東京都西多摩郡瑞穂町
箱根ヶ崎215-9
042-557-0760
スプラウト栽培方法
スプラウトの栽培は非常に簡単です。
用意するものは水を溜めるためのトレーかバット、厚手のきれいなタオル、脱脂綿、プラコップだけです。園芸店などに行くとスプラウトの栽培セットを売っていますが、手持ちの材料で栽培は可能です。
このうち脱脂綿とコップはどうしても必要という訳ではありません。あった方が後の処理が簡単なために使います。なくてもスプラウトは作れます。種はスプラウト用の種を用意して下さい。
タオルを直径5cm位の大きさに切ります。これが栽培床になり、2枚で一食分位です。同じスプラウトばかりを食べても飽きるので、2種類のスプラウトを混ぜて一食分にします。作る数は人によって違いますが、1日に3枚分食べるとすると12〜15枚あれば毎日食べてもなくなることはありません。
プラコップをカッターで栽培床がかぶさる位の大きさの場所で切ります。
脱脂綿を栽培床と同じくらいの大きさに切ります
残ったタオルをトレーの大きさに畳んでトレーにかぶせます。
タオルの上に脱脂綿を置き、その上に栽培床を置きます。
栽培床からはみ出ないようにスプラウトの種を置きます。種が重なると水分がムラになりますので、種が重ならないように指などで押します。
好みの種を栽培床からはみ出ないように並べます。
栽培床がうまく中に入るようにプラコップをかぶせます。
水がまんべんなくタオルに沁みこむようにゆっくりと入れます。水がタオルの上からしみ出る位まで入れます。
光が入らないようにダンボール箱などでかぶせます。朝晩水の状態を確認して、タオルが乾かないようにして下さい。
貝割れ大根は2日位経つと写真のように白くカビのようなものがでますが、これは根です。カビではありませんので捨てないように。
栽培した種子と時期にもよりますが、概ね4〜10日で食べられるようになります。5cm以上になったら食べどきです。貝割れ大根は夏なら4日ほどで食べられるようになりますが、食べる前に日光に3時間位当てると栄養素も増えて葉が青くなります。種をタオルに撒いただけでは、伸びた新芽が隣同士で絡まるために、コップをかぶせて収穫しやすくしました。
スプラウトは発芽すると根を張りますので、タオルに直接播種すると収穫する時に根がタオルに残るため、脱脂綿を間に置いて取り易くします。
収穫したら、栽培床のまま水を張ったボウルなどに入れて水洗いと同時に種の殻を洗い流します。はさみ等で根を切って皿に載せればサラダの出来上がりです。新芽なので根も食べられますから、切らずに引き抜いても構いません。お好みでどうぞ。