echos2X

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!!!!!!  危険! 危険! 危険! 危険! 危険!  !!!!!
!!!!!!   良い子の皆さんはまねしないで下さい   !!!!!
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last updated Jan/22/2002

パソコンの動作スピードを決定するのはCPUとクロックです。 このクロックを作り出すのが水晶発振器ですが、最近のパソコンでは14.318MHzの周波数を もとに33MHzや25MHzを作り出すPLL−ICを使っています。
olivetti社のechos2Xも中の基板を見るとPLL−ICを使っていることが判ります。 そしてこのICは端子をHi/Lowに設定することでCPUに供給するクロック周波数を変える ことができます。

echos2Xのケースの底面のパネルを開けると中心付近に見える抵抗のパッドのうち、R178、R180が このクロック設定用のものです。ついてる抵抗はゼロオームなので、リード線などでも代用がききます。
 
設定  R180  R178  CLOCK 
1  SHORT  SHORT  25MHz 
2  SHORT  OPEN  33MHz 
3  OPEN  SHORT  40MHz 
4  OPEN  OPEN  50MHz 
SHORTとはゼロオーム抵抗をつける、またはリード線でショートさせることを意味しています。 また、OPENは抵抗を取り外した状態のことです。

これを利用して私はechos20(486SX-33MHz)から

に変更しました。
ちなみにechos24は、1の設定 + 486DX2-50

echos26は、1の設定 + 486DX4-75

となっているようです。

CPUは208pinのSQFPという0.5mmピッチのパッケージで、交換するにはちょっと 根性が必要です。(^_^;)
DX4−75は放熱板をつけなくても済みますが、DX4−100はかなり熱くなります。 私はアルミ板を加工して放熱板を作り、基板を固定するネジを利用して固定しています。

知り合いに頼まれて75に交換したとき間違えてクロックの設定を3にしてDX4−75を 120MHzで動かそうとしてしまいましたが、さすがにこれは動きませんでした。

AMD80486DX4−100も人に頼まれて交換したけれど別に問題なく動きました。 AMD5X86はまだ試していません。
 

なお、この改造の模様はビデオで撮影し OUG 会員で回覧していました。現在このビデオがどこにあるのかは 不明です。

この改造をすると、当然ながらメーカーの保証は受けられなくなります。 良い子のみなさんは 絶対にまねをしないでください。 


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