ウラナミアカシジミ
萌芽更新した林は明るい空間となり、下草などの成長も早い。こんな緑に覆われた中でもウラナミアカのオレンジは目立つため、注意して探すと案外見つけることが出来る。

ミズイロオナガシジミ
ウラナミアカなどに比べ一回り小さく色彩も裏面は白っぽいため、下草などに静止しているところは目立たない。雑木の下枝や下草などを棒で叩いて驚いて飛び出したところを見つけるのが懸命かもしれない。

ミドリシジミ
ハンノキの周りを探すが中々見つからず、ようやく下草に静止していた個体を発見。そっと近づいて撮影しようとしたところ、草を揺らしてあえなく飛び立たせてしまった。ところがこの個体は羽化後間もないようで飛翔力も弱く、すぐに近くのハンノキの葉に静止した。

アカシジミ
アカシジミは、すでに5月26日の夕方に雑木の樹上を翔ぶ個体をかなり確認している。ようやく咲き出したクリの花は各種の蝶の吸蜜源であり、この蝶もかなり吸蜜にきていた。しかし発生からかなりの期間が経過しているようで、羽の破損が進んでいる個体が多かった。