こむぎ畑カレンダー
入間市立狭山小学校の
生活科の授業で農業体験をするこども達と
これにかかわる
おやじの会と農家の紹介
秋の終わりの畑で、二年生から引き継いだ小麦の種をまいた一年生の生活科授業。北風に吹かれながらの麦踏み・緑の大地にヒバリのさえずりを聞きながらのかかしつくり・汗と土のまみれての刈り取りと脱穀・校舎の屋上での乾燥・石臼による粉ひきなど。子供たちと先生のたたかいのようすがカレンダーになりました。子供たちの文章をそのまま載せました。体験したことのある大人も少なくなった現在、この経験や感想は子供たちの未来に役立ってくれる事と思います。絵と文をじっくりとご覧下さい。
たねまきの日かとうさんと石川さんがきてくれました。はたけにまがらないようにすじをつけました。なわずりといってりょうがわにつなをもった人がいて地めんをこすると、せんのもようがつきました。そこをほってうねをつくりました。石川さんがたねをまくときに「30つぶずつうえるんだよ。」っておしえてくれました。だから1かしょに30つぶうえていきました。うえためは、土をかけて麦が出ないように上からふみました。とってもたのしかったです、またやりたいです。こんどは、自分たちでやりたいと思います。
麦のめが出てきました。10センチメートルぐらいにのびたら、麦ふみをしました。麦ふみをするわけは、しもが下から土を、おしあげてしまうからです。そうするろねっこがしっかりと土に着くそうです。「ふんでもだいじょうぶかな」。「ふんだら大きくならないよ」と心ぱいしながら、ふみました。麦はふまれてペチャンコになってしまいました。2回やりました。でも麦はふんでもしっかり大きくそだちました。
いらないようふくや手ぶくろやいろいろなざいりょうをあつめてつくりました。むぎわらぼうしをかぶりかさをさしてオーバーをきているかかしもいました。はたけのなかですずめがほんとうにびっくりしそうでした。はたけにもっていきました。はたけにたてましたグループでつくりました。あみとテープをつけてすずめたいじをしました。
むぎかりを、しました。先生と石川さんとかとうさんとみんなで、いっしょにはさみでむぎを、かりました。小さい虫やバナナ虫がいっぱいいました。ゆびをきった人もいっぱいいました。いっしょうけんめいきったのでかわむけた人もいました。もつ人ときる人をきめながらやりました。いっぱいきれました。どんどん麦を山にしてきました。つぎはだっこくです。
むぎをかってひとにぎりづつ手にもってきかいのところにならんでいきました。きかいのまえにいったら、ガチャガチャ音がして、音はすごくうるさかったです。むぎはすごくながかったのに、くきだけになって、むぎのつぶだけとれました。二じかんもだっこくをしていたので、すごくつかれました。そのときにやっとできたと思いました。はじめて見ただっこくのきかいは、ふしぎなまほうのきかいだと思いました。
みんなでとった小麦は、おく場にわらをひいてほしました。小麦をたいらにひいてごみをとり何日も何日もお日さまにあてました。朝外に出してかえりに、中に入れて、つぎの日またおく場にほします。それで麦がよくかわいたらきょうしつにしまっておきます。ほしてる間に雨がふらないかなあ風でとばないかなすずめにたべられないか心ぱいでした。
とうみは、あつい日にやりました。とうみのきかいは、手で回すハンドルがありました。きかいの上から、つぶを少しずつ入れてハンドルを回すと風がおこりかるいごみがとんできます。おちてくるのはちゃんとつぶのはいった小麦です。このきかいは、むかしの人がよくかんがえたなあとびっくりしました。まわすはやさがむずかしかったです。
みんなで石うすをひきました。石うすっておもいなとおもいました。さいしょはかるいかとおもいました。石うすでひくときに、つかうものは、ふるいとおぼんです。石うすは、ゆっくりまわさないと、つぶがでてきます。
小麦ですいとんを作りました。自分たちでそだてた小麦とはたけでとれたサトイモ、カボチャ、学校でとれたしいたけをつかいました。はじめて作ったけど、おいしくできました。グループでは うどん ホットケーキ クレープ おこのみやきをつくるよていです。うまくできるかな・・・・・。
小麦の蒔き付けから始まり、収穫・製粉と続いた生活科の授業、11月には石川・加藤が招かれお食事会が開かれた。狭山小農園でとれた野菜と小麦粉を使った子供たちによる手料理。これほど確かな材料と真心のこもったご馳走に石川・加藤
チョウ・カ・ン・ゲ・キ……。狭山小農園 おやじの会 紹介のページへ
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