スプラウトは発芽すると根を張りますので、タオルに直接播種すると収穫する時に根がタオルに残るため、脱脂綿を間に置いて取り易くします。
貝割れ大根は2日位経つと写真のように白くカビのようなものがでますが、これは根です。カビではありませんので捨てないように。
栽培床からはみ出ないようにスプラウトの種を置きます。種が重なると水分がムラになりますので、種が重ならないように指などで押します。
タオルの上に脱脂綿を置き、その上に栽培床を置きます。
脱脂綿を栽培床と同じくらいの大きさに切ります
プラコップをカッターで栽培床がかぶさる位の大きさの場所で切ります。
スプラウトとは
野菜の種子の発芽して間もないものを、食用とするもの。英語のスプラウト(sprout)では主にブロッコリーやマスタード、クレスなどが指される事が多いが貝割れ大根やもやしもスプラウトである。発芽野菜、新芽野菜とも呼ばれる。
健康食品
サプリメントの中にはブロッコリーから取った「スルフォラファン」を主成分としたものがあります。「スルフォラファン」の前駆物質の配糖体(グルコシノレート)がブロッコリーの新芽「スプラウト」に大量に含まれ、発がん抑制効果が確認されている。
栄養価
エンドウ豆を発芽させたスプラウトは種の状態と比べると、カロテンは52倍、ビタミンEは3.5倍、ビタミンKは20倍、ビタミンB2は2倍、葉酸は6.3倍、となる。そして種のときにはまったく存在しなかったビタミンCが、豆苗には74mgも含まれている。(五訂食品成分表より抜粋)
収穫したら、栽培床のまま水を張ったボウルなどに入れて水洗いと同時に種の殻を洗い流します。はさみ等で根を切って皿に載せればサラダの出来上がりです。新芽なので根も食べられますから、切らずに引き抜いても構いません。お好みでどうぞ。
栽培した種子と時期にもよりますが、概ね4〜10日で食べられるようになります。5cm以上になったら食べどきです。貝割れ大根は夏なら4日ほどで食べられるようになりますが、食べる前に日光に3時間位当てると栄養素も増えて葉が青くなります。種をタオルに撒いただけでは、伸びた新芽が隣同士で絡まるために、コップをかぶせて収穫しやすくしました。
光が入らないようにダンボール箱などでかぶせます。朝晩水の状態を確認して、タオルが乾かないようにして下さい。
水がまんべんなくタオルに沁みこむようにゆっくりと入れます。水がタオルの上からしみ出る位まで入れます。
栽培床がうまく中に入るようにプラコップをかぶせます。
好みの種を栽培床からはみ出ないように並べます。
残ったタオルをトレーの大きさに畳んでトレーにかぶせます。
このうち脱脂綿とコップはどうしても必要という訳ではありません。あった方が後の処理が簡単なために使います。なくてもスプラウトは作れます。種はスプラウト用の種を用意して下さい。
歴史
スプラウトは古くから食用に栽培されていて、古くは5000年前の古代中国でマメ科のスプラウトであるモヤシが栽培されていたといわれている。日本でも平安貴族たちの食膳にかいわれ大根がのぼっていたとも伝えられ、古くから世界各地で食べられていたようです。
タオルを直径5cm位の大きさに切ります。これが栽培床になり、2枚で一食分位です。同じスプラウトばかりを食べても飽きるので、2種類のスプラウトを混ぜて一食分にします。作る数は人によって違いますが、1日に3枚分食べるとすると12〜15枚あれば毎日食べてもなくなることはありません。
用意するもの
スプラウトの栽培は非常に簡単です。
用意するものは水を溜めるためのトレーかバット、厚手のきれいなタオル、脱脂綿、プラコップだけです。園芸店などに行くとスプラウトの栽培セットを売っていますが、手持ちの材料で栽培は可能です。
種の選び方
スプラウトは野菜の新芽なので大抵の野菜はそのまま食べられますが、食べられない物もあるので注意が必要です。例えばジャガイモの新芽は毒がありますし、芥子(ケシ)やにんにくのように芽が出ないように加工してあるものもあります。また、レタスやほうれん草のようにそのままでは発芽しにくい種子もありますので、スプラウトとして使用する種子は「スプラウト用」として販売してあるものを使います。「スプラウト用」でない種子の場合には消毒をしてあるものがあります。以前アメリカ製の貝割れ大根の種子に大腸菌O157が付いていてそれによる食中毒がありました。スプラウトは高温・多湿の状態で栽培されるため、雑菌が多く繁殖します。スプラウトによる食中毒はまれにありますので注意が必要です。食べる時には必ず水でよく洗うようにして下さい。