ツマキチョウ
田んぼの周りには幼虫の食草であるタネツケバナが多く、たくさんのツマキチョウを見ることができる。ムラサキケマンなどの花に吸蜜にやってくるが、あまり長居はしないため写真を撮るのは結構難しい。

ベニシジミ
今年の冬はギシギシの葉からこの蝶の幼虫を苦労して探した。幼虫もお洒落だが成虫はさらに美しいため、被写体としては好まれるが、どこでも普通に見られるため、あまり人気が高いとは言えない。

ミヤマセセリ
モミジイチゴの花にも吸蜜にやってきていたが、花が下向きに咲いているため撮影角度をとりにくい。結局、この様な枯葉などに止まった写真が多くなってしまう。

ミヤマセセリの産卵
クヌギやコナラの若芽付近に産卵していた。この一帯は数年前に萌芽更新を行ったため背丈の低い幼木が多く、産卵シーンの撮影には都合が良かった。

ミヤマセセリの卵(コナラ)
母蝶が産卵行動をとっていた場所を探すと、小さな黄色の卵が見つかった。
ムラサキシジミの卵(シラカシ)
アラカシやシラカシの周りには、越冬したムラサキシジミが飛び交い、新芽の根元にはたくさんの卵が見つかった。
カシワの新芽
オオミドリシジミの幼虫がもぐりこんだ小さな穴が確認できる。 (青矢印の先の小さな穴)無事に育っていることを願っているのだが。
オオミドリシジミの幼虫
この木には昨年の7月に30卵以上の卵が見つかったが、途中で卵が何かに食べられたり、寄生されたりで孵化して幼虫になったのは僅かである。