ヤマアカガエルの卵
先週の春を思わせる日と降雨のため、カエルの活動も始まったようだ。この溜池には、他に3卵ほど産卵されていた。子供たちが観察ている卵は、寒天質に弾力性がなかったのと透明感が高かったためヤマアカガエルの卵と思われる。

下草刈りが行われた東側斜面
2003年1月に萌芽更新のため伐採された斜面は、日当たりが良くなったことで、様々な植物が生い茂り、定期的に笹やカヤなどの下草を刈る管理作業が必要だ。雑木を利用していた時代は、クヌギやコナラを残して他の雑木は伐採していたのだろうが、今は様々な雑木も残している。

越冬卵の救出
切り落とされた下枝などから見つかった卵は、ミズイロオナガが最も多かった。アカやウラナミアカは数卵程で、見落としたものも結構あるのでは。救出した卵は写真のようにクヌギなどに結わえて、今後の生態観察ポイントにしようと思う。

オオミドリシジミの卵
オオミドリの産卵場所としては、あまり好ましくないように思うが、笹などが生い茂って日当たりが悪くなった下枝などは、産卵条件を満たしているのだろうか。この明るい林から結構卵が見つかる。