小説

あさのあつこメモ
あさのあつこあさのあつこの略歴
1954年岡山県に生まれる。青山学院大学文学部卒業。『バッテリー』(教育画劇)で野間児童文芸賞、『バッテリー(2)』(教育画劇)で、日本児童文学者協会賞を受賞。おもな作品に『バッテリー(1)〜(5)』(教育画劇)、『ほたる館物語』(新日本出版社)、『No.6』(講談社)、『ガールズ・ブルー』(ポプラ社)などがある。

バッテリー『バッテリー(1)〜(5)』(1996/12〜)
そうだ、本気になれよ。関係ないこと全部すてて、おれの球だけを見ろよ。

中学入学を目前に控えた春休み、父の転勤で岡山の県境の街に引っ越してきた巧。ピッチャーとしての自分の才能を信じ、ストイックなまでにセルフトレーニングに励む巧の前に同級生の豪が現れ、バッテリーを組むが…。  

The MANZAI『The MANZAI』(1999/10)
「勉強できたかて、スポーツできたかて、なんぼのもんや。たいしたことあらへん。やっぱ、おもろいやつが勝ちやで。絶対や。」 文化祭での漫才「ロミオとジュリエット」にむかってひた走る中学生たちの姿を描く。

No.6『No.6』(2003/10)
 どうしてあの夜、ボクは窓を開けてしまったんだろう?
飢えることも嘆くことも戦いも知らずに済んだのに。

2013年の理想都市「NO.6」。
エリート居住区にすむ紫苑(シオン)は12歳の誕生日の夜、特別警戒地域から逃走した少年・自称ネズミと出会う。その瞬間、紫苑の人生はリセットされた。待つのは破滅……!?

ガールズ・ブルー『ガールズ・ブルー』(2003/11)
いいじゃん。あたしたちには愛がある…。ごくフツーの、しかし過激な地方都市の高校生、理穂、美咲、如月。今を精一杯生き、葛藤と矛盾を抱えたプライド高き劣等高校生の、リアルで切ない青春群像小説。

福音の少年『福音の少年』(2005/07)
小さな地方都市で起きた、アパートの全焼火事。同級生の少女が、焼死体で発見された。それは、単なる事故ではなかった。真相を探り始めた2人の少年に近づく謎の存在-。10代という若さにこそ存在する心の闇を昇華した作品。

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