自信を持って「世界平和の祈り」を人々に勧めて下さい top page
No.303 1999/04/30 (金) 19:07 富士宮市
世界人類が平和でありますように五井先生の講話「いのち自由に生きる」から、み教えを抜粋しましたが、短いお話の中に、他にも重要な教えが二つ含まれていることを、くみ取った方もいらっしゃることでしょう。
その一つは、「神様、お願いします」「守護霊さん、守護神さん、よろしくお願いします」という祈り方です。五井先生の祈り方の基本は、これに尽きるのです。短くいえば、「神様、お願いします」ですし、長く言いたければ、「守護霊さん、守護神さん、よろしくお願いします」でも良いし、五井先生に親しみを感じている人は「五井先生、お願いします」でも良いのです。
肉眼では見えない守護の神霊よりも、顔や姿の見える五井先生を、守護の神霊の代表として拝んだほうが信仰の対象としてつかみやすいので、昔の会員さん達は、「五井先生、お願いします」と五井先生をお呼びしてから、「世界平和の祈り」を祈っていたものです。近頃は、五井先生が他界されて大分経ったせいか、五井先生に会った人が少なくなり、「五井先生、お願いします」と親しみをこめて祈る人が少なくなったようです。人間の本体は神霊であり、肉体は器にすぎないのですが、肉体が見えないと、何か掴み所がないような気がして、仏像を造ったり、仏画を描いて、信仰の拠り所とするのです。今は、私が肉体界に生きているので、私に親しみを感じる人は「森島先生、お願いします」と祈ってもよろしいのです。
五井先生ご自身は、「皆さんが『五井先生、ありがとうございます』と唱えるのはいいけれども、私が自分に向かって『五井先生、ありがとうございます』と唱えるのは、なんだかおかしくて、唱えにくいでしょ。だから私は、守護霊さん、守護神さんに感謝することを教えているんです」と、お話なさっていました。ところで、「神様、お願いします」と「守護霊さん、守護神さん、お願いします」の二つの言い方のうち、どちらが五井先生の講話の中に出てくる回数が多いか、と数えてみますと、圧倒的に「神様、お願いします」のほうが多いんです。これが一番短いから、一番言いやすいんですね。たまに「神様、お願い致します」なんてのもあります。
要するに、どの唱え方でもいいから、守護の神霊の中へ、あるいは五井先生の中へ、自分のすべての想念を投げ入れてしまえばいいんです。そうして、常に守護の神霊のみ心の中に、自分の想念を投入しつづけておりますと、想念がカラッポになってくる。自分の心の中が、空(くう)になってゆくんです。そしてその空の境地がしだいに深くなってゆくと、本心の力、神の力が、突如出現してくるのです。空から出現してくる、この神力は、念力とは比べものにならないほどの素晴らしい超越能力であるのです。ですから五井先生も私も、念力を勧めずに、空の境地になれる真実の祈りを勧めているわけです。
五井先生のもう一つの大事な教えは、「集団の力を生かす」ということです。五井先生は度々このようにお話しされていました。
「悪いヤツは、一人一人は弱いんだけど、暴力団のように徒党を組むんですよ。だから、悪いヤツラは強くなるんです。ところが、善人といわれる良い人というのは、他人を頼って迷惑をかけてはいけないと思うせいか、人に遠慮しすぎて、一人一人がバラバラで、集団で行動する、ということがないのです。だから、善人は弱いんですよ。善人が、悪人の集団に負けてしまうんです。善人が悪人よりも弱いんじゃ、この世はますます悪くなってゆくばかりです。それじゃあ、いけませんね。これからは、善人が悪人よりも強くならなくてはいけません。それでなくては、この世は善くなりません。そのためには、どうしたらいいかと言うと、善人たちが、集団化することなのです。善人たちが心を一つにして集団化すれば、暴力団よりも強くなれるんです。世界平和の祈りを合言葉にして、善人たちが集団化すれば、世界中の悪想念は急速に浄化されてゆき、世界平和が実現するのです」