ウラゴマダラシジミの幼虫
あと僅かで蛹になりそうな大きく成長した終齢幼虫。ゼフィルスの中では最も発生が早く、アカシジミとともに5月下旬頃から成虫が見られる。

ミドリシジミの幼虫
ハンノキの葉を折りたたんで巣をつくり、その中に隠れている。撮影のため綴りこんだ葉を開いてみると、まだ終齢には満たないスマートな幼虫が潜んでいた。

ウラナミアカシジミの幼虫
下草刈りの際、払われたコナラの下枝に産み付けられていた卵を見つけ、このコナラに結わえておいた。その卵から孵化したと思われる幼虫がここまで成長してくれた。この先無事に羽化することを願っている。

ヒメウラナミジャノメ
田んぼの畦で見られたヒメウラナミジャノメ。この日はこれ以外にもう一頭発見し撮影した。帰宅後データを再生したところ後翅裏面の眼状紋が一頭(右下写真印)は小さいのが一つ余計についていた。この種の眼状紋はかなり個体変異に富んでいるようだ。

コチャバネセセリ
セセリチョウの中でも小さく、飛び方が非常に早いのでなかなか見つけにくいが、好んで湿地に吸水にきたり、ハルジョオンなどの花に吸蜜にやってくる。

ミヤマセセリ
3月下旬から発生し始め、今日まで見られる。発生初期は山中でよく見かけるが、4月下旬を過ぎた頃から何故か田んぼの周りでも数多く見られるようになる。