お客様によく聞かれる事や、ちょっとした疑問などを紹介いたします。
☆Q1・・・関東と関西で畳の大きさが違うと聞いたけれど?
はい、その通りです。詳しくは以下の大きさになります。
呼び名 | 大きさ | 使われる主な地域 |
京間(本間) | 6尺3寸 × 3尺1寸5分 | 近畿、中国、四国、九州 |
約191cm × 95、5cm | ||
中京間(三六) | 6尺 × 3尺 | 愛知、岐阜、三重 |
約182cm × 91cm | ||
江戸間、関東間(五八) | 5尺8寸 × 2尺9寸 | 静岡以北 埼玉県はだいたいが この大きさです |
約176cm × 88cm | ||
団地間(五六) | 5尺6寸 × 2尺8寸 | 基準はないが団地などに多く 五八より小さいものをいう |
約170cm × 85cm |
☆Q2・・・畳表の産地を教えて?
熊本県(肥後表)、岡山県(備中・備前表)、広島県(備後表)、石川県(小松表)、福岡県(筑後表)、高知県(土佐表)、佐賀県(佐賀表)、大分県(豊後表)、沖縄県(ビーグ表)、中国などです。
昔の幕藩体制の名残からか今現在でも備後や備中、肥後といった呼ばれ方をしています。
☆Q3・・・最近人気のある琉球表ってどこの産地?
琉球と聞けば沖縄で作られてると思いがちですが、今現在は主に大分県や中国で作られております。
☆Q4・・・最近の畳表ってほとんどが中国産って聞いたけど本当?
確かに下物を中心に、中国表が増えていることは事実ですが、
国産の畳表はまだまだ豊富にありますので心配なさることはないと思います。
☆Q5・・・畳の下に新聞紙を敷いたほうがいいの?
昔の話ですと、すき間風を防ぐ為に新聞紙を敷くことが間々あったみたいですが、
逆に湿気が溜まり易くなるので、できるだけ敷くのはやめた方がいいでしょう。
☆Q6・・・畳の上にじゅうたんや上敷を敷いてもいいの?
冬場だけにホットカーペット敷くぐらいでしたら、寒いですし構わないと思いますが、
基本的に一番しちゃいけないことです。
畳の呼吸を妨げることになり、カビや虫の発生の原因になりますし、
ほこりもたまりやすくなり不衛生です。
是非そのままお使いください。
☆Q7・・・2枚の畳が違った色に見えるんだけど?
畳表や畳縁は、縦方向や横方向の向きの違いにより
違った色に見えますが、光の受け方によるものなのでご安心ください。
☆Q8・・・新しい畳に折り目や小さな穴があるんだけど?
梱包したときにできた折り目や、畳の框(短い方)を縫った針穴のあとだと思います。
当店でも霧を吹いたり、折り目消しローラーなるものを使って
なるべく目立たないようにしております。
少しは残る事もありますが、
時が経つにつれ自然と目立たなくなり消えていきますので、どうかご安心ください。
☆Q9・・・畳替えしたいんだけど、家具や荷物があってなかなか出来ないんですが?
小物類や壊れやすいものだけ移動してもらえれば
大きい家具や荷物、ピアノなどがあっても大丈夫です。
こんなかんじの道具を使って簡単に動かせますので
お客様は見ているだけで大丈夫です。
もちろん、荷物が多いからといって、お金を余分に請求するなんて事は
いたしませんのでご安心ください。
☆Q10・・・テレビ台の下や机の下の畳が、凄く凹んでいるんだけど?
大抵の凹みは、藁やい草を縫い足して直すことができるのでご安心ください。
できれば、足のある重い家具の下などには板などを敷いていただけると、
畳表も床も痛まないのでいいと思います。