食用となる主なキノコ
クリタケ 西久保田んぼ奥(2002.11.4)
山の手入れがされなくなったことにより、倒木などが増え朽木から発生するキノコは増えたような気がする。クリタケはその代表格。歯ごたえもよく味もいい。

ナラタケ 西久保田んぼ奥(2004.10.16)
萌芽更新のため伐採され、野積してあったコナラからたくさん発生していた。私より先に見つけたキノコ採りの人は、大きなビニール袋に3袋も採れて思わぬ収穫だと喜んでいた。取り残しを頼んで写真を撮らせてもらった。

キクラゲ 西久保田んぼ(2004.10.11)
中華料理の材料として欠かせないキクラゲ。意外と簡単に見つけることができる。主にクワやニワトコなどの枯幹に発生する。

ムラサキシメジ 西久保田んぼ奥(2004.10.31)
西久保田んぼ周辺でもかなり発生する。幼菌は紫色をしているため他のキノコと間違うことは少ない。傘が開き乾燥するにつれ紫色は薄くなる。
ハタケシメジ 狭山丘陵(2005.10.9)
他のキノコは、特定の木の周りや朽木などから発生するため、発生箇所をある程度特定できるが、このキノコは気まぐれで、道端の草地などから偶然見つかる。

アカモミタケ 狭山丘陵(2005.10.30)
狭山丘陵では人気のあるキノコ。西久保田んぼ周辺よりさらに奥、狭山湖周辺のモミの回りに発生する。先を競うように採る人が多いため、なかなか探すのは難しい。

タマゴタケ 狭山丘陵(2005.9.10)
幼菌は、写真のように傘の部分が真っ赤でいかにも毒々しいが、味は良く人気のあるキノコ。傘が開き始めると赤みは薄くなり茶褐色に変色する。他のキノコに先駆けて初秋の雑木林の地上に発生する。

ハナビラニカワタケ 西久保田んぼ奥(2005.11.12)
全体がゼラチン質からなり、薄ピンクのカーネーションの花を想わせるキノコ。枯れたコナラの幹などに発生する。生または湯通ししてポン酢などで食べるそうだが、私はまだ口にしたことはない。
ヒラタケ 西久保田んぼ(2005.12.11)
田んぼのわきの水路に横たわっていた朽木(コナラ)に発生していた。季節は冬だというのにまだ瑞々しさを保ち、最も大きなものは傘の直径が20cmもあった。本来このキノコはヤマザクラや桑の立ち枯れ木などによく発生する。
エノキタケ 西久保田んぼ(2006.2.25)
桑の朽ちた木に発生したエノキタケ。このキノコは冬季でも発生する。スーパーなどで売っているもやしの様な栽培品と比べ、別種のようだ。味も野生のほうがはるかに上である。