ミドリシジミの卵(湿地上流部のハンノキ)
前回見つけ出せなかった木から卵は続々と見つかった。しかし、複数のハンノキに産卵されたためか卵は一卵づつ産卵されるものが多く、卵塊はほとんどなかった。

湿地上流部のハンノキ
写真左右のハンノキからも多くの卵は見つかった。この2本のハンノキも前回探した訳であるが、何故か一卵見つかると感覚がつかめると言うのか、後々卵は見つかった。

ミドリシジミの卵(田んぼの畦に植樹したハンノキ)
0氏を誘い、ミドリシジミの卵を案内したところ、すでに確認していた卵塊の50cm程上部に13卵塊(写真)と、さらにそのすぐ近くに6卵塊を見つけた。
オオミドリシジミの卵(青矢印の先)
ウラゴマダラの卵を探しながら湿地を下っている途中、隣接する林縁のコナラのひこばえに何かピンと来るものがあったので、引き寄せて探してみるとオオミドリの卵があった。産卵当初は白色で目立つが、この時期になると樹皮と同化してしまう程くすんでしまい見つけにくい。

テントウムシの越冬幼虫?
ウラゴマダラの卵を探していると、イボタの幹や枝の下側に集団で越冬している「真っ黒くろすけ」の様な生き物を発見。この集団以外にもいくつもの集団が見られた。

ウラゴマダラシジミの卵
1時間近く探し歩いて、ようやく一卵塊見つけたときは思わず「あった!」と声に出てしまった。萌芽更新をしたことにより、産卵場所が明るくなってしまったことが影響しているのだろうか。