がらせをすることだとは思わなかった、笑っちゃうね。
水の中にいるのがイモリ、家にいるのがヤモリで、井森やタモリは芸能界に棲息している。
お粗末でした。残念!
2004年11月13日(土)
喪中はがき
シマザキ印刷ではほとんどの印刷物に対応できるようにしておりますので、当然葉書や名刺も扱っております。先日もどこかよその簡易印刷店で印刷してもらった名刺を持参して、出来具合が気に入らないので当社で刷り直してくれというお客様がいらっしゃいました。一見違いがないように見えますが、簡易印刷ではドットが荒く文字の線がシャープでないのでサブリミナル的にじわじわと視覚に訴えてきます。たった1枚の名刺が何億円という契約に役立つこともあります、おろそかにはできません。当社では本格的オフセット印刷ですのできれいに印刷でき、お客様に喜ばれております。
時節柄今は喪中葉書の注文を数多くいただいております。今年親族や親しい人に不幸があった場合に出す年賀欠礼の葉書ですが、これについてはかなり誤解があります。
喪中というのは服喪中、つまり亡くなった近親者の喪に服している状態ということです。喪に服すというのは一定期間歌舞音曲の類はもちろん、お祝い事や神社などへのお参りも避けて亡くなった人を悼むということで、当然年賀の挨拶(年賀状も含めて)も遠慮するということです。ですから近親者が亡くなって数日しか経ってないのにカラオケに興じたり忘年会に出かけていって大酒を飲んで騒いだりするのは喪に服しているとは言い難いものです。
喪中の期間はかつては1年ということでしたが、最近のスピード時代では1年では長すぎ、四十九日の法要などを目安にすればいいでしょう。
ですから、(喪に服しているので年賀状も含めてご挨拶は遠慮させていただきますという意味の)喪中葉書も、出す人の心の持ちようですが、今年の1月とか2月とかに不幸があった場合は出す必要がないと思います。大抵の人がもうとっくに喪に服してなく、大酒飲んで騒いでいるのですから。
要は亡くなった人の喪に服しているかいないかということで喪中葉書を出すか出さないか判断すればいいということです。ただし、亡くなった方が喪に服するような親しい間柄でなかったり、服喪期間を過ぎていても、人によっては年賀状のやりとりをそろそろやめにしようという意図で喪中葉書を出す方もおります。
また、年賀欠礼の葉書の主体はこちらで、「こういうわけで挨拶に行きません、今年中はお世話になりました、来年もよろしく」という意味なので、先方がこちらの喪中を知らずに年賀状を書くのは何ら問題はありませんし、本来は12月に出すのが正しいのですが、相手方が賀状を書いてしまわないうちにという配慮から11月に出す方が多いというのが現状です。
いずれにしても当社では丁寧に対応いたしておりますので、疑問の場合は遠慮なくお尋ねください。
2004年11月6日(土)
京都議定書
1997年に京都で採択された地球温暖化防止のために先進各国の温室効果ガス削減義務を定めた京都議定書にロシアが127番目に批准し、来年2月に発効する事になった。
日本は90年水準より6%の削減を義務づけられている。ロシアは旧ソ連の崩壊による工業生産の低迷で温室効果ガスの排出が大幅に減少しており、国同士の排出量取引が認められているので、余分の排出枠を日本やEUへ売却が可能になっているという。
経済と環境問題がリンクするというのは凡人にはなかなか分かりづらいことだが、ロシアが今後利用するであろう「温暖化ビジネス」という言葉を初めて聞いた。
温室効果ガスの最大の排出国はアメリカだが、アメリカは01年に自国経済への悪影響を理由に京都議定書から離脱した。そんな勝手が許されていいものか。ここでもアメリカ一国主義がまかり通っている。
イラク戦争では各国に同調させ、軍隊派遣を事実上強制しながら、地球の未来を左右するきわめて重要な各国の取り決めには勝手に離脱する。そんな国がアメリカだ。
今回の日本の連続する大災害でも少なからず地球の温暖化の影響が叫ばれている。
わが小泉氏はブッシュ氏と相当親しいらしいが、新潟県中越地震や台風23号で被災した人が何万人もいる状況でわれわれの税金使って自衛隊の観閲式をやる暇があったら、ブッシュ氏に京都議定書に批准せよと電話でも掛けた方がいい。ロシアの議定書批准に対して、「心から歓迎する」と談話を発表しているのだから。
その京都議定書が採択された京都会議の議長を務めたのが当時環境庁長官の飯能の石井道子さんだったと思う。先日入間で行われた国体なぎなた競技は盛況だったそうですが、埼玉県なぎなた連盟会長がその石井さんです。シマザキ印刷は、ポスター始め印刷物ではいろいろお世話になり有り難うございました。(さりげなく宣伝です)
2004年10月29日(金)
日の丸・君が代
サバイバル
天皇陛下が秋の園遊会で、東京都教育委員の米長某おべっか委員の「日本中の学校に日の丸君が代をいきわたらせるのが私の仕事だ」旨の発言に対して、「強制は望ましくないですね」と述べられたという。たかが東京都の教育委員が「日本中に云々」はどうかとも思うが、それは置くとして、現実的に日の丸君が代が強制されている教育現場と小泉-慎太郎の戦前回帰の右傾化に対する杞憂を天皇は述べられたものであろう。
民主憲法下の象徴天皇制に於いては天皇の政治的な行動や発言は制限されており、その意味でこの発言の持つ意味は大きい。天皇陛下の歴史認識はそこらの成り上がりの政治家のそれや浅はかな言動を凌駕している。関係者は天皇発言の持つ意味を深く胸に刻むべし。

その天皇陛下も憂慮されている新潟県中越地震では、だんだんと詳しい状況が見えてきて、住民の避難状況の疑問もいくつかある。
体育館に大勢の避難民が雑魚寝をしているようだが、フロアーに青シートを直接敷いて毛布などを利用して過ごしているらしい映像が流れているが、これでは下からの寒気は防げず寒い。救助物資を出した後の段ボール箱を伸ばして下に敷きその上に毛布などを敷けばかなり床からの冷気を防げるのになぜそうしないのか。
段ボールはほかにも利用できる。各家族が隣りとの境界も無いまま、ただ雑然と過ごしているが、長期化するとプライバシーの問題が必ず出てくる。段ボールをガムテープを利用して立って腰くらいまでの高さの衝立を造れば、ある程度プライバシーも保護できる。横からの寒気も防げる。
昨年小泉首相も参加して入間市で行われテレビでも放映されたが、一都何県何市だかの大掛かりな防災訓練で、体育館への避難の際に段ボールでできた簡易個室というものがあって、実際に組み立ての訓練もした。今回の被災地ではそれらを全然見ないが、新潟県ではその備蓄が無いのだろうか。無ければ関東にはあるはずなのだから送ればいいのに、なぜそれができないのだろうか。
水道が出たなら風呂はドラム缶で作ればいい。燃す物は十分あるはずなので、ブロックを2〜3枚積んでその上にドラム缶を載せれば出来上がりだ。五右衛門風呂だ。ドラム缶は各清涼飲料メーカーには原料を入れた処分に困っているすぐ使えるきれいなドラム缶がたくさんあるはずだ。
温かい汁物。これはおいしくて、主食にもなり、すぐできる「ずりだし」が最高だ。乾麺を茹でるだけなので超簡単。
その他にもトイレの作り方とか普段のアウトドア遊びを利用できることがたくさんあるが、こういう時こそアウトドアマンの活躍時だ。近くに住むアウトドアマンは被災地に行き、持っているサバイバル知識をボランティアで活用すべき。
2004年10月25日(月)
新潟県中越地震
台風23号に続いて大きな災害が日本を襲った。新潟県中越地震。
本欄の9月21日に指摘した危惧が現実のものになってしまった。今度の地震の震源地は新潟神戸ひずみ帯の範囲内という記事がありましたが、今までの熊などの動物の異常行動は今度の地震を予知していての行動かもしれない。熊の被害の範囲がそのひずみ帯と妙に一致している。前兆的な植物の異常(台風や猛暑による直接的なダメージでなく)もあったのかも知れない。地震雲とか、動物の異常行動、池の水位の低下や湧き水の枯渇など、地震などの大災害に対しての民間の予知伝承がまだまだあると思う。完全でなくてもある程度の確立で的中すれば、心の備えがあるだけでも被害が軽減する。
23日に地震が起こる前夜、たまたまテレビの衛星チャンネルで「ターミネ-ター3」を放映していたので見ていたら、画像は乱れなかったが、音声が大きくなったり小さくなったりしてかなり乱れていた。冗談半分で家族に、「近いうち大地震があるかもしれないぞ」と言ったら現実になった。
断層のずれにより発生する電磁波のFM電波に及ぼす影響と地震の関係を調べている人がいるそうだが、22日の衛星放送の音声の乱れと今度の地震は単なる偶然だろうか。
それはともかく、今はただいっときも早い被災者の救援と生活の安定を祈ります。
2004年10月23日(土)
ODA(政府開発援助)
台風23号の被害が甚大で、被害に遭われた人が「後始末どころかどうしてよいかわからない」と言っていた。先の新潟、福井の豪雨は既に遠い過去の物になってしまったのか、メディアは取り上げないが、被災者は悪戦苦闘が続いているに違いない。
日本がこの状況にありながら、ODAでイラクに橋5基(5億円×5)を無償援助という記事が新聞に載っていた。おいおい、今日、明日の生活に困っている被災者が日本に何万人といるこのタイミングに、イラクに橋うんぬんは無いだろう!政府は一体どれほどの無償援助を日本の被災者にしているのか。援助ではなくて当然の政府の仕事ではないのか。
明日の生活もどうなるかわからない被災者にとっては新聞、ラジオ、テレビどころではなく、イラクの情報なんてどうでもいい。この事実を知ったら、何のためにまじめに働いてまじめに税金を払わされてきたのか怒り心頭であろう。
政府は速やかに日本の被災者を救済せよ
2004年10月22日(金)
スギヒラタケ
腎臓障害のある人や人工透析をしている人が相次いで死亡し、杉の木の切り株の根元などに出るキノコのスギヒラタケが原因ではないかと疑われている。
スギヒラタケには毒性はなく食べられるというのが定説ですが、ホテイシメジハエトリシメジにはアルコールに反応して毒になる物質があるという例もあるので、スギヒラタケに含まれるある種の物質が、腎臓治療薬に含まれるある種の薬と反応した可能性もある。
かつて毒性はなく食べられるとされていたキノコ(例えばサクラタケ)が、最近の研究で毒成分が検出されて、残念ながら毒キノコの仲間に入れられた例は数多くあるので、これからもまだまだそういった事例が出てくるものと思われる。
毒とされていないキノコのナラタケナラタケモドキを食べてあたった人(私も)はかなり多いので、[食]とされているキノコでも注意が必要だ。おいしいキノコでアンズタケというのがあるが、これはヨーロッパではかなり人気のキノコらしいが、あのチェルノブイリ原発の事故以後、このキノコで中毒したという報告があるということも聞いている。
逆に、毒とされているホウキタケの仲間でも、我々はいつもそれらを食べているが中毒したことはない。(ただし、丼いっぱいそれを食べてあたった人がいる。どんなキノコも消化が悪いので大量に食べればあたる。それ以来そのキノコのことを、その人の名前を取ってソ○ヤタケと呼んでいる)
同じキノコでも生えている場所の土壌や木や大気の違いでも毒、無毒になるかもしれない。馬酔木(アセビ・アシビ)の木の下に生えているキノコは毒だと奥多摩地方では言われているが、そもそも馬酔木の木の下に生えているキノコをほとんど見たことがないし、この説はもちろん確かめたことがない。

このキノコの事故?にしろ、今度の台風にしろ、亡くなられた人が多数出たことは大変傷ましい。多くはお年寄りで、家族を亡くされたある被災者が、「自然のやることなので仕方がない、誰にも文句が言えない」と嘆いておられたのが印象的だ。
病気の人でもお年寄りでも亡くなるという事は家族や周りの人にとっては最大の悲しみだ。
昨日の夕刊にほんの数行イラクの記事が出ていた。『ファルージャで米軍の爆撃により幼児を含む6人の民間人が死亡』。戦争に関係のない一般市民の死が当たり前になってしまって、新聞も大きく扱わなくなってしまった。が、遺族の悲しみはいかばかりか想像に難くない。
2004年10月13日(水)
インターネット自殺
作家の井沢元彦氏の「逆説の日本史」によると、徳川家康の本願寺分断政策が強大な宗教権力の牙を抜き、信長、秀吉、家康の宗教改革によって檀家制度=葬式仏教が構築され、その結果日本に於いては人類の悪弊たる宗教戦争の害から解放されたといっている。
宗教というのは誠に厄介な物で、特に唯一絶対神を信じる宗教は排他的攻撃性があるので戦闘を厭わないし、自死を禁じている宗教がその宗教のために自爆テロも辞さないことがあるというのも本末転倒という気がする。
諸外国に比べて日本で自殺が多いのは、信仰心が希薄という宗教風土が関係しているのかもしれない。それに加えて、最近の若者の他人同士の集団自殺では、インターネットを始めとする高度情報化社会に於いてはその情報を取捨選択できる能力が十分備わっていない若年層ほどその情報を得やすいという矛盾がある。
メディァから連日流される様々な死=命の軽さの情報に一番影響を受けているのは宗教とほとんど無縁の若年層だ。
若者よ、死に急ぐな。死は決して甘美ではない、死ねばただのゴミになるだけだよ。今苦しくても生きていればそのうちいいこともあるさ。
2004年10月6日(水)
水上勉氏
先日亡くなられた作家の水上勉氏をしのぶ会が開かれ、多くの関係者が集まったという記事が東京新聞に載っていた。
水上氏が作家デビューした頃の文章も載っていて、その中の「飯場」という言葉に対して、この言葉は差別用語であるが、あえて原文のまま掲載するという断り書きがあった。飯場がなぜ差別用語なのか定かではないが、最近は何でも差別用語にしてしまって、これは言葉狩りではないのか。
「方手落ち」という言葉が差別用語で放送禁止なら、王選手の「一本足打法」はどうなんだ。
こんな例はいくつもあって、筒井康隆氏はそれに抗議して断筆宣言までしたことは記憶に新しい。
セクハラ言葉も言われた方が不快感を感じなければいいという説もあるが、差別用語もそうなら、オイラなんか93歳の親からも「ハゲ」なんて言われて、大変な不快感を感じている。
「ハゲ」という言葉こそ差別用語だと思う!もっとも、オイラの場合はまだ生え揃わないだけだけどね。

水上勉氏で思い出すのは、かなり前、氏の愛用品という記事だかテレビのインタビューでだったか、山椒の木のすりこぎというのがあった。氏は山椒の木の表皮を剥いて白木にして使っていて、たいそう重宝し愛用している旨の話だった。
それは違うんじゃないかとその時思った。山椒の木は木自体には香りはなく、葉にあの独特の良い香りがあり、木は結構硬い木なのですりこぎに向いているのだが、木の表面にはやはり独特の突起がある。
私はそのぶつぶつの突起が面白くて樹皮を剥かずにそのままで先端を丸く加工して使っているが、その方がやはり趣があって良い。樹皮を剥いてしまうとせっかくの山椒の木の価値がなくなってしまうように思う。
氏が愛用したその白木にした山椒のすりこぎを今でもどなたかが引き継いで使っているのだろうか。
2004年10月2日(土)
イチロー
イチローMLB年間安打数他新記録達成!
イチローは国民栄誉賞を貰わない。既にイチローには授賞の打診をしているが、イチローは辞退している。政府はイチローから断られ、面目丸つぶれなので発表しない。と思うが、違うかな?。
(注)10月8日、イチローが受賞を辞退した旨の発表が政府からありました。辞退は予想通りでしたが、政府がそれを発表したのは納得です。
2004年9月28日(火)
水虫治療優先内閣
今度の小泉改造内閣では郵政民営化のことばかり取り上げているが、取り組むべき政策の優先順位でいえばもっと喫緊の問題がいくつもある。景気・財政・年金はどれをとっても待ったなしだし、拉致問題、イラクの自衛隊、凶悪事件ばかりの国内治安の安定はどうする?
郵政民営化の是非はおくとしても、その前にすることが他にも山ほど有るだろうに。
水虫に悩んでいる人が、是が非でも治したいので、ケガで命に関わるほどの大量出血しているのに、それをほっといて「水虫、水虫!」と叫んでいるようなものだ。
2004年9月21日(火)
マイタケ(舞茸)
浅間山が噴火したり、大きい台風が続発したり、人間界でも異常な事件が続発したり、今日で東京地方の今年の真夏日の日数が新記録確実で、関東大震災の年の夏も暑かったなんていう話を聞くとなんだか不気味だ。
ビートたけしが週刊誌のコラムで、オリンピックの日本選手の活躍も大地震の前触れじゃないかなんて言ってるけど、前にも書いたが、古来より動物には天変地異の予知能力があるっていうから冗談とばかりも言っていられない。
動物の異常行動が大地震の予知に役立つと言うが、植物はどうなのだろうか。
19日に今シーズン初めてのキノコ狩りに奥多摩へ出かけた。富士山へよく行くグループからも今年はキノコの当たり年だと聞いていたので期待していったが、確かに普段の年よりも雑キノコの出が早く、数も多いようだ。途中の山道には山栗が例年よりかなり多く落ちていた。
マイタケは中型を4株ほど採取して舞い踊りたい気分になったのはいつもの通り。
帰宅後、例によってマイタケ料理を堪能したが、どうも例年の天然マイタケのような味の切れがないような気がする。マイタケを焼いて日本酒の熱燗につけるマイタケ酒がいまいち味が出てこない。これは全員一致の感想だった。ピザに入れて焼いてもいつもの天然舞茸のうまみが出ない
考えてみれば、植物やキノコなどの菌類は自然そのものなのだから、予知能力があって当たり前で、マイタケの味の異常が天変地異の予兆かもしれないと思うと、のんきにキノコ狩りにもいけない。
動物と違って植物は行動しないので分かりづらいが、新潟や福井の豪雨禍、先日の台風・地震を既に予知していたのかもしれない。
今後さらに大きい台風や地震が日本を襲わないように祈るばかりだ。
2004年9月10日(金)
プロ野球
プロ野球選手会がスト決行だのどうだのともめているが、根本的な構造改革をしないで、巨人戦をやって入場料収入やテレビの放映権収入をあてにしている各球団体質を正さなければプロ野球界の未来は無い。
そんなに巨人をあてにしているなら、全球団が全部巨人に吸収されて、巨人一球団にし、巨人A.・巨人B・巨人C・・・というようにして優勝を争えばいい。そうすれば巨人ファンの多い日本ではやっていけるかもしれないぞ。
この際プロだけでなく、高校野球等も含めて日本の野球の質、構造をここで根本的に考え直した方がいいと思う。素人のオイラが考えても改革すべきことは山ほどある。当然野球ファンの方も考え直さなくてはいけないことがたくさんある。
今日の問題を招いた一因は結局巨人一球団主義ともいうべき球界体質になってしまったことにある。どう考えても今までの巨人のやり方はアンフェアで、それを分かっていながらも巨人ファンが圧倒的に多いというのが理解できない。しかも王・長島なきあとの巨人の野球は全然面白くないのに。
ペナントレース終盤のテレビの野球中継でも、優勝がかかっている試合を放映しないで、消化試合にもかかわらず巨人戦の中継ばかりやるっていうのは、年間放送スケジュールが決まっているからといってもおかしい。やっぱりその方が視聴率を稼げるからだろう。最近はさすがに視聴率が落ちているけれども。
サッカーの試合を見たあと野球を見ると、これはスポーツではない!と思えてくるほどチンタラとプレーしている。それが野球の良さだと言う人がいるがそれは野球を知らない人だと断言しておく。
小学・中学・高校・草野球と野球をやってきたオイラの意見でした。
広島カープの赤ゴジラこと嶋選手、200本安打まであと30数本。ダントツの首位打者。苦節10(?)年。イチローに追いつけ追い越せ。プロ野球ファンはこういう選手にも注目しなきゃだめだよ。
2004年9月8日(水)
蜂の巣・神
5月頃アシナガバチが家の出窓の下に巣を造り始めたのを見て、今年は台風の当たり年かもしれないと公言していたらその通りになった。蜂が巣を低い所に造るとその年には台風が多く来ると子供の頃から親に言われてきたことを覚えていた。
逆に高いところに造るとそうなると言われている地方もあるらしい。河の近くの地域で、河が氾濫するので高い所ということらしい。どうして蜂は未来のことが分かるのだろう。自然は偉大だ。
世界中で、人間の醜い行いをあざ笑うかのように自然が猛威をふるっている。人間同士争っている場合ではない。
暴力、憎しみの応酬、報復の連鎖、殺戮のエスカレートをするように神は人間を造ったのか?
そうではないだろう。人間が神を造って、最終的に一切を「神」に責任転嫁しているのだろう。
2004年8月31日(火)
新聞
自然の猛威にはほんとに驚かされる。台風16号ははるか日本海を北上しているというのに関東地方も夜半すごい風で、安眠を妨害された。
7、8年程前奥只見銀山湖に釣りに行った際泊まった民宿で遭った風がものすごいものだった。風はうなり、建物はゆれ、その民宿は崖の上に建てられているので、このまま建物ごと下の湖まで飛ばされてしまうのではないかと一晩中寝られなかったことがある。それ以来夜中の風には神経質になっている。
それにしても有り難いのは、あの風雨にもかかわらず朝刊がちゃんと配達されていたことだ。テレビ、ラジオと違って現物が届くというのはすごい。
新聞の各戸配達は日本の独自システムだと聞いたことがあるがあれは世界に誇れると思う。居ながらにして活字の情報・文化が手に入る。
大変な仕事だが地味で目立たない新聞配達の人たちが日本の高度な文化を担っている。感謝。
2004年8月27日(金)
公共事業
諫早湾干拓工事差し止めを求めた仮処分申請で、佐賀地裁が差し止めを命じる決定をした。
三権分立といいながら実際には三権は国家体制を維持するのに一体であるのが現実だが、下級審ではしばしば権力の暴走横暴を諌める判断を下す。
政府は当然異議申し立てをするだろうし、一審、さらに上級審に行くに従って政府寄りの判断に偏っていくと思われるし、既に工事そのものが94%完成しているということを考えると、この佐賀地裁の決定は工事反対派及び世論へのガス抜きの意味もあると思われるが、それでもこの決定のもつ意味は重い。
さすがに最近は国家財政破綻の危機感から公共事業のあり方をもういい加減に考え直さなければいけないというのを、ボンクラな官僚や政治家も気がついてきているらしい。
今後の公共事業は、既に完成している無駄な物や老朽化したり役目の終わった施設(ダムや原発や三面コンクリートの川等々)の解体や原状に復する工事が主流になるかもしれない。
2004年8月23日(月)
反論
下の欄の文章に対するあり得べき反論
 そもそも日本は主権国家でなく、アメリカの属国なのであるから、今回の問題に対して小泉氏が何らの問題意識をもたないのは当然で、非難するに当たらない。
 主権が無いのであるから、国権の発動たる戦争と陸海空その他の軍隊の保持、集団的自衛権の行使を憲法で禁じているのも絵空事である。
ってか?そんなのあり? 一応主権国家日本は憲法条文を拡大解釈して、本来ありうべからざる事が現実に起こっているのが怖い。
2004年8月23日(月)
主権・国民栄誉賞
沖縄の米軍ヘリ墜落で日本の主権を侵害されても、夏休み中だからと上京した知事にも会わないで歌舞伎鑑賞したり金メダルの選手に電話したりしている小泉首相は、今、このオリンピック後に行われるであろう国民栄誉賞を誰に贈呈するのが一番自身の人気回復につながるのか悩んでいるだろうな。
4年前は確か女子陸上界初の金メダルのマラソンのQちゃんだったと思うけど、今回は2冠獲ったり3連覇したり何十年ぶりのとか、初のとかすごい形容詞のつくメダリストがいっぱいいるからね。
首相の第一の仕事である日本の主権を守るということより、自分の夏休みの方が大事という首相を選んでいる我々もいろいろだ。
誰が国民栄誉賞を貰うかで暑気払いもいいね。
2004年8月18日(水)
グローバル化
オリンピック。世界の超一流というのはものすごいもんだ。特に体操。早い、強いという水泳や柔道のメダリストももちろん大変なことだが、超難度の技を連発する体操を見ているととても人間業とは思えない。
それにしても柔道。柔道の試合を見るといつも思うのだが、何とかならないのかあの猫がじゃれているような組み手争いで終わってしまう試合。腰を引いて両手で猫じゃらし。柔道着はだらしなく垂れ、床に這いつくばったりしてるうちに一体どっちが勝ったか分からないうちに試合終了。
日本古来の伝統格闘技柔道が国際化してから、日本の柔道とはまったく異質の物になってしまった。青と白の柔道着や畳の色など慣れてしまえばどうって事ないけれど、戦い方がまったく変ってしまったのは、指導・効果・有効・一本という採点方法に問題がある。
極端に言うと、本来の柔道はがっちり組み合って一本とったほうが勝ちというある意味単純な競技なのではないのか。
国際式柔道とは別に、日本式正統派柔道連盟というのを新たに設立して本当の柔道で競う大会を開催した方がいい。
柔道は、なんでもグローバル化、国際化すればいいというものではないという好例だ。
心配なのは剣道が国際化して、日本の剣道とは似ても似つかない物になることだ。赤と白の剣道着で、危ないからと靴を履き、判定が良くわかるように一本入るとランプが点くフェンシングみたいになるぞきっと。
2004年8月12日(木)
にせもの
日本列島ウソ・ニセの横行だ。雪印、三菱の大手は言うに及ばず、温泉、食品、その他あらゆる物がどれが本物かわからない。
温泉暦39年の島崎の仲間たちは既にかなり以前からどこそこの温泉は怪しいと言ってきた。
かつて行った新潟県月岡温泉の某ホテルで女将に、「この大浴場は温泉ではないでしょう?」と訊いたら女将は正直に「配管、湯量その他の都合で大浴場は温泉ではないけれど、露天風呂は源泉の正真正銘の温泉です」と教えてくれた事があった。
本物を見る眼がなくなって来ているから何かのきっかけで真実が露呈すると騒ぎ出す。
どうやらわれわれは偽物に慣らされてしまって、あらゆる事で本物との区別がつかなくなってしまったらしい。
これからの日本は政治経済に限らず、個人の生き方等もホンモノ・ニセモノというのがヒントになるかもしれない。
2004年8月11日(水)
教員免許更新
文科省が義務教育制度改革で教員免許の更新制度を打ち出した。
運転免許更新のように適正を定期的に審査するのは必要かもしれないが、さらに必要なのは定期的に一定期間民間研修をやらせることであろう。
教員や公務員は組織のなかに埋没して、他の分野の人とほとんど交わらない人が多く、その弊害は大きい。
私の知りあいの教員にも世の中の流れや常識を知らない人がかなりいる。民間の常識、教員の非常識の類である。
経費がかかるという理由で教育制度改革に消極的な意見があるが本末転倒である。将来の日本を、世界を背負っていく子供たちの教育に経費を惜しんではならない。
ただし、今の日本の教育界の考え方では無駄金になる恐れはある。
2004年8月6日(金)
広島
広島平和祈念式典。その模様を中継していたテレビ局はNHKのみ。日テレがおざなりにちょこっと流していただけ。
憎しみと暴力の連鎖が続いている世界を憂い、日本は憲法を遵守し世界の平和へのリーダーにと、秋葉広島市長が平和宣言を、子供代表が平和の誓いを読み上げていた時に芸能人の破局ネタとは嘆かわしい。
平和憲法を改正して再び戦争への道を進んだら芸能ネタどころではなくなるよ。
合掌。
やっぱり広島カープは最下位か。合掌。
2004年8月3日(火)
写真週刊誌
「プックリ妊婦姿」「凄惨現場写真」「美女戦士」「女子バレー袋とじ秘蔵SHOT」「一挙出しッアスリートヌード」「激エロ!91センチ豊乳」「マル裸大発掘」「美女ここまで脱いだッ!」「美女満載」「ブッ飛び着エロ11発」「恥ナマ水着&パンもろ 女子アナ赤面49連弾だッ!」
これは今朝載っていた光文社発行『FLASH』の新聞広告の見出しの一部です。しかも経済面のページ14段中の4段ぶち抜きです。本来のエロティシズムのかけらもない。
多分他に内容のあるいい記事もあるんでしょうが、こんな見出しを見て買う人がいるんだろうか?と思うけど、いるんだろうねこれが。
他のページには兵庫県加古川市の7人惨殺の記事等。
これが粋や謙虚さや恥の文化を尊んできた日本の現実の姿なんです。先進国なんておだてられて喜んでいる場合ではないですね。
エロ・グロ・軍事先進(?)国、1年間の自殺者が3万人を越しても「頑張ってもらいたいですね」としか言えない総理をいただく政治・福祉後進国。
2004年8月2日(月)
インターハイ
インターハイが島根県で開幕しました。例年だと応援に行っているのですが、今年は遠いので行きません。高校生たちが炎天下で全力疾走するひたむきな姿にいつも感動させられます。それに習ってシマザキ印刷あるじも休日にはこの時期鮎釣りにひたむきに取り組もうと思っていますが、いろいろな制約があるのでなかなか思うように行きませんね。
高校野球東東京代表は予想に反して修徳高校でした。
今朝の東京新聞に、サウジアラビアで113歳の夫と18歳の妻の間に子供ができたとありましたが、ホントかいな?世の中には常識では考えられないことがあるけど、これは誤報だと思う。
2004年7月31日(土)
債権放棄
エ、もう7月もおしまい!早い!
メガバンクが、われわれ庶民にはなにがなんだかさっぱり分からない離合集散の動きをしていますが、大手スーパーダイエーが1000億円の債権放棄を取引銀行に申し入れたと新聞に載っていました。
一体この国の経済は資本主義なのか、社会主義なのかどっちなんでしょう。
われわれ零細会社が銀行に債権放棄を一斉に要求したらどうなるんだろうか。もちろんどうにもならない。われわれは自己責任で行動するしかない。何かおかしいぞ。
われわれ一般市民の債務を帳消しにすれば却って経済が活発化するんじゃないの?
2004年7月29日(木)
ものの見方
雨の朝を迎えると何かホッとする今日この頃です。(水害に遭われた地方ではそうでないでしょうけど)
夏の全国高校野球大会東東京決勝戦は今日の予定ですけど、雨で中止でしょうか。修徳対二松学舎大付属、二松学舎が勝つ予想ですが、果たしてどうなるか。
埼玉県代表は予想通り浦和学院に決まりました。浦和も甲子園でいつ予選敗退した数多くの高校と同じに悔し涙を流すのか、あるいは頂点まで行って歓喜の涙を流すのか、とにかく頑張ってもらいたい。
頂点は一校で、それ以外は悔しい思いをするわけですが、選手や監督その他いろいろな人の試合後のコメントがあります。
そのなかでほとんどの人が言うのが、「全力で戦ったのだから負けても悔いはない」とか、投手なら、「自分のもっとも得意の球を投げて打たれたのだから納得だ」とか、「これ以上できないほど練習をして負けたのなら仕方ない」というようなものです。
本当にそうだろうか?全力で戦って負けたなら悔しいのではないのでしょうか。だからあんなに泣くんでしょうが。自分の得意の球を投げて打たれるのは超悔しいのではないのでしょうか。チャランポランの練習しかしなかったら負けても当たり前で、それで悔しがっていてはいけないけれど、真夏の炎天下で厳しい練習を全うしてきたら素直に悔しがったほうが人間的ではないのでしょうか。
これは、日本人の特性かどうか分からないけれど、ホンネとたてまえの使い分けで、特に精神論が幅をきかせるスポーツ界には多い。
単なる慰めで「悔いがない」という言葉を選手たちに当たり前のように使わせる日本の風土とは?
スポーツでなくても、一生懸命勉強して試験に落ちる人と、遊びまわっていても結果オーライの人が確かにいるけれども、努力して落ちた人はクヤシーぞ!
2004年7月22日(木)
暑い
獄暑で思考停止状態です。皆さんはどうですか?
心頭滅却すれば火もまた涼し、なんて言ったって、暑いものは暑いよね。
各地区予選たけなわの高校球児は大変だけれど、こんな経験はそうないから、ぐわんばれ!
2004年7月16日(金)
豪雨
新潟豪雨禍では自然の力の恐ろしさを再認識したが、その災害現場に復旧のための自衛隊がいまだテレビ画面では写っていないのはどういうわけだ。
自衛隊は国民の生命身体財産を守るのが役目なのであるから、こんな時に役に立たなくてどうするんだ。
大体軍備ばかり増強したって、北の拉致からだって国民を守れなかったんだから何の役にも立ってない。自衛隊入間基地ではしょっちゅう飛行訓練や運動ばっかりやっているが、そんなことはいいからすぐに新潟へ飛べと言いたい。
国民の多数の反対を押し切ってイラクなんかに行ってる場合じゃないんだよ。災害救助に自衛隊を派遣したって誰も反対はしない。イラクからの撤退の理由ができてちょうどいいんじゃないの。
イラクはいいからすぐ日本の災害救助に向かえってブッシュから言われたらすぐ言うこときくだろうな、きっと。間違いない!
2004年7月12日(月)参議院選挙 今回の参議院選挙では国民ははっきりと小泉政権・政策にノーを示したのだから、小泉首相は辞めるべきではないのか。
莫大な税金を使っての選挙の意義とはそういうことなのではないのか。そうでなければ選挙は無意味である。
数の論理で、自民党政権そのものは存続するのはやむをえないとしても、少なくとも政策転換は表明すべきなのに相変わらずの開き直りとはどういうことか。
小泉首相が続投するにしても、外は米国の言いなり、北朝鮮にはカードを握られ、内では公明党=創価学会に頭があがらないという死に体政権を我々は許容できないのは当然である。

プロ野球オールスター第2戦、新庄のホームスチールには驚いたね。しかも宣言したとおりにMVP。
ああいうスリル満点、見ていて楽しい面白い野球をすればいいんだよ。
2004年7月8日(木)
プロ野球
プロ野球に興味の無い人はなんで合併とか1リーグ制とかの話題が新聞一面トップにくるのか解せないでしょうが、日本のスポーツはやっぱり野球なんであって、たかが野球があらゆるところに影響を及ぼすんでさ。
そのプロ野球、観客動員が少ないだの、赤字だのって騒いでも遅いね。あんなつまらない野球やっといて、今ごろ慌てて爺どもが寄り集まったって無駄だよ。堤オーナーなんか26年ぶりのオーナー会議出席っていうのはどういうことなんだい。
テレビは金で集めた強力選手ばかりの巨人戦しかやらないし、そのオーナーがなんたらとかいう若いやり手が近鉄を買収しようと名乗りをあげたら、『金がありゃあいいってもんじゃない』だと、ふざけるな!
現役時代その華麗なホームランでミスター赤ヘルといわれた広島の山本浩二が監督になると、シーズン序盤の一回表ノーアウトでも送りバントをやらせるようなつまらない野球をやってたんじゃ、観客もいなくなるよ。そういうつまらなさはきりがないほどあるんで、高校野球のほうがよっぽど面白いんだよ。
小泉某のような小手先で口ばっかりの改革じゃなく、根本的な構造改革をやらないと日本の野球はだめになるね、大相撲のように。そう言えば大相撲って今やってんだね。

米大統領選挙の民主党正副候補が決まったというんで早速そのキャンペーンが始まった。大勢の支持者を前にしたケリー候補の後だか前だかにあるキャンペーンのコピーがすごいね。「A STRONGER AMERICA」 だってさ。史上最大最強の国家アメリカをこれ以上強くしてどうすんだケリー!
この stronger は向上心という意味ではないよきっと。アメリカには謙虚とか遠慮とかいう概念はないんだろうな。
2004年7月6日(火)
選択
三菱自動車がダメなら日産にしようとか、○○印刷がダメなのでシマザキ印刷に替えようとか、我々は選択できる。そこに競争原理が働きよりよいものを作り出していこうという社会の進歩要因があるのだが、どういうわけか選挙にはそれが今まで働かなかった。義理とか、似非満足感とか諦めとかいろいろな原因はあるでしょうが、さすがに今回は国民は目覚めているかも知れない。自民党は負けて純ちゃんは退陣でしょう。
まあ、何はともあれとにかく選挙に行きましょう。
2004年6月23日(水)
取り返しがつかないこと
吉田戦車だか誰だかの不条理漫画に、「取り返しのつかないこと」という題のこっけいなネタが有ったけれど、人間の行動規範の一つは、この「取り返しのつかないこと」はやらないということだと思う。
その最たるものが殺人だ。
人質がまたイラクで殺された。殺し合いはやめよう。
2004年6月19日(土)
ゴルフ
全米オープンゴルフで丸山茂樹が第2ラウンドを終わったところで首位タイと健闘している。
会場のなんたらゴルフ場は日本と違って、雑草はボウボウだし、フェアウエイなんかもボコボコ、グリーンだってまっ平らじゃないぞ。全英オープンの会場もそうだ。ゴルフ場なんてそれでいいんだよ。
日本のゴルフ場はきれい過ぎる、雑草一本生えてない。お風呂ではタオルや洗髪料その他使い放題だし。そういうきれいなやさしいゴルフ場でプレイしている日本のプロはなかなか海外では通用しないが、丸山はえらい!
至れり尽せりの高額なゴルフ場もお金持ちのために有ってもいいとは思うけど、要は雑草があっても、タオルが無くてもいいから安価でプレイできるゴルフ場もあってもいいということだ。
私めは、ゴルフは高額だし、人間関係とかその他もろもろ、ものすごくストレスのたまる遊びだと分かったから、5年ぐらい前にすっかりやめたが、日本の選手が海外で活躍するのを見るのはいいもんだ。

日本に憲法がなくなったのはいつ頃からだと後世の人は歴史の時間で問うだろうと思われるこのところの日本の動きが怖い。日本国民は、憲法が国家を規制するということがわかっているのだろうか。今は全然逆だ。確実にいつか来た道に逆戻りしている。
2004年6月10日(木)
新聞
新聞は社会の木鐸(注:ぼくたく:世を導く人)であるとか言われていますが、その是非はおくとして、この30年間とっていたのはまず読売新聞、これが一番長かったけれど、それから朝日、毎日ときて現在は東京新聞を愛読している。
今朝新聞受けから取り出すといつもよりずっしりと重い。「あれ、今日はずいぶん記事が多いんだ」と思って一面から読み始めたら、若干書体が違うことに気づいた。しかも多分昨日のサッカー対インド戦がカラーで飾って載っているはずだと思っていたのにそれがなく、貸し金大手プロミスがらみの記事。そこでまたあれ?っと思った。一面から読み始めて次は最後の面を読むのが慣わしになっているので裏返すと、いつもと全然違うレイアウト。そこでやっと違う新聞が配達されているのに気づいた。日本経済新聞だった。
ほとんどの面を読んだが、習慣とは恐ろしい、読みなれてないのでポイントが絞りづらい。
いつも同じ新聞を読んでいると見出しや記事でその新聞のニュース対象に対するスタンスの違いが分かるのだが、それが判断できない。この記事は重要だとかそうでもないとか自分なりに咀嚼して読んでいたのだが、結局それってその新聞に洗脳されているってことかも知れない。
たまにいくつかの新聞を読むことがあるが、同じニュースソースに対して各社正反対の見方をしている時がある。複数の新聞を読む方がいいのだがそれもなかなかできないので、異なった見方があるかもしれないということぐらいは頭に入れておいたほうがよさそうだ。
2004年6月5日(土)
バーチャル
小学6年生の殺害事件で文科省は、命の大切さを教えるとか言っているらしいけど、それにはまず米軍がイラクで行っている戦争をやめさせなくてはいけない。何しろ日常的に茶の間に殺人の映像が朝から晩まで流されているし、日本政府は米軍がイラクで行っている殺人を認めているどころか支持しているんだからね。
今度の事件の背景はIT時代のバーチャル世界と現実世界の云々というのがどうやら一致した見方のようだが、米軍がアフガンやイラクで行っている殺戮はまさしくバーチャルなもので、コンピューターのデータで攻撃目標を定め、画面を見ながら爆撃のボタンを押すなんてのは、兵士も現実の殺人と思ってないんじゃないの。
だから今度の少女の事件も殺戮兵器のボタンを押す兵士も根は同じなんだよ。
語るもおぞましい拷問をしている女性兵士だって、戦場ではなにが現実でどれがバーチャルなものか理解できない。だから結婚式の列やモスクを攻撃してもなんとも思わない。
個人でもネットを通じてバーチャルなものと現実を混同しがちな、日常様々な殺人の映像や言葉に繰り返し接している子供たちはどうなるか?サブリミナルのように深層心理に蓄積されていき、それがあるとき何かのきっかけで爆発する。何がきっかけになるかは人によって違うし、ほとんどの人は爆発させないでいるけれど。
子供だけではないぞ、大人だって危険だ。
おごれる文明は必ず衰退するのは歴史が証明しているが、かつてトゥインビーは文明科学を停滞させて、心の文化とでもいうものを進歩させなければいけないと言っていたが、今まさにITの発達でそれがものすごい重みを持つ言葉になっている。
それにしても小学6年生のあのチャットの言葉のものすごさ、、「愚民」なんていう言葉は一体どこから出て来るんだ?

うちのバーチャルじゃなかったバアちゃんは、93歳で元気で、これは現実です。
2004年6月1日(火)
教育委員会
福岡県久留米市の小中学校で卒業式に君が代を歌う際、教育委員会がその声の音量を量って、大、中、小で評価していたというんだからあきれる。世の中にはほんとにバカなやつがいるんだね。
まるで北朝鮮がやってることと同じじゃないの。もっとも、先日帰国した拉致被害者の子供たちは日本のヘラヘラしたガキどもと違って礼儀正しく、まじめで素直に見えたので、教委はそれを見習おうとしたのかもしれないね。
教委がよりどころとしている学習指導要領っていうのは強制力がないって、政府高官だって国会で言明しているんだから。
日本中がいろんな面で右傾化して戦前に戻っているようだ。怖い。
そもそも、天皇の世は永久に続くという「高尚で意味深い」歌詞の、静かなメロディーの曲を大声張り上げて唄ってどうするんだ。
大声を評価するんだったら「踊るポンポコリン」とか「怪傑ハリマオ」(こんな歌、若い人は知らないだろうな)を唄わせればいいんだよ。
世の中には様々な不要な物があるけれど、教育委員会なんてのもそのうちの一つだ。教育長と教育委員長というのがいるのも良くわからない。
2004年5月25日(火)
拉致
うまい!主役小泉のパフォーマンス。福田官房長官なきあと、田中角栄全盛期の頃の早坂某をほうふつとさせる、腹黒さが顔に出ている飯島秘書(北訪問前から決定していた米25万トン援助を会談前に報じた自分たちの仲間の日テレを同行取材させないと恫喝したあの秘書です)との二人三脚劇場の出し物は世論調査ではある程度の当たりでした。
ほとんどの日本国民は目先のことしか考えず(筆者も入ってますよー)、拉致事件は所詮他人事ですから、茶の間で食事をしながら、あるいは居酒屋で酒を飲みながら5人が帰ってきた映像を見て喜んでいるわけだ。
で、年金問題も、イラクの問題も、三菱自動車もUFJ銀行の巨大赤字も、少なくとも曽我さんが家族と会ってから落ち着くまではメディアはあまり報じなくなるのでわれわれは忘れてしまう。やったね純ちゃん!
とうまくいくと思ったら大間違い。これから会談の詳細が出て来るとどうなるか。国民はそんなにバカじゃないよ。
と、常に胸に青いリボンをつけて仕事にいそしんでいるシマザキ印刷あるじは思っているのであります。
2004年5月20日(木)
鮎友釣り
言い尽くされているけれど、ほんとに月日のたつのは早い。気がついてみるともう鮎釣りの季節で、今日は静岡県の興津川で解禁だそうです。6月に入るとあちこちの川で解禁になります。
近年、カワ鵜の食害や冷水病、ブラックバスその他の被害で鮎不調が続いていますが、今年はどうでしょうか。超ストレスのたまる社会に生きているわれら、ささやかな楽しみ(鮎友釣り大漁)があればいいなと。
たまには関東圏を離れて、釣り人の少ない川で天然遡上の鮎を思う存分釣ってみたいものです。
鮎にとってはストレスのたまる原因(特に人間か?)がいっぱいあって大変でしょうが、我慢してちょうだい!
2004年5月17日(月)
NHKFM
先日NHKFM浦和放送局を聞いていたら、女史アナウンサーが「・・・ゴールデンウイーク、失礼いたしました、大型連休・・・」と訂正して言っていました。誰に対して失礼したのでしょう?NHKは「ゴールデンウイーク」と絶対言わないのは知っていましたが、何も言い換えることはないでしょうに。バカみたい!
「ゴールデンウイーク」という言葉はある特定の企業が使い出した言葉だからという理由らしいですが、大体それがどの企業だか全然分からないし、分かったっていいんじゃないの?
「プロジェクトX」なんか企業の宣伝みたいな物ですよ。経済番組なんか作れないですよ。野球中継なんかどうする?
それとも他に理由があるのでしょうか。
2004年5月15日(土)
年金
やっぱりね、小泉総理年金未納。後出し、嘘、ずるいね。多分、86年以降の義務化されてからも未納があるよ。しかも再訪朝や民主党小沢新代表選出に合わせた定番の発表のタイミング。
年金未納議員の多くはいわゆる大物議員ですね。まじめにこつこつ支払っている議員は小物ですね。これは一般の国民にも当てはまるんじゃないの。
国民はずうーっとだまされているのに選挙になるとやっぱり、結果的に、だます人を選んじゃうんだよね、これがまた。
「みんなが選んだ政権だからしょうがない」とあきらめられないのがシマザキ印刷あるじなのであります。
2004年5月11日(火)
年金
菅直人民主党代表が辞任ですけど、本当にこんな幕引きでいいんでしょうか。確かに彼の一連の対応はまずかったけれど、年金問題の本質は他にあるのではないでしょうか。
年金を未納だ未加入だといっても、一律に非難するのでなくて、それが確信犯的悪意であるのか、手続き上のうっかりミスの善意であるのかというのも考える必要があるのではないでしょうか。それを考えると、彼の辞任が日本のためになるとは到底思われない。
日本人が本質を考えずムードに流されてなんでも右に習えで行動し、手痛いしっぺ返しをくうのは歴史が証明しています。
小泉総理は本当に未納ではないのか。怪しいと思う。社会保険庁はすべてを公表せよ。
2004年5月6日(木)
ジュネーブ条約
イラクで米軍の捕虜虐待が問題になっていますが、ジュネーブ条約っていうのは何なんでしょう。
戦争をゲーム化、正当化して殺人を許しておきながら、捕虜は人道的に扱いましょうっていうのが趣旨なんでしょうか。
核兵器だろうが化学兵器だろうが銃だろうが捕虜虐待だろうがレイプだろうが老人子供の犠牲者だろうが何でもありなのが戦争であって、だから世界から戦争をなくそうっていうのが人類に課せられた責任なんです。それを約束したのが世界に類を見ない戦争放棄をうたった崇高な日本国憲法です。
フセイン時代の方が良かったなんて声もあるらしいけど、どうするんだブッシュ、ブレア、小泉。(敬称略)
2004年4月26日(月)
新緑
この時季、草木の芽吹きから新緑までの早さには驚くばかりだ。2週間も見ないでいると大きさも新緑の葉の色も全然違う。自然の息吹を感じ、吸収しようと野山を歩けば日頃のストレスも忘れる。しかも山菜の収穫有りなので余計である。
薫風の中、オリエンテーリングの人たちも野山を駆け回っていた。
毎年同じところに行くので分かるが、春、夏の季節の訪れが年毎に確実に早く長くなっている。逆に秋、冬は遅く短くなっている。
2004年4月20日(火)
音読み
マスコミは韓国や北朝鮮の人や地名を例えば金正日をキムジョンイルと相手国の発音で読むのに、中国の人には温家宝をオンカホウのように漢字の音読みで読むのはなぜでしょうか。ハングル語が関係しているのでしょうか?以前はキンダイチュウ(金大中)のように読んでいたよね。 
どなたか教えて下さい。
2004年4月19日(月)
イラク問題でいろいろな専門家がテレビに出てコメントをしていますが、生放送なのに、同じ人が同時に複数の局に出演していませんか?あれはクローン人間か影武者か?
2004年4月16日(金)
イラク、広島、鉄人28号
何はともあれ人質解放よかった。
イラク人民は神の名において理由のない殺生はしない、米軍は神の名のもとに無差別殺戮を続けるということを世界にアピールするねらいもあったのでしょうが、混迷するイラクの指導者のほうがブッシュ大統領より優秀なのは確かなようです。
これからあの3人を、プライバシーも含めて、メディアが相当バッシングするでしょう。(もう週刊新潮はやっている!)。ああいう人たちから情報をもらって食べてるくせに。
私人のプライバシーを暴いた記事を差し止められて表現の自由を侵された、検閲だとかいって勘違いしている週刊文春(表現の自由というのは対権力のためにあるんですよ)なんか絶対やるよ!
それにしてもブッシュ大統領も小泉総理も超単純なのはよく似ていますね。

やったね吾が広島カープ、200年5月以来の単独首位(^。^)。接戦をものにしているのは強い証拠だ!4月5日の前言取り消しです。
(今シーズン最初で最後の首位で終わらなければいいが)
*悼 鉄人28号横山光輝氏
2004年4月13日(火)
自己責任
イラクの三人の日本人人質に対して、自己責任うんぬんと非難している論調がありますがとんでもないことだ。
若者だけでなく、チャラチャラして自分の利益しか考えない日本人(自分も含めて)が多くなった現代に、困っている人を助けるという本来日本にあった崇高な美徳を危険を承知で行なっている人に対して言うことではない。今まで自己責任を一番とってないのが政府自民党ではないのか。
しかもそういう政治家や評論家や外務省の役人どもは、グローバリズムだとか、世界に貢献しなければとか正反対のことを常々言っている。その人たちがどれだけ国内外を問わず困った人たちに手を差し延べているのか。
だったら日本は鎖国時代に戻ったらどうだ。
2004年4月12日(月)
新聞休刊日
こんなに大事な局面なのに、なんで横並びに新聞休刊日なんだ?!休刊日なんて必要あるのか?
休肝日は必要ですけど。
と思っていたら号外が入っていた。号外が出せるんだから各社横並び休刊日なんて廃止したほうがいい。
2004年4月9日(金)
イラク人質、文春
イラクの日本人人質事件、だから言ったじゃないのというのが率直な感想です。(自衛隊派兵に対する手段を選ばぬレジスタンス)。
イラクの子供たちのために働く民間人を人質に取ったということは、テロでも戦争でも目的遂行のためには相手を選ばないということでしょう。現にアメリカ軍も子供を含めて無辜のイラク人を何人殺しているのか。立場が違えば見方が正反対になるということです。
自衛隊は日本国民の生命、財産を守るのが仕事であるし、原因、結果で言うなら今度の事件の原因は日本政府、自衛隊なのですから、日本政府、自衛隊は撤退ももちろん含めてあらゆる手段で人質救出解放に尽力しなければなりません。例えば小泉総理、川口外相、石破防衛庁長官が身代わり人質になるくらいの事をして日本人人質を救出しなければ国民を守ったということになりません。
戦争はやめよう、殺し合いはやめよう。
「世界に平和を、私に収入を」(桂扇生師匠の色紙より)

司法の言論弾圧問題を再び取り上げている週刊文春4月8日号の88ページ(「子供を育てやすい町ランキング」の内容の記事中)に横5cm縦8cmの囲みで次のような謝罪文が載っている。
『本誌平成11年6月10日号182頁以下に掲載した「女性患者が告白!性転換手術医師埼玉医大密室の"勇み足"」なる表題の記事中、原科孝雄教授が女性患者にセクハラ行為を行ったとの記述部分は事実に反し、同氏の名誉を毀損するものです。ここに、同氏に深くお詫びし、右記記述部分を取り消します。 株式会社文藝春秋社 埼玉医科大学総合医療センター形成外科教授 原科孝雄 殿』(全文)。
文春も高裁の判断を得て勇ましいが、同じ号でこんな情けない謝罪文をほんの小さい囲みで載せている。この記事の事実関係はわからないけれど、多分この教授は記事が出た後セクハラ教授のレッテルを貼られたに違いない。5年も経ってからの謝罪文なんて意味ないし、この教授はこれで名誉回復しただろうか。
週刊文春および文春を擁護している文化人の皆さん、言ってることはその通りかも知れませんが、同じ号のこの謝罪文についても詳しく論評してください。
週刊文春は裁判に敗訴したので仕方なく載せただけで、本当はもちろん謝罪文なんか載せたくなかった、間違いない!
2004年4月5日(月)
プロ野球
巨人開幕3連敗、アンチ巨人としてはこの上ない幕開けですが、まだ1?0試合以上もあるんでしょうから大丈夫ですよジャイアンツファンの皆さん。(広島カープ?開幕前からあきらめてます)
それにしても日本のプロ野球の試合進行は遅すぎます。サッカーの試合を見たあとプロ野球を見ると、時間が止まっているようです。高校野球もスピーディ―だし、メジャーだって日本のプロ野球よりずっと進行が早い。
ルールも変えて、例えば敬遠の四球の場合など宣告すれば即バッターが一塁へ行けるようにするとか(捕手を立たせて4球も無駄球を投げる必要はない)、投手交代の時のマウンド上での投球練習なども、既にブルペンでウオーミングアップはしてあるのだから必要ない。まだ野球には面白くするために改良する余地はたくさんあると思う。進行を早くしたほうがスポーツの試合は面白い。
それと、野球は物騒な用語が多すぎる。好戦的なアメリカからきたスポーツだからか、殺すとか刺すとか盗むとか死とか。baseballを野球と訳したのは正岡子規だったと思うけど、ついでに野球用語も直訳にしないでほしかったね。

さすが清原、高額年俸取り、三振日本記録更新中。彼の唯一のタイトルです。
2004年4日(木)
April fool
今日から自己申告制障害者特別割引制度が施行されたのを皆さんご存知ですか?
現在、障害者手帳を提示すれば高速道路料金割引とか、優先駐車帯利用可とか障害者にはさまざまな配慮がなされています。
しかし、例えば、いわゆる健常者でもできない激しいスポーツである剣道が普通にできる障害者がゴルフに行くのにその手帳を提示すれば有料道路料金が割引になったりするのは逆差別ではないかという声に押されて、今日から、本人がハゲとかチビとかデブとか呼ばれて差別を受けているといったり、なかなか治らない水虫やぢを患っていると自己申告すれば、各種割引がきくようになりました。
シマザキ印刷あるじは早速この制度を利用しようと思っています。

東京新聞の今日の「こちら特報部」のコラムはすべてフィクションと断ってあるのでつまらないが、宮崎学氏の警察民営化のコラムは一面の真理をついていて面白い。
2004年3月31日(水)
再びマスコミ問題
六本木ヒルズの回転扉の問題にしても、消費税を含めた総額表示の問題にしても、マスコミは今まで何をしていたのか。(当事者の大いなる非は別問題として)
回転扉の事故は昨年4月のオープンから32件もあったというのに、今まで盛んに持ち上げておいて(死者が出たから)急にバッシングというマスコミ体質を如実にあらわしている。
総額表示にしても最近になって突然問題になったという感じで、気がつかなかった国民が悪いと言われればそれまでだが、総額表示が決定する以前から問題提起するのがマスメディアの役割ではないのか。それにしても誰が決めたんだ!民主党はなにやってたんだ!
日テレはまたまたヤラセをやったし。われわれも春だといって浮かれてられませんね。
信用できるのはスポーツ中継と天気予報だと思いながら「トリビアの泉」なんか見てます。
2004年3月27日(土)
文春問題
週刊文春の発行差し止めが問題になっています。出版禁止という言論の自由を抑圧する権力の横暴と最近の右傾化をまず否定しなければなりませんが、それを招いたのは、ほかならぬ文春自身だという事に文春は気づいているのかいないのか。
文春はかつて疑惑のロス疑惑を取り上げたがM氏が無罪になったり、ある考古学者の捏造疑惑を捏造して、その考古学者は抗議の自殺をしている。(これも文春の敗訴が確定していると思う)。
毎日新聞が取り上げて考古学の定説になろうとしていたことが覆った藤村某氏の事件のように地道な検証、取材は望むべくもない。
雑誌が裁判で敗訴して謝罪文の掲載になったとしても、どこにあるか分からないくらい小さい囲みでしかないし、いったんマスメディアに取り上げられたら、私人の無実を救済するのは非常に難しい。
文春に限らず、マスメディアが近年相当の権力を保持しているということは論を待たない。
要するに今回の件は公権力対マスメディア権力の権力争いです。お金を出して買った読者のことはほとんど考慮されていない。(記事の内容は読者が判断するべきだとはいっている。確かにそうかも知れないが、内容というのは買って読まなければ分からないので、かえって読者に責任転嫁しているようでもある。「嫌なら買うな」ってか?)
しかも文春の傾向として最高権力はほとんど批判せず、そのちょっと下ぐらいを取り上げ、面白おかしく書いてわれわれ読者を獲得してきた。
具体的には山崎拓とか、菅直人とか。そして最高権力者が落ち目になると徹底的に叩くというまことにずるい週刊誌です。
今は小泉ネタはあまり出てきませんが、落ち目になったときが楽しみです。小泉さん、今は「週刊現代」や「ポスト」に叩かれているけど、文春が取り上げだしたら落ち目だからね、間っ違いない!
で、今度のその文春の記事がどんなに素晴らしいかと思って読んでみたら、言論の自由などという高尚な言葉を出すのが恥かしいような空疎な内容でした。結果的に売り上げUPだって、回収命令もなかったし、なんか怪しいぞ。
われわれ庶民は読まなければ分からないので見出しにだまされてすぐまた買ってしまう。それが権力を持つに至った今日のマスメディアのねらいなのです。分かっていながら文春の売り上げに毎週貢献しています。

うーん、それにしても、印刷のようには文章がうまくいかない。
2004年3月22日(月)  おめでとう
◎サッカー五輪出場決定。
◎厚木高校全米チアダンス選手権優勝。